平成30年度 過去問セレクト模試
空気環境の調整
次の用語とその単位との組合せのうち、誤っているものはどれか。
(1) 色温度 ------ K
(2) 音の強さ ---- W
(3) 光束 ------- lm
(4) 輝度 ------- cd/m2
(5) 音圧 ------- Pa
|
壁体における熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 中空層の熱低抗は、中空層の密閉度に関係する。
(2) 熱伝達は熱放射と対流によって行われ、その熱流量はそれぞれの熱流量の和となる。
(3) 壁表面から射出される単位面積当たりの放射熱流量は、壁表面の絶対温度に比例する。
(4) 壁体内の単位面積当たりの熱流量は、壁体内の温度勾配と壁材料の熱伝導率の積に比例
する。
(5) 熱貫流率は、外部の風速が大きいほど大きくなる。
|
下の図は、木材の壁の室外側を断熱した外壁の断面図上に冬期暖房時の壁内定常温度分布を示したものである。この図に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 温度分布はAとなり、壁内結露の防止のためにアに防湿層を設けることが有効である。
(2) 温度分布はBとなり、壁内結露の防止のためにイに防湿層を設けることが有効である。
(3) 温度分布はCとなり、壁内結露の防止のためにウに防湿層を設けることが有効である。
(4) 温度分布はAとなり、壁内結露の防止のためにイに防湿層を設けることは有効である。
(5) 温度分布はBとなり、壁内結露の防止のためにウに防湿層を設けることが有効である。
|
熱放射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)温度が0℃の固体表面からも、熱放射を放出している。
(2)物体表面の太陽放射の吸収率(日射吸収率)は、必ずしも長波長放射率と等しくない。
(3)物体表面から放射される単位面積当たりの放射熱流は、絶対温度の2乗に比例する。
(4)太陽放射は、可視光である0.38μm~0.78μm付近の電磁波の比率が大きい。
(5)常温物体から放射される電磁波は、波長が10μm付近の赤外線が主体であり、長波長放射と呼ばれる。
|
ダクト内気流速度が5.0m/sであったとすると、この気流の動圧の値として最も適当なものは次のうちどれか。
(1) 3.0Pa
(2) 6.0pa
(3) 13Pa
(4) 15Pa
(5) 30Pa
|
壁件内部結露に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
暖房時の壁体内部結露を防止するには、水蒸気圧が高い側に[ ア ]が[ イ ]材料からなる[ ウ ]を
設けることが有効である。
ア イ ウ
(1) 熱伝導率 ----- 高い --- 断熱材
(2) 熱伝導率 ----- 低い --- 防湿層
(3) 熱伝導率 ----- 低い --- 断熱材
(4) 湿気伝導率 --- 高い --- 防湿層
(5) 湿気伝導率 --- 低い --- 防湿層
|
エアロゾル粒子の一般的な粒径が、大きい順に並んでいるものは次のうちどれか。
(1)花粉 ---------- バクテリア ------ ウイルス
(2)ウイルス ------ バクテリア ------- 花粉
(3)ウイルス ------ 花粉 ------------ たばこ煙
(4)たばこ煙 ------ ウイルス -------- バクテリア
(5)バクテリア ----- 花粉 ----------- たばこ煙
|
常温空気が速度5.0m/sで流れているダクト中で、周辺大気圧を基準とした全圧が40Paであったとすると、同じ点の静圧として最も適当なものは次のうちどれか。
(1) 10Pa
(2) 15Pa
(3) 25Pa
(4) 30Pa
(5) 55Pa
|
浮遊粒子の動力学的性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 抵抗係数は、ストークス域ではレイノルズ数に反比例する。
(2) 電界中の電荷を持つ球形粒子の移動速度は、粒径に比例する。
(3) 球形粒子の重力による終末沈降速度は、粒径の2乗に比例する。
(4) 球形粒子の拡散係数は、粒径に反比例する。
(5) 球形粒子が気体から受ける抵抗力は、粒子の流体に対する相対速度の2乗に比例する。
|
乾球温度20℃、相対湿度20%の空気に、30℃の水を噴霧した場合、室内の温湿度の変化として、最も適当なものは次のうちどれか。
ただし、噴霧した水は完全に蒸発したとする。
(1)乾球温度、相対湿度ともに上昇する。
(2)乾球温度は変わらず、相対湿度は上昇する。
(3)乾球温度は下がり、相対湿度は上昇する。
(4)乾球温度は上がり、相対湿度は変わらない。
(5)乾球温度は下がり、相対湿度は変わらない。
|
空気汚染物質とその発生源との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)一酸化炭素 -------- 自動車排気
(2) パラジクロロベンゼン ---- 防虫剤
(3)窒素酸化物 -------- ガスストーブ
(4)フューム --------- 断熱材
(5)タール ---------- たばこ煙
|
室面積200m2、天井高2.5mの居室に、換気回数n=1.0回/hの換気がされている。初期濃度Cs=3,000ppmの時、1時間後の濃度として、最も近い濃度は次のうちどれか。なお、室内は、完全混合(瞬時一様拡散)とし、室内濃度は、以下の式で表される。ただし、在室者10人、外気濃度C0=500ppm、一人当たりの汚染物質発生量は0.02m2/h、その他の室内汚染物質発生量0.05m2/hとする。またe=2.7とする。
ただし C : 室内濃度 (ppm)
Q : 換気量 (m3/h)
M : 汚染物質発生量 (m3/h)
t : 時間
(1)500ppm
(2)900ppm
(3)1,400ppm
(4)1,700ppm
(5)2,200ppm
|
揮発性有機化合物とその用途との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)パラジクロロベンゼン ---- 防虫剤
(2)ダイアジノン -------- 防蟻剤
(3)ベンゼン --------- 溶剤、抽出剤
(4)トルエン --------- 溶剤、希釈剤
(5)スチレン --------- 殺虫剤
|
室内空気汚染物質とその発生源の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1) ラドンガス ----- 土壌
(2) 硫黄酸化物 ---- ガスストーブ
(3) 浮遊粉じん ---- たばこ
(4) オゾン ------- コピー機
(5) 微生物 ----- 超音波加湿器
|
室内空気汚染物質とその発生源との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)臭気 ------- 喫煙
(2)キシレン ------ 塗料の溶剤
(3)クリソタイル ----- 断熱材の除去工事
(4)ラドン ------- 土壌、岩石
(5)アスペルギルス ---- 防虫剤
|
湿り空気線図(h-x線図)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 乾球温度と相対湿度がわかれば、絶対湿度が求められる。
(2) 乾球温度と絶対湿度がわかれば、比エンタルピーが求められる。
(3) 湿球温度と風速がわかれば、乾球温度が求められる。
(4) 湿球温度と絶対湿度がわかれば、比容積が求められる。
(5) 相対湿度と絶対湿度がわかれば、比エンタルピーが求められる。
|
空気熱負荷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)百貨店やスーパーマーケットの売場は、特に照明負荷が大きい。
(2)劇場客席は、特に取入外気量が多く、床面積当たりの空調熱負荷も大きい。
(3)病院病室は、床面積当たりの在室者数が少なく、空調熱負荷が小さい。
(4)最大暖房負荷の算定には、通過日射を含む。
(5)人体からの発熱量や器具からの発熱量は、暖房負荷計算では、安全側として算定しないことがある。
|
建築物の空気調和設計における熱負荷の大小関係として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1)室内負荷 > 空調機負荷 > 熱源負荷
(2)熱源負荷 > 室内負荷 > 空調機負荷
(3)熱源負荷 > 空調機負荷 > 室内負荷
(4)空調機負荷 > 熱源負荷 > 室内負荷
(5)空調機負荷 > 室内負荷 > 熱源負荷
|
湿り空気の混合に関する次の文章の[ ]内に入る数値の組合わせとして、最も適当な
ものはどれか。
湿り空気線図上で、乾球温度22℃・絶対湿度0.013kg/kg(DA)の状態点をA点とし、
また、乾球温度34℃・絶対湿度0.025kg/kg(DA)の状態点をB点とする。その場合、A点
の空気100kg/hとB点の空気200kg/hを混合した空気は、乾球温度[ ア ]℃・絶対湿
度[ イ ]kg/kg(DA)である。
ア イ
(1) 26 ----- 0.017
(2) 26 ----- 0.018
(3) 28 ----- 0.019
(4) 30 ----- 0.019
(5) 30 ----- 0.021
|
個別方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)分散設置の水熱源ヒートポンプ方式では、一般に冷房運転と暖房運転を混在させることはできない。
(2)圧縮機の駆動力として電力を用いるものと、ガスエンジンによるものがある。
(3)通常は外気処理能力を持たないため、外調機などの外気処理装置と併用するなどの対策が必要である。
(4)分散設置空気熱源方式のマルチ型では、1台の室外機に複数台の室内機が接続された。
(5)分散設置空気熱源ヒートポンプ方式では、インバータ制御によって容量制御する機種が増えてきたため、
部分負荷効率が改善された。
|
冷凍機の冷凍サイクルとその構成機器との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 再生器
(2)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 蒸発器
(3)吸収冷凍サイクル -------- 凝縮器
(4)吸収冷凍サイクル -------- 吸収器
(5)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 膨張弁
|
吸収冷凍機に関する次の記述のう'ち、最も不適当なものはどれか。
(1) 蒸発器では、冷水が取り出される。
(2) 吸収器では、冷媒が吸収液に吸収される。
(3) 再生器では、冷媒と吸収液が分離される。
(4) 冷媒には、水が使用される。
(5) 凝縮器では、冷媒が気化する。
|
ヒートポンプ方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 1台で温熱源と冷熱源を兼ねることができる。
(2) 冷水と温水を同時に取り出せる機種がある。
(3) 空気熱源方式は、水熱源方式こ比べて、一般に成績係数が高い。
(4) 電動冷凍機+ボイラ方式に比べて、夏冬の電力消費の差を小さくできる。
(5) 水熱源方式に比べて、空気熱源方式の方が多く使われている。
|
空気調和設備に用いられる熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)温水製造には温水ボイラだけでなく、蒸気利用の多管式熱交換器も利用される。
(2)回転型全熱交換器は空調排気の熱回収を主目的とする空気ー空気熱交換機器である。
(3)顕熱交換器は潜熱を伴わない。
(4)プレートフィン式冷温水コイルは、空気調和機内に設置される冷温水製造装置である。
(5)プレート式水ー水熱交換機は伝熱板の増減により伝熱面積を設置後に変更できることが特徴である。
|
地域冷暖房システムに関する次の記述の、最も不適当なものはどれか。
(1)個別熱源システムに比べて、一般に環境負荷は増加する。
(2)一定規模以上の熱媒体を供給する能力をもつ熱源プラントは、熱供給事業法の適用を受け、安定した熱供給が
義務付けられている。
(3)各建築物の煙突や冷却塔が不要となり、都市景観の向上に役立つ。
(4)熱源装置の大型化、集約化により効率的な運用が可能となる。
(5)個別の建築物の有効用途面積が拡大し収益性が増大する。
|
空気調和設備の熱交換系統に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 冷却コイルには、フィン付き管型熱交換器が多く使用される。
(2) 全熱交換器は、ちゅう房や温水プールの換気に多く使用される。
(3) 回転型全熱交換器は、円筒形のエレメントの回転によって熱交換を行う。
(4) 静止型全熱交換器は、給排気を隔てる仕切り板が伝熱性と透湿性を有する材料で構成されている。
(5) 加熱コイルでは、熱膨張に対して工夫が凝らされている場合が多い。
|
空気調和機の熱交換器・送風機・ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)多管式熱交換器は、空気調和機に使用する温度帯の水ー水熱交換器として、プレート式熱交換器に比べて優れている。
(2)プレート式熱交換器の電熱板には、一般にステンレス鋼板が使用される。
(3)吐出圧力20kPaの送風機は、ブロワに分類される。
(4)キャビテーションにより、騒音・振動が発生し、吐出量が低下する場合もある。
(5)ポンプの実揚程は、全揚程から損失水頭を引いたものである。
|
ダクト系に関連する用語として、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)フレキシブル継手
(2)たわみ継手
(3)キャビテーション
(4)多翼型ダンパ
(5)混合ユニット
|
送風機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)斜流式送風機は、空気が軸方向から入り、軸に対して傾斜して通り抜ける構造である。
(2)遠心式送風機は、空気が羽根車の中を軸方向から入り、径方向に通り抜ける構造である。
(3)送風機の特性曲線は、グラフの横軸に風量をとり、縦軸に各風量における圧力・効率・軸動力等をとって表したものである。
(4)横流式送風機は、空気が羽根車の外周の一部から入り、反射側の外周の一部へ通り抜ける構造である。
(5)空気調和用の送風機には、ブロワが多用される。
|
吹出口と吸込口に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 面状吹出口は、天井板に細孔をあけた有孔天井を用い、天井全面から微風速で吹き出す
方式が一般的である。
(2) 軸流吹出口は、誘引比及び拡散角度が小さく、到達距離が長いのが特徴である。
(3) 線状吹出口は、誘引比が大きく、均一な温度分布を得やすい。
(4) ふく流吹出口は、誘引比が小さく、温度分布が不均一になりやすい。
(5) 吸込口の吸込気流には、吹出気流のような指向性がない。
|
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)局所平均空気齢とは、新鮮空気の給気口から任意の点に移動するのにかかる平均時間をいう。
(2)温度差による換気力は、室内外の空気の密度差に比例する。
(3)第3種機械換気は、給気口及び排風機により構成される。
(4)ハイブリット換気は、機械給気と機械排気との併用による換気方式である。
(5)置換換気は、室温よりやや低い温度の空気を床面付近に供給し、天井面付近から排気する換気方式である。
|
空気調和設備に用いられる空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)折込み形エアフィルタは、ろ材通過風速を上げることにより、圧力損失を減らしている。
(2)静電式は、圧力損失が少なく、微細な粉じんまで効率よく捕集できる。
(3)空気浄化装置が除去対象とする汚染物質は、一般に粉じんとガスである。
(4)ろ過式フィルタは、適切な時期に交換を行わないと、捕集した粉じんの再飛散を起こす。
(5)活性炭フィルタは、主にガス状汚染物質の吸着除去を目的とする。
|
ホルムアルデヒド測定法などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 簡易測定法には、光電光度法、燃料電池法等がある。
(2) パッシブ法は、ポンプによるサンプリングを行う。
(3) TFBAカートリッジ捕集-GC/MS法では、カートリッジの保管において冷蔵する必要はな。
(4) 厚生労働大臣が告示で指定する測定器には、電動ポンプ式検知管法が含まれている。
(5) ほう酸溶液捕集-AHMT吸光光度法の測定には、インピンジャーを用いる。
|
次の汚染物質とその濃度又は強さを表す単位の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
(1)浮遊粉じん ------ cpm
(2)放射能 ---------- Bq
(3)アスベスト ------- CFU/m3
(4)二酸化窒素 ------ ppb
(5)オゾン ---------- μg/m3
|
浮遊粉じんの測定に関する次の文章の [ ] 内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
建築物衛生法の測定対象となる浮遊粉じん濃度は、粉じんの化学的組成を考慮することなく [ ア ] が [ イ ] 以下の粒子を
対象として [ ウ ] で規定されている。
ア イ ウ
(1)幾何相当径 --------- 1μm --------- 個数濃度
(2)幾何相当径 --------- 10μm -------- 質量濃度
(3)相対沈降径 --------- 1μm --------- 個数濃度
(4)相対沈降径 --------- 10μm -------- 個数濃度
(5)相対沈降径 --------- 10μm -------- 質量濃度
|
室内空気環境の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 一酸化炭素の測定法には、検知管法がある。
(2) 二酸化炭素の測定法には、非分散型赤外線吸収法がある。
(3) 窒素酸化物の測定法には、エライザ(ELISA)法がある。
(4) オゾンの測定法には、紫外線吸収法がある。
(5) 微生物の測定法には、培地法がある。
|
空気調和設備の節電対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)夏期に、冷凍機の冷水出口温度を上昇させる。
(2)夏期に、冷凍機の冷却水入口温度を低下させる。
(3)夏期に、室内の冷房設定温度を上昇させる。
(4)冬期に、ボイラの温水出口温度を低下させる。
(5)冬期に、冷凍機の冷却水入口温度を上昇させる。
|
光散乱式の粉じん計を用いて室内の浮遊粉じんの相対濃度を測定したところ、3分間当た
り90カウントであった。この粉じん計のバックグランド値は1g分間当たり80カウントで、
標準粒子に対する感度が1分間当たり1カウント0.001mg/m3、室内の浮遊粉じんに対す
る較正係数が1.3であるとすると、室内の浮遊粉じんの量として、最も近い数値は次のうち
どれか。
(1) 0.01mg/m3
(2) 0.03mg/m3
(3) 0.04mg/m3
(4) 0.05mg/m3
(5) 0.22mg/m3
|
冷却塔と冷却水の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)冷却塔の強制ブローは、冷却水の濃縮防止に有効である。
(2)冷却塔の使用開始後は、3ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検する。
(3)冷却塔を含む冷却水の水管は、1年以内ごとに1回清掃する。
(4)冷却水系のスライム除去は、レジオネラ属菌の増殖防止に有効である。
(5)冷却塔に供給する水は、水道法に規定する水質基準に適合させる。
|
点光源直下2.0mの水平面照度が250 lxである場合、直下2.5mの水平面照度として、最も近いものは次のうちどれか。
(1) 80 lx
(2) 125 1x
(3) 160 1x
(4) 200 1x
(5) 310 1x
|
空調機械室からの騒音に関する次のアからウの記述のうち、伝搬音の種類の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア 空気調和機から発生した音が隔壁・隙間等を透過してくる音
イ ダクト・管路系の振動に起因する音
ウ ダクト内を伝搬して給排気口から放射する音
ア イ ウ
(1)固体伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 固体伝搬音
(2)固体伝搬音 ------ 固体伝搬音 ------ 空気伝搬音
(3)固体伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 空気伝搬音
(4)空気伝搬音 ------ 固体伝搬音 ------ 空気伝搬音
(5)空気伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 固体伝搬音
|
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 空気中の音速は、気温の上昇と'ともに減少する。
(2) 線音源からの音圧レベルは、音源からの距離が2倍になると約3dB減衰する。
(3) コインシデンス効果が生じると、壁体の透過損失が滅少する。
(4) 暗騒音とは、ある騒音環境下で対象とする特定の音以外の音の総称である。
(5) 音の強さとは、音の進行方向に対して垂直な単位断面を単位時問に通過する音のエネルギーである。
|
測光量に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
光度は、単位立体角当たりから放出される[ ア ]である。光度の単位は、通常、
[ イ ]と表される。さらに、光度を観測方向から見た見かけの面積で割った値が
[ ウ ]である。
ア イ ウ
(1) 光束 --- cd --- 光束発散度
(2) 光束 --- cd --- 輝度
(3) 照度 --- lm --- 光束発散度
(4) 照度 --- lm --- 輝度
(5) 照度 --- cd --- 輝度
|
点光源直下3.0mの水平面照度が500lxである場合、直下1.0mの水平面照度として、最も近いものは次のうちどれか。
(1)1,500 lx
(2)2,000 lx
(3)3,000 lx
(4)4,500 lx
(5)6,000 lx
|
建築物設備の自動制御に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 二位置動作は,操作量を動作信号の現在値に比例させる制御である.
(2) 自動制御システムは,検出部・調節部・操作部で構成される.
(3) 電力のデマンド制御は,需要者側でピークf負荷を抑制し.契約値を管理する制御である.
(4) 計装は,自動制御システム及びシステムを構成する機器のことである.
(5) 空気調和自動制御機器には,電気式・空気式・電子式・DDC方式がある.
|
「建築物の構造概論」
|