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 2019年度 第2回 過去問セレクト模試

建築物環境衛生管理技術者試験


 問題141
建築物清掃管理仕様書に関する次の文章の[    ]内に入る語句として、最も適当なも
のはどれか。

 建築物清掃管理仕様書は、基本管理方針や作業範囲、作業環境、作業時間帯等を記載した
 総括的なものと作業内容を詳細に図表などで表したもの[     ] からなる。

(1) 清掃作業予定表
(2) 清掃作業計画表
(3) 清掃品質管理表
(4) 清掃点検評価表
(5) 清掃作業基準表


 問題142
建築物清掃の一般的な作業計画に関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)廊下壁面のスイッチ回りの洗剤拭き ----- 定期清掃
 (2)床面(弾性床材)の洗浄と床維持剤塗布 --- 定期清掃
 (3)フロアマットの洗浄 ------------ 日常清掃
 (4)繊維床の除じん ------------- 日常清掃
 (5)換気口の除じん ------------- 定期清掃


 問題143
建築物清掃の資機材倉庫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 施錠できる構造とする。
(2) 適切な照明設備、換気設備を設け、資機材洗浄用の給排水設備を設ける。
(3) 建築物の規模・形態にかかわらず、資機材倉庫は1箇所に集約する。
(4) 濡れたモップなどが置かれる場合があるので、床や壁面を不浸透性の建材にする。
(5) 設置位置は、資機材の移動などが容易に行える場所とする。


 問題144
建築物清掃の品質評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)管理者などが評価を行う場合は、四半期ごとに1回行うのが適当である。
 (2)きれいさの評価は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う。
 (3)作業仕様書が全く同一であっても、作業品質は異なることがある。
 (4)作業の改善点は、作業仕様書や作業基準表に限定しないで見出す必要がある。
 (5)品質の評価は、所有者・利用者の立場に立って実施する。


 問題145
ビルクリーニングにおいて、汚れやしみを除去するために必要となる知識(ビルクリーニングの5原則)として、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)点検評価の知識
 (2)建材の知識
 (3)作業方法の知識
 (4)汚れの知識
 (5)洗剤の知識


 問題146
建材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)アルミニウムとステンレスのカラー仕上げは、見分けがつきにくいので、建材仕上げ表で材質を確認する。
 (2)アルミニウム建材は、耐アルカリ性に乏しい。
 (3)吸水性のある建材は、洗剤分が残っていれば再汚染を促進させる。
 (4)外装金属のシール剤は、施工によっては汚れを抱き込むことがある。
 (5)テラゾは酸性洗剤に強い建材である。


 問題147
予防清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) シール剤や床維持剤の塗布により、汚れの予防効果が得られる。
(2) 建材の選択に当たっては、清掃の立場を考慮して選ぶ。
(3) 汚れの付着によって、さびやカビなどを生じやすい建材は、後の処理に手間がかかる。
(4) 孔隙や凹凸が多くて粗い表面には、汚れが付着しやすく、付着すると除去しにくい。
(5) 疎水性の建材には、油溶性の物質が付着しにくい。


 問題148
床磨き機に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

(1) 広く用いられているのは、3プラシ式である。
(2) ブラシは、シダの茎又はナイロン繊維を植え付けたものが普通であるが、ワイヤブラシ
  を用いる場合もある。
(3) 凹凸のある床面には、研磨粒子を付着させたパッドを使用する。
(4) 床磨き機のプラシは、直径60cm以上のものが多く使われている。
(5) 電動機は、直流電源を使用するものが大部分である。


 問題149
カーペット洗浄用機械、器具に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)洗剤供給式床みがき機は、化学繊維のタフテッドカーペットより、ウールのウイルトンカーペットに適している。
 (2)ドライフォーム方式の洗浄機は、洗剤液を泡にし、縦回転ブラシで洗浄する。
 (3)パイルの奥の土砂は、カーペットスイーパで除去する。
 (4)スチーム洗浄機は、温水を噴射して汚れを分解する。
 (5)エクストラクタは、ノズルから泡を噴射して洗浄し、直ちに吸引する。


 問題150
清掃用洗剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 一般用洗剤(万能洗剤)には、助剤の添加を控えて、有機溶剤を加えたものがある。
(2) 一般用洗剤(万能洗剤)には、弱アルカリ性のものが多い。
(3) 合成洗剤は、硬水中では洗浄効果が著しく低下する。
(4) 洗剤の主剤である界面活性剤には、陰イオン系、陽イオン系、非イオン系、両性系がある。
(5) 洗剤の助剤として、リン酸塩はほとんど使用されていない。


 問題151
カーペット清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)カーペットのほつれは、年に1~2回まとめて処理する。
 (2)しみ取り作業は、定期作業で行う。
 (3)カーペットスイーパは、回転ブラシを電動モータで回して掃きとり、内部に巻き込む機構になっている。
 (4)全面クリーニング方式の一つとして、パウダー方式がある。
 (5)パイル上部の汚れ除去には、拭取り方式を用いる。


 問題152
水質床材の維持管理に関する次の文章の[   ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

 シールされていない床は、[ ア ]がないことから保護剤としては、[ イ ]ではなく、[ ウ ]を使用する必要がある。

    ア          イ            ウ
 (1)耐水性 ------ 乳化性ポリッシュ ------ 水性ポリッシュ
 (2)耐水性 ------ 水性ポリッシュ --------- 油剤ポリッシュ(油性ワックス)
 (3)耐油性 ------ 乳化性ポリッシュ ------ 水性ポリッシュ
 (4)耐油性 ------ 乳化性ポリッシュ ------ 油性ポリッシュ(油性ワックス)
 (5)耐油性 ------ 水性ポリッシュ --------- 油性ポリッシュ(油性ワックス)


 問題153
床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)花崗岩は、耐アルカリ性に乏しい。
 (2)コンクリートは、耐酸性に乏しい。
 (3)ゴムタイルは、耐磨耗性に優れる。
 (4)テラゾは、耐酸性に乏しい。
 (5)セラミックタイルは、耐酸性、耐アルカリ性がある。


 問題154
外装の清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

(1) 臨海工業地帯における建築物の金属材外壁の清掃回数は、立地条件により異なるが、1~2年に1回行う。
(2) 窓ガラスの清掃回数は、汚れの固着を防止するため、1~2年に1回行う。
(3) 光触媒酸化チタンコーティングは、清掃回数を減らす効果が期待されている。
(4) 陶磁器タイルは、他の素材より汚れが目立ちやすいので、清掃回数を多くする。
(5) 自動窓拭き設備には、スチーム洗浄機が組み込まれている。


 問題155
窓ガラスの清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)自動窓拭き機は、作業が天候状況に左右されず、作業効率が良い。
 (2)臨海工業地帯の窓ガラスは、汚れが付きやすいので、6ヵ月~1年に1回洗浄を行う。
 (3)スクイジー法は、微細な研磨剤をガラスに塗布しスクイジーでかき取る方法である。
 (4)遮光や飛散防止のためフィルムは、必ず、剥がしてから清掃を行う。
 (5)ガラスは、一般的に特殊な洗剤で洗浄を行う。


 問題156
ごみの質や処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)灰分は、ごみの焼却処理後の残渣量の算出に用いられる。
 (2)ちゅう芥(生ごみ)の容積質量値は、可燃ごみの2~3倍となる。
 (3)単位質量当たりの発熱量は、ごみの焼却施設の余熱利用などの算出に用いられる。
 (4)ごみの焼却処理では、重量は15%程度まで減量化される。
 (5)ごみの焼却処理では、容積は5~10%程度まで減容化される。


 問題157
ごみの中間処理である焼却処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 通常、ごみは800℃以上の高温で焼却されている。
(2) 発生した残渣の大部分は、再資源化されている。
(3) ごみの重量は、15%程度まで滅量化されている。
(4) 大規模施設では、余熱を利用して発電などが行われている。
(5) ごみの容積は、5~10%に減容化されている。


 問題158
ごみの処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)家庭系一般廃棄物は、原則として市町村が一般廃棄物処理計画に従い清掃事業として処理を行っている。
 (2)分別とは、発生・排出元であらかじめ区分することであり、リサイクルを進める上で非常に重要である。
 (3)ごみの排出量削減に向けて、収集袋の有料化、粗大ごみの有料化などの対策が実施されている。
 (4)事業系一般廃棄物の処理は、原則として都道府県がその責任において実施している。
 (5)ごみの最終処分場の確保は難しく、焼却処理や資源化によって埋立量の削減が図られている。


 問題159
使用済小型家電リサイクルに関する次の文章の [   ] 内に入る語句として、最も適当なものはどれか。

 使用済小型電子機器等に使用されている金属等を回収し、[   ] の促進、資源の有効利用の確保を図ることを
 目的とした法律が平成25年4月に施行された。

 (1)減量化
 (2)再使用
 (3)分別収集
 (4)再資源化
 (5)排出抑制


 問題160
家電リサイクルに関する次の文章の[     ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。

「特定家庭用機器[  ア  ]法」は、特定家庭用機器の小売業者及び製造業者等による特定家庭用機器廃棄物の収集及び運搬並びに[  ア  ]等に関し、これを適正かつ円滑に実施するための措置を講ずることにより、廃棄物の[  イ  ]及び再生資源の十分な利用等を通じて、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

  ア       イ
(1) 再商品化 ------- 減量
(2) 再商品化 ------- 活用
(3) 再利用化 ------- 減量
(4) 再利用化 ------- 活用
(5) 再資源化 ------- 活用


 問題161
産業廃棄物の産業廃棄物管理票(マニフェスト)による管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)マニフェストA票は、排出事業者保存用である。
 (2)マニフェストB1票は、収集運搬業者保存用である。
 (3)マニフェストC2票は、処分業者保存用である。
 (4)中間処分作業を完了すると、処分業者よりマニフェストD票が排出事業者に返却される。
 (5)最終処分地での処分が完了すると、処分業者よりマニフェストE票が排出事業者に返却される。


 問題162
廃棄物を排出しようとする事業者が行う、産業廃棄物の処理委託と産業廃棄物管理票(マニフェスト)の処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)返却されたマニフェストの伝票を3年間保存する。
 (2)委託業者の管理に当たっては、最新の許可業者リストの確認、契約書のチェック、マニフェストの確認を
   定期的に行う。
 (3)産業廃棄物の処理依頼から90日経過してマニフェストのB2票及びD票が返却されない場合は、委託業者に
   問い合わせる。
 (4)産業廃棄物の処理依頼から180日経過してマニフェストのE票が返却されない場合は、委託業者に問い
   合わせる。
 (5)委託業者の選定に当たっては、許可の有無、許可の期限、事業の範囲等調べて選ぶ。


 問題163
産業廃棄物の産業廃棄物管理票(マニフエスト)による管理に関する次の記述のうち、最
も不適当なものはどれか。

(1) 運搬作業が終了すると、中間処理業者よりマニフェストB2票が排出事業者に返却される。
(2) 排出事業者は、マニフェストA票を控えとして保存する。
(3) 依頼から180日を経過してもマニフェストE票が返却されない場合には、排出事業者は
  処分状況の確認を行う。
(4) 処分作業が終了すると、処分業者よりマニフェストD票が排出事業者に返却される。
(5) 排出事業者は、マニフェストを5年間保存する。


 問題164
建築物内廃棄物の処理・保管設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)貯留・搬出機は、貯留した廃棄物をパッカ車に自動的に積み替えることができる。
 (2)溶融固化装置は、発砲スチロールに用いられる。
 (3)梱包機は段ボールの減容のために用いられる。
 (4)冷蔵庫は、ちゅう芥類の保管庫のために用いられる。
 (5)シュレッダは、新聞紙の切断に用いられる。


 問題165
建築物内廃棄物の中間処理設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 融解固化装置は、ちゅう芥の処理に用いられる。
(2) シュレッダは、OA紙の切断に用いられる。
(3) 圧縮装置は、缶の減容に用いられる。
(4) 滅菌装置は、注射針の処理に用いられる。
(5) 梱包機は、新聞・雑誌の減容に用いられる。


 
ねずみ・昆虫の防除



 


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