建築物環境衛生管理技術者試験  ビル管独学チャレンジノート     本文へジャンプ
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過去問塾 平成25年度

 「給水及び排水の管理」

 問題 106
 絵水及び排水の管理で用いる用語とその単位との組合せとして、最も不適当なものは次の
うちどれか。

(1) 溶存酸素濃度 ----- mg/L
(2) 水の比体積 ----- m
3/kg
(3) BOD容積負荷 ----- kg/(m
3・日)
(4) 化学的酸素要求量 ----- mg/L
(5) 水の比熱 ----- J/℃

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 解答
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 問題 107
 絵水及び排水の管理に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1) ウォータハンマ -------- 水撃作用
(2) バイオフイルム -------- 合成樹脂管の熱的劣化皮膜
(3) ゾーニング ------------ 高層建築物の給水圧力調整
(4) ボールタップ ----------- 受水槽の水位調節
(5) バキュームプレーカ ----- 負圧状態の解消

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 解答
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 問題 108
 給水の塩素消毒に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 塩素濃度を接触時間で除したものをCT値という。
(2) 消毒効果が多種類の微生物に対して期待できる。
(3) 塩素消毒の反応速度は、温度が高くなるほど速くなる。
(4) 特定の物質と反応して臭気を強める。
(5) 原虫シストは、塩素消毒に対する低抗性が強い。

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 解答
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 問題 109
 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 建築物の揺れ、地盤の不等(不同)沈下、配管の振動等による変位の吸収のため、その
  変位に追従できるショックアブソーバを取り付ける。
(2) 上向き配管方式は、最下階で給水主管を展開し、各枝管を上向きに配管するものである。
(3) 給水立て管からの各階への分岐管には、分岐点に近接した部分で、かつ、操作を容易に
  行うことができる部分に止水弁を設ける。
(4) 吸排気弁は、給水管内の空気の排出のためと、給水管内が負庄になった場合の逆流防止
  のために設置する。
(5) ステンレス鋼管の酸化保護被膜が破壊されないように、フランジ接続の場合のガスケッ
  トはテフロン製(テフロン被覆)を使用する。

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 解答
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 問題 110
 給水方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 直結直圧方式は、配水管の水圧により揚水できる高さが決定される。
(2) 高置水槽方式は、他の方式に比べて汚染のおそれが少ない方式である。
(3) 直結増圧方式は、増圧ポンプを設け、水圧を高くして中高層の建築物に適用できるよう
  にした方法である。,
(4) 圧力水槽方式は、給水ポンプで水を圧力水槽に送り、水槽内の空気を圧縮して圧力を上
  げ、その圧力で各所に給水する方法である。
(5) ポンプ直送方式は、受水槽に貯留した水を直送ポンプ(加圧ポンプ)で必要箇所に直接
  給水する方式である。

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 解答
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 問題 111
 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 高置水槽方式の高置水槽の有効容量は、一般に1日最大使用水量の1/10とする。
(2) 受水槽方式の受水槽の有効容量は、一般に1日最大使用水量の1/2とする。
(3) 大便器洗浄弁の最低必要水圧は、70kPaである。
(4) 一般水栓の最低必要水圧は、30kPaである。
(5) 事務所建築物の給水設備の計画に当たって、上限給水圧力を1.0MPaとする。

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 解答
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 問題 112
 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

,(1) 飲料用貯水槽を独立した水槽室に設置する場合は、出入口に施錠するなどの措置を講ず
  る。
(2) クロスコネクションとは、飲料水系統と他の配管系統を配管や装置により直接接続する
  ことである。
(3) 飲料用貯水槽の水抜き管は、排水口開放による間接排水とする。
(4) 使用水量に対して貯水槽の容量が過大な場合、滞留水が生じるおそれがある。
(5) 逆サイホン作用の防止対策の基本は、吐水口空間を設けることである。

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 解答
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 問題 113
 給水設備に関する次の記述めうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 貯水槽を屋内に設置する場合は、貯水槽天板と上部スラブとの距離を60cm以上とす
  る。
(2) 屋内に設置する貯水槽の天井、底又は壁は、建築物の構造体と兼用してはならない。
(3) 給水管と排水管が水平に平行して埋設される場合は、両配管の水平距離を50cm以上
  とする。
(4) 揚水管は、高置水槽に向かって上がり勾配で配管する。
(5) 配管内流速は、最大2m/s以下となるように管径を選定する。

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 解答
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 問題 114
 給水設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 残留塩素の測定は、DPD(ジエチル・パラ・フェニレンジアミン)を発色試薬とした
  測定法により行う。
(2) 管洗浄の終了後、給水を開始しようとするときは、色度、濁度、臭気、味、残留塩素の
  含有率を検査する。
(3) 消毒後の水洗い及び水張りは、消毒終了後少なくとも30分以上経過してから行う。
(4) 貯水槽の清掃終了後は、次亜塩素酸ナトリウム溶液などによって、1回以上貯水槽内の
  消毒を行う。
(5) 給水ポンプの保守管理として、運転時の吸込側及び吐出側の圧力を運転日誌に記録する。

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 解答
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 問題 115
 給水設備の保守管理に関する次の記述のう.ち、最も不適当なものはどれか。

(1) 高置水槽と受水槽の清掃は、原則として同じ日に行い、高置水槽の清掃は受水槽の清掃
  の後に行う。
(2) 配管は、管の損傷、さび、腐食及び水漏れの有無を点検して、必要に応じて補修を行う。
(3) ポンプ直送方式の場合、ポンプ停止時に上方の階で給水管内が負圧になるおそれがある。
(4) ポンプの電圧値や軸受温度は、7日以内ごとに1回、定期に点検する。
(5) 貯水槽清掃終了後の水質検査基準として、給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の
  含有率は、百万分の0.2以上とする。

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 解答
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 問題 116
 循環配管の管長が60m、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失が40W/mの給湯設備
で給湯循環流量を算出した場合、その値として最も近いものは次のうちどれか。ただし、加
熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃とする。算定式は次式を使う。

 Q=0.0143×H
L÷⊿t
ここで、Q:循環流量[L/min]
    H
L:循環配管からの熱損失[W]
    ⊿t:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差[℃]

(1) 0.11[L/min]
(2) 0.17[L/min]
(3) 6.9〔L/min]
(4) 34[L/min]
(5) 170[L/min]

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 解答
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 問題 117
 給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 配管中の湯に含まれている溶存空気を抜くためには、圧力の低いところに自動空気抜き
  弁を設置する。
(2) 給湯設備における金属材料の腐食は、同じ金属材料の給水設備の腐食よりも早期に発生
  し、腐食速度も速くなる。
(3) 中央式給湯方式の循環ポンプは、連続運転とする。
(4) エネルギーと水の節約を図るためには、湯と水を別々の水栓から出さずに混合水栓を使
  用する。
(5) リバースリターン方式を採用することは、湯を均等に循環させるには有効でない。

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 解答
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 問題 118
 給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) ガス瞬間湯;沸器の能力で1号とは、流量1L/minの水の温度を25℃上昇させる能力を
  いう。
(2) 逃し弁は、配管系統内の温度が設定温度を超えると作動する。
(3) 逃し管には、弁を設けてはならない。
(4) 長い直線配管には、管の伸縮量を吸収するために伸縮管継手を使用する。
(5) レジオネラ属菌汚染防止のために、可能な限り中央式よりも局所式にする。

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 解答
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 問題 119
 給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 絵湯循環ポンプは、1年に1回、作動確認を兼ねて分解・清掃を実施する。
(2) 絵湯水の流量を調飾するためには、仕切弁を使用する。
(3) 給湯水を均等に循環させるために、返湯管に設けられている弁の開度を調整する。
(4) 基準値を超える一般細菌が検出された場合は、湯を70℃で循環させて加熱処理を行う。
(5) 配管系統の末端では、定期的に停滞水の排出を行い、温度測定を行う。

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 解答
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 問題 120
 給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 給湯設備に用いられる防錆剤は、飲料水用とは異なるので、恒久的に使用することがで
  きる。
(2) 中央式給湯方式においては、加熱により残留塩素が消滅する場合があるので、その水質
  には十分留意する。
(3) 給湯設備の維持管理が適切に行われており、かつ、末端の給水栓における温度が55℃
  以上に保持されている場合は、遊離残留塩素の含有率について検査を省略することができ
  る。
(4) 給湯栓から出る湯が分離気体によって白濁するような場合には、自動空気抜き弁の空気
  排出口が詰まっていることが考えられる。
(5) レジオネラ属菌汚染が認められた場合の対策として、高濃度塩素により給湯系統内を一
  時的に消毒する方法がある。

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 解答
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 問題 121
 給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 第一種圧容器に該当する貯湯槽は、1年以内ごとに1回、労働安全衛生法の規定に基
  づく性能検査を受ける。
(2) 小型圧力容器は、1年以内ごとに1回、定期自主検査を行う。
(3) 貯湯槽は、定期的に底部の滞留水の排出を行う。
(4) SUS444製の貯湯槽は、腐食を防止するために電気防食を施す。
(5) 逃し弁は月に1回、レバーハンドルを操作させて作動を確認する。

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 解答
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 問題 122
 排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 通気弁は、空気の排出だけを行う。
(2) 特殊継手排水システムは、排水横枝管の接続器具数が比較的少ない集合住宅やホテルの
  客室系統に多く採用されている。
(3) 排水横管が45。を超える角度で方向を変える箇所には、掃除口を設置する。
(4) 湧水槽は、原則として湧水以外の排水を流入させてはならない。
(5) 排水槽のマンホールの大きさは、直径60cm以上の円が内接できるものとする。

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 解答
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 問題 123
 排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 排水トラップが破封した場合には、排水管内の臭気や衛生害虫などが室内へ侵入する可
  能性がある。
(2) 排水横主管以降が満流となるおそれのある場合は、伸頂通気方式としてはならない。
(3) 通気立て管の上部は、最高位の衛生器具のあふれ縁から150mm以上高い位置で、伸頂
  通気管に接続する。
(4) 通気立て管の下部は、排水立て管に接続されている最低位の排水横枝管より高い位置で
  排水立て管から取り出す。
(5) 各個通気方式は、排水立て管と通気立て管を設けた2管式である。

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 解答
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 問題 124
 排水通気設備に関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1) 雨水ます ------------------------- 土砂の下水道への流出を抑制
(2) トラップの補絵水装掻 ---------- 封水の保持
(3) 即時排水型ビルピット設傭 ---- 排水槽の悪臭防止
(4) プラスタ阻集器 ------------------ プラスタ・貴金属等の魁止・分離・収集
(5) 結合通気管 ---------------------- 排水横枝管内の圧力緩和

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 解答
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 問題 125
 排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 伸頂通気方式の排水立て管には、原則としてオフセットを設けてはならない。
(2) 排水ポンプは、排水槽の吸込ピットの周囲の壁などから200mm以上離して設置する。
(3) 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、その接続にねじ込み式の排水用継手を用いる。
(4) ループ通気方式は、最上流の器具排水管が排水横枝管に接続する点のすぐ下流から通気
  管を立ち上げて、通気立て管に接続する方式をいう。
(5) 排水トラッブの脚断面積比(流出脚断面積/流入脚断面積)が、大きくなると封水強度
  は大きくなる。

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 解答
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 問題 126
 排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 雨水ますの流入管と流出管との管底差は10mm程度とする。
(2) 排水管へ設置する掃除口の大きさは、排水管径が100mm以下の場合には、排水管と同
  一管径とする。
(3) 管径75mmの排水横管の最小勾配は、1/100とする。
(4) 排水槽のマンホールは、排水水中ポンプ又はフート弁の直上に設置する。
(5) 伸頂通気方式における排水立て管と排水横主管は、大曲がりベンドなどを用いて接続す
  る。

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 解答
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 問題 127
 排水槽及び排水ポンプの保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはとれか。

(1) 排水槽の清掃後は、水張りを行い、防水性能に異常がないことを確認する。
(2) 汚水槽に設置する排水ポンプの自動運転用水位センサには、フロートスイッチを使用す
  る。
(3) 排水槽の清掃は、最初に酸素濃度が10%以上、硫化水素濃度が20ppm以下であるこ
  とを確認してから作業を行う。
(4) 排水ポンプは、一般に3~5年でオーバホールを行う。
(5) 排水ポンプの修理後は、ボンプの絶縁抵抗の測定、アース線の接続等の確認をしてから
  運転する。

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 解答
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 問題 128
 排水設備の保守管理に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1) 高圧洗浄法 ----- 排水槽や排水管の清掃
(2) グリース阻集器のバスケット ----- ちゅう芥の収集
(3) 排水槽の開口部への防虫網の設置 ----- チカイエカの発生防止
(4) 逆流防止弁 ----- 洪水時などの下水本管からの排水の逆流防止
(5) ウオーターラム法 ----- 有機性付着物の溶解

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 解答
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 問題 129
 排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 排水槽内の悪臭の発生防止及びスカムなどの固着化を防止するために、ばっ気撹拌装置
  を設ける。
(2) ロッド法は、1~1.8mのロッドをつなぎ合わせ、手動で排水管内に挿入し、清掃に
  使用する。
(3) 排水管内部の詰まり具合や腐食状況などは、内視鏡や超音波厚さ計などにより確認でき
  る。
(4) 掃除口には、容易にはずせるようにネジ部にグリースを塗っておく。
(5) スネークワイヤー法は、長さ40mまでの排水横管の清掃に使用する。

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 解答
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 問題 130
 衛生器具の故障の現象とその原因との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
      故障の現象    原因
 (1) 混合水栓の適湿が得られない ------------------------ 水圧と湯庄の差が大きすぎる
 (2)大便器へ少量の水が流れ放しである ----------------- 洗浄弁のシートとシートパッキンの間に異物が付着している
 (3) 洗雨器に溜めた水が減っていく ----------------------- ポップアップ式排水栓が締まっていない
 (4) サイホン式大便器の留水面が正常より小さい ------  タンク内の補助水管がオーバーフロー管内に差し込まれている
 (5) 小便器の排水の流れが悪い -------------------------- 排水管内にスケールが付着している
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 解答
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 問題 131
 衛生器具設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 浴室用ハンドシャワーの配管途中には、バキュームブレーカや逆流防止機構を有するも
  のを取り付ける。
(2) 温水洗浄便座への給水は、上水を用いる。
(3) 節水機能を導入する場合は、給水器具からの吐水量の削減だけではなく、排水管内の流
  下特性などにも配慮する。
(4) サイホンボルテックス式大便器は、サイホン作用に渦巻作用を加え、強力な吸引・排出
  作用をもたせて洗浄するため、洗浄音が大きい。
(5) ストール型の小便器は乾燥面が広いため、洗浄方法に注意しないと臭気が発散する。

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 解答
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 問題 132
 給排水衛生設備に使用する機器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 加圧ポンプ・増圧ポンプの制御には、推定末端圧力一定制御方式がある。
(2) 木製貯水槽は、断熱性能が低いため、結露対策が必要である。
(3) FRP製貯水槽は、機械的強度が低いため、耐震補強が必要である。
(4) ステンレス鋼板製貯水槽は、気相部の腐食対策が必要である。
(5) 給湯用循環ポンプは、背圧に耐えるものが選定される。

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 解答
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 問題 133
 雑用水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 雑用水を便所洗浄水のみに利用する場合は、雑用水受水槽を最下階の二重スラブ内に設
  けてもよい。
(2) 個別循環方式の雑用水の利用により、下水道への負荷が軽減される。
(3) 広域循環方式は、地区内の複数の建物間で排水再利用設備を共同利用し、処理した水を
  各建物に送水して便所洗浄水として利用するものである。
(4) 竣工時に、雑用水系統に着色水を流して通水試験を行い、上水系統の配管と誤接合がな
  いことを確認する。
(5) 雑用水槽へ上水を補絵する場合は、上水の給水管に雑用水が逆流しないように吐水口空
  間を設ける。

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 解答
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 問題 134
 排水再利用設備の単位装置とその保守管理項目との組合せとして、最も不適当なものは次
のうちどれか。

(1) スクリーン ----------- 汚物の除去
(2) 膜処理装置 -------- 透過水量の点検
(3) ろ過槽 --------------- 損失水頭の算出
(4) オゾン処理装置 --- 色度の測定
(5) 流量調整槽 -------- MLSS濃度の調整

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 解答
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 問題 135
 浄化槽における高度処理で除去対象とする物質とその除去法との組合せとして、最も不適
当なものは次のうちどれか。

(1) 浮遊性の残存有機物質 --- 生物学的酸化法
(2) リン化合物 ------------------- 凝集沈殿法
(3) 窒素化合物 ------------------ 生物学的硝化法及び生物学的脱窒法
(4) 溶解性の残存有機物質 --- 化学的酸化法
(5) アンモニア ------------------- イオン交換法

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 解答
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 問題 136
 ある建築物に接触ばっ気法を採用した処理対象人員1,000人程度の浄化槽を設置したい。
この浄化槽の設計条件に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 汚泥濃縮槽からの脱離液の移送先を接触ばっ気槽とする。
(2) 流量調整槽の前段に微細目スクリーンを設ける。
(3) 沈殿槽で分離した上澄水は、消毒槽へ移送する。
(4) 汚泥濃縮槽の後段には、汚泥貯留槽を設ける。
(5) 2次処理では、生物膜法又は活性汚泥法による生物反応槽と沈殿槽とを組み合わせる。

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 解答
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 問題 137
 ある一定規模の浄化槽を流入汚水量150m3/日、流入水のBODを200mg/L、放流水の
BODを20mg/Lとして運転した場合の汚泥発生量として、最も近い値は次のうちどれか。
ただし、除去BODに対する汚泥転換率は40%、発生汚泥の含水率は97.5%及び汚泥の密
度は1,000kg/m
3とし、汚泥発生量の算定は、次式のとおりとする。



(1) 0.01m
3/日
(2) 0.43m
3/日
(3) 1.05m
3/日
(4) 2.7m
3/日
(5) 4.8m
3/日
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 解答
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 問題 138
 消火設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 屋内消火栓設備は、建築物の関係者や自衛消防隊が初期消火を目的として使用するもの
  である。
(2) 泡消火設備は、油火災を対象とした設備である。
(3) 閉鎖型予作動式スプリンクラー設備は、アトリウムなどめ大空間に設置される。
(4) 不活性ガス消火設備は、不活性ガスの放出による希釈作用を主とした消火方法である。
(5) 連結散水設備は、消防ポンプ車が送水□に連結して送水し、散水ヘッドから放水して消
  火するものである。

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 解答
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 問題 139
 水道施設に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 寄宿舎等の自家用水道等で、100人を超える者にその居住に必要な水を供絵するもの、
  又は人の生活の用に供する1日最大給水量が20m
3を超えるものは、原則として専用水道
  に該当する。
(2) 水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とするもので、水槽の有効容
  量の合計が10m
3以下のものは、簡易専用水道に該当する。
(3) 配水管から給水管に分枝する箇所での配水管の最小動水圧は、150kPa以上を確保する。
(4) 緩速ろ過法とは、沈殿池で水中の土砂、浮遊物等を沈殿させた後に、ろ過池で4~5
  m/日の速度でろ過する。
(5) 水道施設としての配水池の必要容量は、計画1日最大給水量の12時間分を標準とする。

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 解答
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 問題 140
 下水道に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 下水の排除方式には、合流式と分流式がある。
(2) 下水道施設は、管渠、ポンプ施設、処理施設から構成される。
(3) 下水道の役割の一つに、浸水の防除がある。
(4) 流域下水道の事業主体は、原則として市町村である。
(5) 下水道は、水循環の創出に寄与する。

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 解答
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 「清掃」



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