平成28年度 第1回 過去問セレクト模試
建築物環境衛生管理技術者試験
建築物における衛生的環境の確保に関する法律又は医療法における清掃に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 病院清掃を外部に委託する場合には,医療法に規定された基準を満たしている業者に委託する.
(2) 外壁の清掃は建築物環境衛生管理基準に含まれる.
(3) 建築物環境衛生維持管理要領において,清掃用機械及び器具類並びに清掃用資材の保管庫は,6ヵ月以内ごとに
1回定期に点検する.
(4) 建築物清掃業の登録基準として,監督者や従事者などの人的基準が定められてしいる.
(5) 建築物環境衛生維持管理要領により,所有者等は廃棄物の分別ができる環境を整備し利用者へ分別を促す. |
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(2)
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建築物清掃の作業計画を作成することによる利点に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 計画的に作業を実施することにより、限られた時間内に一定の成果が得られる。
(2) 作業内容が明確化されているため、統一的な指導ができる。
(3) 計画的な作業管理により、記録の保存によって責任の所在が明確になる。
(4) 記憶や経験を基にした個人的な管理ではないので、作業指示が円滑になる。
(5) 日常清掃で除去する汚れと、定期的に除去する汚れを区別することなく、作業を計画・実行できる。 |
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(5)
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ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)おがくずの粒は保水力が高く、表面積が大きいので、ほこりを付着させる効果が大きい。
(2)ほこりは経時変化をしないので、長時間放置しても除去できる。
(3)不乾性の鉱油で粘度の高いものを布に含ませて、ほこりを除去する方法をダストコントロール法という。
(4)バキュームクリーニングでは、カーペットの織り目に入り込んだほこりや土砂は除去できない。
(5)ダストクロス法は、油分による床面への弊害が多い。 |
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(1)
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建築物清掃業の登録基準に係る清掃作業及び清掃用機械器具の維持管理の方法等に係る基
準(平成14年厚生労働省告示第117号)に関する次の文章の[ ]内に入る語句として、正しいものはどれか。
作業計画及び作業手順書の内容並びにこれらに基づく清掃作業の実施状況について、
[ ] 以内ごとに1回、定期に点検し、必要に応じ、適切な措置を講ずること。
(1) 2年
(2) 1年
(3) 6月
(4) 4月
(5) 3月 |
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(5)
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ほこりの予防とその清掃に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
(1) ある程度の長さ(6~8歩分)の防じん用マット類を出入口に敷く方法は、簡易な割に効果が高い。
(2) 建築物内におけるほこりは、外部から侵入した土ぼこりの割合が多い。
(3) 土ぼこりの除じん作業は、適切な作業回数の設定が重要である。
(4) ほこりの予防には、大別するとほこりの侵入防止及び発生防止の二つの対策がある。
(5) 現代の建築物では、窓や隙間が、ほこりの侵入路として重要視されている。 |
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(5)
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床洗浄作業における環境対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 酸性又はアルカ性の洗剤は、中和してから排出する。
(2) 作業周期の短縮を考慮した方法を取り入れる。
(3) 洗剤を選定するときは、廃液の分解性を考慮する。
(4) 洗剤を使用するときの適正な使用量を徹底する。
(5) パッドやブラシは、汚れの状況により研磨剤の種類や量を考慮して選定する。 |
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(2)
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床磨き機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)ブラシは、シダの茎又はナイロンを植え付けられたものが普通であるが、ワイヤブラシを用いる場合もある。
(2)タンク式スクラバマシンは、カーペットのシャンプークリーニングを行うことができる。
(3)高速床磨き機は、主にドライメンテナンス作業に使われる。
(4)樹脂皮膜の剥離は、床材を傷めないようにするため、床用パットの青又は赤が使われる。
(5)自動床洗浄機には、カーペット床の洗浄用のものもある。 |
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(4)
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床磨き機に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 広く用いられているのは、3プラシ式である。
(2) ブラシは、シダの茎又はナイロン繊維を植え付けたものが普通であるが、ワイヤブラシを用いる場合もある。
(3) 凹凸のある床面には、研磨粒子を付着させたパッドを使用する。
(4) 床磨き機のプラシは、直径60cm以上のものが多く使われている。
(5) 電動機は、直流電源を使用するものが大部分である。 |
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(2)
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床磨き機に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 自動床洗浄機は、洗剤液を入れるタンクと回収液を入れるタンクを備えている.
(2) 超高速床磨き機は、通常、カーペト用シャンプークリーニングを行うことができる.
(3) ブラシは、シダの茎又はナイロンを植え付けられたものが普通であるが、ワイヤブラシを用いる場合もある.
(4) 1ブラシ式の床磨き機で使用する床用ブラシの回転数は、一般に毎分150~300回転である.
(5) 床磨き機で使用する床用パッドは、一般に化繊製フェルト状の不織布に研磨粒子が組み込まれて作られている. |
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(2)
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剥離剤の性質に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 低級アミンを主剤とし、界面活性剤が添加されている。
(2) 塩化ビニル系床材に変色などの影響を及ぼす。
(3) フロアシーラを容易に剥離できる。
(4) 酸性で、樹脂床維持剤の皮膜を溶解する。
(5) 剥離剤を使用後、すすぎ拭きは1回とし、樹脂床維持剤を再塗布する。 |
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(1)
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床維持剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 油性フロアポリッシュは、ろう状物質、合成樹脂等の不揮発性成分を揮発性溶剤に溶解
又は分散させたものをいう。
(2) フロアオイルは、主に表面加工された木質床材の保護のために用いられる。
(3) フロアシーラは、目止め剤として使用される。
(4) 乳化性フロアポリッシュは、揮発性溶剤の含有量が不揮発性成分より多い。
(5) 水性フロアポリッシュは、物理的・化学的方法により除去できる。 |
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(2)
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ドライメンテナンス法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)ウェットメンテナンス法に比べ、部分補修がしにくい。
(2)スプレークリーニング法の仕上げには、フロアポリッシュを塗布する。
(3)スプレーバフ法は、フロアポリッシュの皮膜の奥まで入り込んだ汚れを取り除く作業である。
(4)ドライバフ法は、研磨剤を含んだフロアパッドで磨き、光沢度を回復させる作業である。
(5)ドライバフ法で用いる床磨き機は、回転数が高いとフロアポリッシュの皮膜を傷めるので、低速で使用する。 |
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(2)
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弾性床材に関する次の記述のうち、最も最適なものはどれか。
(1) ゴムタイルは、摩耗しやすい。
(2) 塩化ビニルタイルは、アルカリ性洗剤に弱い。
(3) ゴムタイルは、耐溶剤性及び耐アルカリ性に優れている。
(4) 塩化ビニルタイルピュア系は、床維持剤の密着性に優れる。
(5) リノリウムは、アルカリ性洗剤に弱い。 |
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(5)
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ドライメンテナンス法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) スプレークリーニング後は、フロアシーラを1~2層塗布する。
(2) ドライバフ法は、つや出し作用をもつスプレー液をかけながらパッドで磨き光沢を回復させる。
(3) スプレーバフ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレー液をかけて、専用パッドで磨く作業である。
(4) スプレークリーニング法は、細かい傷と軽度の汚れを除去する作業である。
(5) ドライバフ法は、床磨き機の回転数が高いとフロアポリッシュ皮膜を傷めるので、低速の方がよい。 |
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(3)
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平成17年度における全国の一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成19年4月16日環境省報道発表資料)において,直近の傾向に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) リサイクル率は,3年以上増加傾向が続いている.
(2) 総排出量は,3年以上減少傾向が続いている.
(3) 最終処分量は,3年以上横ばい傾向が続いている.
(4) 総資源化量は,3年以上増加傾向が続いている.
(5) 1人1日当たりの排出量は,3年以上減少傾向が続いている. |
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(3)
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ごみの質や処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)灰分は、ごみの焼却処理後の残渣量の算出に用いられる。
(2)ちゅう芥(生ごみ)の容積質量値は、可燃ごみの2~3倍となる。
(3)単位質量当たりの発熱量は、ごみの焼却施設の余熱利用などの算出に用いられる。
(4)ごみの焼却処理では、重量は15%程度まで減量化される。
(5)ごみの焼却処理では、容積は5~10%程度まで減容化される。 |
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(2)
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ごみの中間処理である焼却処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 通常、ごみは800℃以上の高温で焼却されている。
(2) 発生した残渣の大部分は、再資源化されている。
(3) ごみの重量は、15%程度まで滅量化されている。
(4) 大規模施設では、余熱を利用して発電などが行われている。
(5) ごみの容積は、5~10%に減容化されている。 |
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(2)
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廃棄物処理に関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1) リデュース ------------------ 発生の抑制
(2) リユース --------------------- 再使用
(3) コンポスト ------------------- ごみ燃料化
(4) サーマルリサイクル ------- 熱回収
(5) マテリアルリサイクル ----- 再生利用 |
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(3)
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容器包装リサイクルに関する次の文章の[ ]内に入る語句として、正しいものはどれか。
平成7年6月に公布された「容器包装に係る[ ]及び再商品化の促進等に関する法律」に基づいて、建築物環境衛生管理技術者は、
廃棄物の[ ]に今まで以上に注意を払う必要がある。
(1) 減量化
(2) 資源利用
(3) 再使用
(4) 分別収集
(5) 再資源化 |
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(4)
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廃棄物の処理及び清掃に関する法律に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 事業者は、産業廃棄物の処理を委託する場合には、市町村長の許可を受けた業者に委託しなければならない。
(2) 都道府県は、都道府県が処理することが必要であると認める産業廃棄物の処理をその事務として行うことができる。
(3) 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。
(4) 産業廃棄物の処理の委託基準に違反して運搬又は処分を委託した場合には、懲役若しくは罰金に処し、又はこれを併科される。
(5) 事業者は、廃棄物の減量その他適正な処理の確保等に関して、国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。 |
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(1)
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建築物内廃棄物の適正処理に関する次の文章の[ ]内に入る語句として、最も不適
当なものはどれか。
建築物内廃棄物の収集・運搬業務の一環とし清掃従事者が事後的に [ (1) 分別 ] を行うよりも、
[ (2) 所有者等 ] が分別できるような環境を整備し、[ (3) 利用者 ] ヘ分別を促すなどして、[ (4) 収集時点 ] で
分別を行うことが、安全・衛生・ [ (5) 効率 ] の観点から必要である。 |
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(4)
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建築物内廃棄物の収集・運搬用具に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 吸殻の収集は,発火確認のため,ふたなしの金属製の容器が用いられる.
(2) 紙くず類の収集は,キャンバス製コレクタが用いられる.
(3) 収集・運搬用具は,安全で衛生的で手入れのしやすいものを使用する.
(4) 収集・運搬用具は,各階の廃棄物の排出量,種類,実態に応じて整備する.
(5) ちゅう芥の収集は,悪臭防止などのため,ふた付きのポリバケツやステンレス製のコレクタが用いられる. |
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(1)
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建築物内廃棄物の保管場所に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ねずみや害虫類の誘引、侵入防止を図るため防虫・防鼠構造とする。
(2) 廃棄物の運搬通路には段差を設けない。
(3) 床は傾きのないように水平にする。
(4) 他の用途との兼用はしない。
(5) 種類ごとに分別して収集・保管できる構造とする。 |
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(3)
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建築物内廃棄物の中間処理の目的に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 保管スペースの節約
(2) 混合による均質化
(3) 搬出・運搬の効率化
(4) 再利用化
(5) 減量化 |
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(2)
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建築物内廃棄物の保管場所に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)排水の拡散を防ぐため、通路に段差を設ける。
(2)悪臭の影響を抑制するため、第3種換気設備を設ける。
(3)廃棄物・再利用対象物の発生量を予測し、保管スペースを確保する。
(4)ねずみや害虫類の誘引、侵入防止を図るため、防虫・防鼠構造とする。
(5)廃棄物保管場所の給水栓は、大気圧式のバキュームブレーカ付きとする。 |
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(1)
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ねずみ・昆虫の防除
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