建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦            by tomygg 本文へジャンプ
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独学チャレンジノート


C1 実践問題 (過去問編)
建築物の環境衛生  (出題数25問)
問題21 臓器系の機能に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.

(1) 神経感覚内分泌系は,ヒトの全体的機能のコントロールをつかさどる.
(2) 消化器系は,食物の消化吸収及び消化液を出して消化を助ける機能を有する.
(3) 腎泌尿器系は,人体内に生じた老廃物を排泄する.
(4) 筋骨格系は身体の保持のみならず,呼吸などの生命維持にも関与する.
(5) 循環器系が運んできた全身からの酸素を,呼吸器系が体外に排出する.
問題22 人体の放熱機能として,不適当なものの組合せは次のうちどれか.

ア.呼吸数の増加
イ.筋緊張
ウ.ふるえ
工.皮膚血管の拡張
オ.発汗
(1) ア と イ
(2) ア と オ
(3) イ と ウ
(4) ウ と エ
(5) エ と オ
問題23 通常の室内における人体各部位の温度が高い順に並んでいるものとして、最も適当なものは次のうちどれか。
(1) 顔の皮膚温 > 直腸温 > 手足の皮膚温
(2) 顔の皮膚温 > 手足の皮膚温 > 直腸温
(3) 直腸温 > 手足の皮膚温 > 顔の皮膚温
(4) 直腸温 > 顔の皮膚温 > 手足の皮膚温
(5) 手足の皮膚温 > 直腸温 > 顔の皮膚温
問題24 人体からの熱放散に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 熱放散には、皮膚表面からと呼吸に伴う経路がある。
(2) 自然対流は、人体と空気の温度差により起きる。
(3) 蒸発は、水分が皮膚より気化するときに熱を奪う現象である。
(4) 伝導は、身体と直接接触する物体との間の熱移動現象である。
(5) 放射は、風や空気調和機からの吹出し気流により起きる。
問題25 冷房障害対策として、最も適当なものの組合せは次のうちどれか。
 ア 室温と外気温の差を7℃以上にする。
   イ 冷房の吹出口の風をじかに受けないようにする。 
   ウ 座業が長く続く場合は、軽い運動をする。 
     
(1) アとイとウ
(2) アとイのみ
(3) アとウのみ
(4) イとウのみ
(5) イのみ
問題26 アスベストに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 繊維状物質である。
(2) 自然界には存在しない。
(3) 過敏性肺炎の原因となる。
(4) 発癌性はない。
(5) 金属鉱山労働者に特有の職業病の原因となる。
問題27 シックビル症候群の危険因子として,最も不適当なものは次のうちどれか.

(1) 室外空気の供給
(2) アトピー体質
(3) 清掃の回数不足
(4) 揮発性有機化合物(VOCs)
(5) 職場でのストレス
問題28 アスベストに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 肺癌発生に対し、喫煙との相乗作用はない。
(2) 過敏性肺炎の原因となる。
(3) 胸膜の悪性中皮腫の原因となる。
(4) 鉱山労働者に特有の職業病の原因となる。
(5) 人工物である。
問題29 ホルムアルデヒドに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 刺激性に乏しく,一般に毒性は弱い.
(2) 暖房器具から発生する燃焼排気ガス中に存在する.
(3) 35~38%水溶液は,ホルマリンと呼ばれる.
(4) 洗剤や化粧品の原料として使われる.
(5) 肺水腫を起こす.
問題30 労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則(酸欠則)で定義されている「酸素欠乏」の酸素濃度の基準として,正しいものは次のうちどれか.
(1) 9%未満
(2) 12%未満
(3) 15%未満
(4) 18%未満
(5) 21%未満
問題31 二酸化炭素に関する次の記述のづち、最も不適当なもめはどれか。
(1) 大気中の濃度は、一般に0.03~0.04%である。
(2) 室内の濃度が0.5%程度では、6時間曝露で人体影響はない。
(3) 安静時の人の呼気中には、2%程度含まれている。
(4) 室内の濃度が3~4%になると、頭痛や血圧上昇を起こす。
(5) 室内の濃度が6%程度になると、呼吸困難を起こす。
問題32 一酸化炭素に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 血液中の酸素の運搬を阻害する.
(2) ヘモグロビン親和性は,酸素の約50倍である.
(3) ガス器具などの不完全燃焼により発生する.
(4) 血中の一酸化炭素ヘモグロビン濃度が20~30%になると軽度の頭痛を示す.
(5) 自動車の排ガス規制により大気中の濃度は減少している.
問題33 音に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 人の聴覚は1kHz付近の音に対して最も敏感である.
(2) 音の感覚の三要素とは,音の大きさ,音の高さ,音色である.
(3) 4kHz付近での騒音による聴力の低下をC5ディップという。
(4) 超音波は約20kHz以上の周波数の音をいう.
(5) 聴覚系の周波数特性に基づき補正した尺度をA特性音圧レベルという.
問題34 音に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。
(1) 聞きたい音声のレベルと騒音のレベルの差が15~20dB以上あれば音声は聞きとりやすい.
(2) 加齢に伴い高い周波数よりも低い周波数領域で,聴力低下が起こりやすい.
(3) 音圧レベルが140dBを超えると耳の痛みを感じる.
(4) 一つの音により他の音が遮へいされて聞こえなくなる現象を,音のマスキング効果という.

(5) 大きく,高い音に一時的に曝露されて生じる一時的聴力低下を一過性聴力閾値上昇という.
問題35 光環境と視覚に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 輝度は、快適性を表す指標である。
(2) 照度が低下すると、瞳孔の大きさが縮小する。
(3) 網膜にある杆体細胞は、明るいときに働きやすい。
(4) 網膜にある錐体細胞には、赤・青・緑の光に反応する3種類の細胞がある。
(5) 光源の色温度が高いということは、赤みを帯びた光を意味する。
問題36 色彩に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 暖色系は,手前に進出して見える進出色である.
(2) ジャッドの色彩調節の原理は,色彩を使って環境を調節する指針である.
(3) 配色には,危険・注意等の警告のために実施される識別配色がある.
(4) 暗い色は明るい色に比べて,より重厚な感覚を与える.
(5) 色彩の性質を決める要素は,色相,明度,彩度,輝度である.
問題37 紫外線の生体影響として,最も不適当なものは次のうちどれか.

(1) 皮膚の悪性黒色腫の発生
(2) 白血病の発生
(3) 電気性眼炎の発生
(4) クル病の予防作用
(5) 皮膚の紅斑の出現
問題38 赤外線の生体影響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 白血病を生ずる。
(2) 白内障を生ずる。
(3) 代謝を高める。
(4) 熱中症を生ずる。
(5) 皮膚血管を拡張させる。
問題39 電磁波に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか。
(1) 可視光線の波長は,赤外線のそれよりも長い.
(2) 電離放射線の単位は,T(テスラ)を用いる.
(3) マイクロ波で消化器障害を起こす.
(4) 赤外線は,紫外線より皮膚透過性が大きい.
(5) レーザとは,複数の波長を組み合わせた電磁波のことである.
問題40 電離放射線の生体影響として,最も不適当なものは次のうちどれか.
(1) 関節リウマチ
(2) 脱毛
(3) 不妊
(4) 白血病
(5) 皮膚潰瘍
問題41 人と水に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 体重50㎏の成人の体内の水分量は,通常30kg前後である.
(2) 人が生理的に1日に必要とする水分量は,成人で約1.5Lである.
(3) 通常の食事及び水分摂取の状態で,成人が1日に排泄する尿の量は1~2Lである.
(4) 体内で生成された老廃物の排泄のため,成人では1日に最低0.4~0.5Lの尿が必要である.
(5) 体内における食物の代謝過程で生成される代謝水は,通常成人で1日に約1Lである.
問題42 水系感染症の病原体として,最も不適当なものは次のうちどれか.
(1) 腸チフス菌
(2) コレラ菌
(3) 赤痢アメーバ
(4) ポリオウイルス
(5) 麻しんウイルス
問題43 次の感染症のうち,ウイルスによって引き起こされる疾患の組合せとして,正しいものはどれか.


麻しん

インフルエンザ

カンジダ症

レジオネラ症
結核
(1) ア と イ 
(2) ア と オ 
(3) イ と ウ 
(4) ウ と エ 
(5) エ と オ
問題44 薬液消毒剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 
(1) クレゾールは、ほとんど全ての物件の消毒に利用できるが、食器の消毒には適さない。 
(2) ホルマリンは、皮膚や粘膜に対して刺激作用を示す。 
(3) 次亜塩素酸ナトリウムは、消毒の対象となる物に有機物が多く含まれるほど、効力が増す。 
(4) 逆性石鹸は、手指や金属器具などの消毒に用いられる。 
(5) 消毒用エタノールは、芽胞及び一部のウイルスには無効である。 
問題45 55%溶液として市販されている次亜塩素酸ナトリウム100mLを水50Lに加えた場合、この溶液の次亜塩素酸ナトリウム濃度に最も近いものは次のうちどれか。
(1) 10mg/L
(2) 50mg/L
(3) 100 mg/L
(4) 500 mg/L
(5) 1,000 mg/L
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