建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦            by tomygg 本文へジャンプ
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独学チャレンジノート


平成27年度 第2回 過去問セレクト模試
6.清掃  (出題数25問)
問題141 建築物清掃管理仕様書に関する次の文章の[    ]内に入る語句として、最も適当なものはどれか。

 建築物清掃管理仕様書は、基本管理方針や作業範囲、作業環境、作業時間帯等を記載した総括的なものと作業内容を詳細に図表などで表したもの ([     ]) からなる。

(1) 清掃作業予定表

(2) 清掃作業計画表

(3) 清掃品質管理表

(4) 清掃点検評価表

(5) 清掃作業基準表
問題142 清掃作業計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)エレベータのかご内部の壁面洗浄は、定期清掃で実施する。

 (2)トイレ、洗面所の換気口の除じんは、日常清掃で実施する。

 (3)玄関のフロアマットの洗浄は、定期清掃で実施する。

 (4)エスカレータのランディングプレートの除じんは、日常清掃で実施する。

 (5)廊下の壁面のスポット洗浄は、定期清掃で実施する。
問題143 建築物清掃の資機材倉庫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 施錠できる構造とする。

(2) 適切な照明設備、換気設備を設け、資機材洗浄用の給排水設備を設ける。

(3) 建築物の規模・形態にかかわらず、資機材倉庫は1箇所に集約する。

(4) 濡れたモップなどが置かれる場合があるので、床や壁面を不浸透性の建材にする。

(5) 設置位置は、資機材の移動などが容易に行える場所とする。
問題144 清掃作業の評価に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 清掃業務の精度を向上させることは,品質評価の目的の一つである.

(2) 管理者などが点検評価を行う場合は,3ヵ月以内に1回実施するよう計画する.

(3) 作業の改善点は,仕様書や作業基準表に限定しないで見い出す必要がある.

(4) 組織品質の良否は,同一の仕様であっても作業品質の良否に影響を及ぼす.

(5) きれいさの評価は,主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う.
問題145 建築物清掃の品質評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 点検は、品質評価実施計画に従って実施する。

(2) 点検終了後、結果の集計・評価を行い、改善点を拾い出す。

(3) 改善が必要と判断した場合は、評価者が清掃従事者に直接指示をする。

(4) 改善を指示した箇所について、指示どおりに改善されているか再点検する。

(5) 再点検の結果を基に再評価を実施する。
問題146 ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

(1) 水溶性のかさ高固着物であれば、物理的な力がなくても水洗いで除去できる。

(2) 水で湿ったタオルで汚れの部分を軽くこすり、タオルに付着すれば水溶性の汚れである。

(3) プラスチック製品などのほこりは、単に載っているだけの状態である。

(4) アルミニウム建材の汚れは、弱アルカリ性洗剤で除去する。

(5) ダストコントロール作業法を用いれば、ほこり以外のものも除去できる。
問題147 予防清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) シール剤や床維持剤の塗布により、汚れの予防効果が得られる。

(2) 建材の選択に当たっては、清掃の立場を考慮して選ぶ。

(3) 汚れの付着によって、さびやカビなどを生じやすい建材は、後の処理に手間がかかる。

(4) 孔隙や凹凸が多くて粗い表面には、汚れが付着しやすく、付着すると除去しにくい。

(5) 疎水性の建材には、油溶性の物質が付着しにくい。
問題148 ビルクリーニング用機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)高い清浄度を要求される場所で使用する真空掃除機は、高性能フィルタ付きのものを使う。

(2)1ブラシ式の床磨き機用ブラシの回転数は、一般に、毎分150~300回転である。

(3)路面スイーパは、ローラ型の回転ブラシで床面を掃き、真空掃除機でほこりを処理する。

(4)自動床洗浄機は、洗剤供給式床みがき機と、ドライ式真空掃除機とを結合したものである。

(5)樹脂被膜の剥離に使用する床用パットは、粗いパット(黒又は茶)を用いる。
問題149 カーペットクリーニング機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) タンク式スクラバーマシンは、カーペットのシャンプークリーニングを行うことができる。

(2) ドライフォーム方式のカーペット洗浄機は、洗浄液を泡にし、縦回転ブマシで洗浄する機械である。

(3) 洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。

(4) スチーム洗浄機は、噴射吸引式機械(エクストラクタ)より、洗浄後、カーペットに残留する水分量が多い。

(5) ローラブラシ方式の機械は、ウールのウイルトンカーペットの洗浄に適している。
問題150 洗剤に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
(1) 洗剤の助剤は,界面活性剤の表面張力を高めて洗浄力を向上させる.

(2) 表面洗剤は,洗浄力に富み,泡立ち性も優れている.

(3) 洗剤の主剤である界面活性剤には,陰イオン系,陽イオン系,非イオン系,両性系がある,

(4) 合成洗剤は,硬水中ではその洗浄効果が著しく低下する.

(5) 洗剤の助剤には,主としてリン酸塩が用いられている.
問題151 剥離剤の性質及び使用法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)塩化ビニル系床材に変色などの影響を及ぼす。

 (2)フロアシーラを容易に剥離できる。

 (3)剥離剤を使用後、すすぎ拭きは1回とし、樹脂床維持剤を再塗布する。

 (4)剥離洗浄後、床面をリンス剤で中和する。

 (5)界面活性剤を主剤とし、低級アミンが添加されている。
問題152 床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) ゴムタイルは、耐磨耗性に乏しい。

(2) リノリウムは、耐アルカリ性に乏しい。

(3) 大理石は、耐酸性に乏しい。

(4) 塩化ビニルタイルは、耐水性に優れる。

(5) テラゾは、耐酸性に乏しい。
問題153 清掃作業に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) ステンレスに塗布したクリアラッカは,3~5年間で黄変する.

(2) 階段の壁面は,他の共用区域の壁面と比較して,ほこりの付着量が多い.

(3) 天井などの高所の汚れは,たばこタール質,微細な粉じん等の汚れが多い.

(4) エレベータのインジケータ周りや扉の汚れは,水溶性の汚れより,油溶性の汚れが多い.

(5) 空気調和用の吹出口などは,ほこりが付着しやすいので,年に1~2回の清掃が必要である.
問題154 ドライメンテナンス法に関する次のうち、最も適当なものはどれか。
(1) スプレークリーニング後は、必ずフロアシーラを1~2層塗布する。

(2) ウェットメンテナンス法に比べ、使用する資機材が多い。

(3) ウェットメンテナンス法に比べ、作業上の安全性に劣る。

(4) ドライバフ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレー液をかけながらパッドで磨く方法である。

(5) 床材への熱影響に注意する。
問題155 外装の清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

(1) 磁器タイルは、他の素材より汚れが目立ちやすいので、清掃回数を多くする。

(2) 金属材の清掃は、汚れが軽度のうちに、全面の汚れを研磨剤でこすり取る。

(3) 窓ガラスの清掃回数は、汚れの固着を防止するため、1~2年に1回行う。

(4) アルミニウム板は、通常、表面に保護膜が施されているが徐々に汚れが付着する。

(5) 自動窓拭き設備は、研磨剤をガラス面に噴射して洗浄し、真空吸引装置で回収する。
問題156 一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成22年度実績)と産業廃棄物の排出及び処理状況
等(平成21年度実績)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 排出された産業廃棄物の種類別では、がれき類が約45%で最も多い。

(2) 排出された一般廃棄物の内訳は、事業系ごみが約29%を占める。

(3) 産業廃棄物の年間総排出量は、経年的におおむね4億トンで推移している。

(4) 一般廃棄物の年間総排出量は約4,500万トイで、経年的には減少傾向にある。

(5) 排出された産業廃棄物の約53%が、再生利用されている。
問題157 建築物における衛生的環境の維持管理について(平成20年1月25日健発第0125061号)に示された建築物環境衡生維持管理要領に基づく建築物内廃棄物の処理に関する次の文章の[     ]内に入る語句として、正しいものはどれか。

建築物内で発生する廃棄物の分別、収集、運搬及び貯留について、安全で[   ]かつ効率的な方法により速やかに処理すること。

(1) 合理的

(2) 効果的

(3) 計画的

(4) 衡生的

(5) 経済的
問題158 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく廃棄物の定義に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)事務所建築物から廃棄されたスチーム机は、一般廃棄物である。

 (2)百貨店から排出された紙くずは、産業廃棄物である。

 (3)飲食店から排出された木くずは、産業廃棄物である。

 (4)店舗から廃棄された発泡スチロールは、一般廃棄物である。

 (5)建設工事から排出された繊維くずは、産業廃棄物である。
問題159 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第1条に規定されている目的の項目として、該当しないものは次のうちどれか。

(1) 地球環境の保全

(2) 廃棄物の適正処理

(3) 廃棄物の排出抑制

(4) 公衆衛生の向上

(5) 生活環境の保全
問題160 事務所建築物からちゅう芥が1日当たり0.2m3排出されており、その質量は全廃棄物質量の5%を占めている。いま、全廃棄物の質量を1日当たり3.0tとすれば、ちゅう芥の容積質量値(kg/m3)として、正しいものは次のうちどれか。

 (1)15kg/m3

 (2)75kg/m3

 (3)120kg/m3

 (4)750kg/m3

 (5)1,500kg/m3
問題161 産業廃棄物の産業廃棄物管理票(マニフェスト)による管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
(1) 依頼から180日を経過してもE票が返却されない場合は、排出業者は処分状況の確認を行う。

(2) 排出事業者は、マニフェストを3年間保存する。

(3) 運搬作業が終了すると、収集運搬業者よりマニフェストB2票が排出事業者に返却される。

(4) 処分作業が終了すると、処分業者よりマニフェストD票が排出業者に返却される。

(5) 排出事業者は、マニフェストA票を控えとして保存する。
問題162 建築物内廃棄物の収集・運搬用具に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 吸殻の収集は,発火確認のため,ふたなしの金属製の容器が用いられる.

(2) 紙くず類の収集は,キャンバス製コレクタが用いられる.

(3) 収集・運搬用具は,安全で衛生的で手入れのしやすいものを使用する.

(4) 収集・運搬用具は,各階の廃棄物の排出量,種類,実態に応じて整備する.

(5) ちゅう芥の収集は,悪臭防止などのため,ふた付きのポリバケツやステンレス製のコレクタが用いられる.
問題163 建築物内の中間処理設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

    (1) 冷蔵庫は、ちゅう芥類の保管のために用いられる。

(2) 貯留・排出機は、貯留した廃棄物をパッカ車に自動的こ積み賛えることがでる。

(3) 破砕機は、新聞紙の減容に用いられる。

(4) 圧縮機は、圧縮率が1/4~1/3のものが多い。

(5) 梱包機は、ダンボールの減容に用いられる。
     
問題164 空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準(平成15年厚生労働省告示第119号)に基づく建築物内廃棄物処理に関する次の文章の[    ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはでれか。

建築物内で発生する廃棄物の[  ア  ]、収集、運搬及び貯留について[  イ  ]かつ効率的な方法により速やかに処理すること。

       ア      イ
(1) 排出 ----- 計画的

(2) 排出 ----- 衛生的

(3) 滅容 ----- 計画的

(4) 分別 ----- 計画的

(5) 分別 ----- 衛生的
問題165 建築物内廃棄物の最終集積所に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 出入口には自動ドアを設ける.

(2) 種類ごとに分別して収集・保管できる構造とする.

(3) 第1種換気設備を設ける.

(4) 通賂に段差を設ける.

(5) 密閉区画構造とする.
過去問セレクト模試 C27-2
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