平成30年度 過去セレクト模試
構造概論
我が国において、建築物の晴天日における鉛直面及び水平面の日射受熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 夏至の日において、1日に受ける日射受熱量が最も多いのは水平面である。
(2) 冬至の日において、1日に受ける日射受熱量が最も多いのは水平面である。
(3) 春分の日において、1日に受ける日射受熱量が最も多いのは水平面である。
(4) 南向き鉛直面が1日に受ける日射受熱量は、夏至の日よりも冬至の日の方が多い。
(5) 夏至の日には、北向き鉛直面でも直達日射による受熱がある。
|
建築物の設計及び建築士法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 仕様書は、設計図書に含まれる。
(2) 実施設計図面は、建築物の施工上必要であると同時に、建築主との請負契約や見積りに
も必要なものである。
(3) 二級建築士は、建築士法に基づき国土交通大臣の許可を受けて得られる資格である。
(4) 設計者の選定には、特命方式、コンペティション方式、プロポーザル方式等がある。
(5) 建築設備士は、建築士法に基づき建築設備の設計又は工事監理について、建築士に助言
できる。
|
鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 鉄骨構造の耐火被覆として、吹き付けアスベストの使用は、現在、禁止されている。
(2) デッキプレートは、波付けされた広幅の帯鋼である。
(3) 鉄骨構造の梁に使用されるH形鋼のウェブは、主にせん断力に対して抵抗する。
(4) 高カボルト接合は、接合材問に生じる曲げモーメントによって力を伝達する。
(5) 鉄骨構造は、部材の接合によりラーメン構造、トラス構造等に大別できる。
|
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)柱の主筋は4本以上とし、主筋に直角となるように帯筋が配筋される。
(2)直接土に接しない柱、梁において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、3cm以上としなければならない。
(3)構造耐力上主要な部分である梁は、圧縮側、引張側の両方に主筋を配した複筋梁とする。
(4)鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
(5)鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、コンクリート表面から鉄筋の中心までの距離をいう。
|
構造力学の荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)積載荷重には、人間・家具・物品の重量が含まれる。
(2)せん断力は、部材内の任意の面に作用して、面をずれさせるように作用する力である。
(3)地震力を計算するためにの積載荷重は、大梁の構造計算用積載荷重より大きく設定されている。
(4)3ピン支持形式は、2つのピン(回転端)で支持され、その中間にもう一つのピン節点をもつ。
(5)風圧力は、構造計算では通常、静的荷重として扱い、速度圧に風力係数を乗じて計算する。
|
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、、最も不適当なものはどれか。
(1) コンクリートは、庄縮強度が大きく、耐火性・耐久性に富んでいる。
(2) 鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
(3) 鉄筋コンクリート構造の梁に入れるせん断補強筋を帯筋という。
(4) 鉄筋コンクリート構造の強度ほ、材料の管理や養生などに影響されやすい。
(5) 鉄筋コンクリート構造の鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、鉄筋の防食・防錆等の耐久性上、重要である。
|
建築材料の熱伝導率が、大きい順に並んでいるものは次のうちどれか。
熱伝導率が大きい 熱伝導率が小さい
(1)コンクリート > 硬質ウレタンフォーム > 板ガラス > 木材
(2)コンクリート > 板ガラス > 硬質ウレタンフォーム > 木材
(3)コンクリート > 板ガラス > 木材 > 硬質ウレタンフォーム
(4)板ガラス > コンクリート > 木材 > 硬質ウレタンフォーム
(5)板ガラス > コンクリート > 硬質ウレタンフォーム > 木材
|
建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)建築物は、建築主によって企画される。
(2)請負契約の方法には、一般競争入札、指名競争入札、随意契約がある。
(3)土工地業工事には、土工事、山止め工事、地業及び基礎工事がある。
(4)建設業法では、発注者の書面による承諾のない限り、一括下請負は禁止されている。
(5)工事監理は、施工者が建築主の委託を受けて代行することが多い。 |
ガス設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 都市ガス(13A)が漏洩すると、天井付近に滞留しやすい。
(2) マイコンメータには、地震などに対する保安機能が備わっている。
(3) ガスが原因の中毒事故は、大半が不完全燃焼によるものである。
(4) 発熱量[MJ/m3(N)]は、LPガスに比べて都市ガス(13A)の方が高い。
(5) 都市ガス(13A)の供給方式のうち、1.0MPa以上の圧力で供給されるものを高圧供
給方式という。
|
建築物の運用及び建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)インバータ制御 -------- 防災対策
(2)LAN ------------ 情報・通信設備
(3)風力発電 ---------- 分散電源システム
(4)調光制御 ---------- 照明設備
(5)デューディリジェンス ----- 不動産評価
|
輸送設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)エレベータに使用される巻上電動機には、交流式と直流式がある。
(2)建築基準法の規定により、高さ31mを超える建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
(3)エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定する。
(4)建築基準法の規定により、エレベータの安全装置として、制動装置を設けなければならない。
(5)油圧式エレベータは、走行機の速度制御が広範囲にわたって可能である。
|
地震に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)液状化現象は、埋立地や砂質地盤などで起こりやすい。
(2)気象庁震度階級は、10階級に分類される。
(3)マグニチュードの値が1大きくなると、エネルギーは約10倍になる。
(4)地下は地上に比べ地震動の増幅が小さいため、構造的には安全性が高い。
(5)ガス用マイコンメータには、地震などに対する保安機能が備わっている。
|
消防法に定める「消防の用に供する設備」に該当しないものは、次のうちどれか。
(1) 屋内消火栓設備
(2) 排煙設備
(3) 誘導灯
(4) 消火器
(5) すべり台
|
建築基準法第1条に規定されている次の条文の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
この法律は、建築物の[ ア ]、構造、設備及び用途に関する[ イ ]基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。
ア イ
(1) 敷地 ------- 望ましい
(2) 敷地 ------- 最低の
(3) 環境 ------- 望ましい
(4) 環境 ------- 最低の
(5) 意匠 ------- 望ましい
|
建築基準法に基づく特殊建築物の定期調査・報告に関する次の組合せのうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 調査内容建築物の敷地,構造及び建築設備に関する状況
(2) 調査資格者一級建築士,二級建築士,特殊建築物等調査資格者
(3) 報告先国土交通省
(4) 報告者建築物の所有者又は管理者
(5) 報告間隔おおむね6ヵ月から3年までの間隔
|
問題106~140
|