過去問塾 平成25年度
「清掃」
建築物清掃管理仕様書に関する次の文章の[ ]内に入る語句として、最も適当なも
のはどれか。
建築物清掃管理仕様書は、基本管理方針や作業範囲、作業環境、作業時間帯等を記載した
総括的なものと作業内容を詳細に図表などで表したもの ([ ]) からなる。
(1) 清掃作業予定表
(2) 清掃作業計画表
(3) 清掃品質管理表
(4) 清掃点検評価表
(5) 清掃作業基準表
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(5)
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建築物清掃の作業計画を作成することによる利点に関する次の記述のうち、最も不適当な
ものはどれか。
(1) 計画的に作業を実施することにより、限られた時間内に一定の成果が得られる。
(2) 作業内容が明確化されているため、統一的な指導ができる。
(3) 計画的な作業管理により、記録の保存によって責任の所在が明確になる。
(4) 記憶や経験を基にした個人的な管理ではないので、作業指示が円滑になる。
(5) 日常清掃で除去する汚れと、定期的に除去する汚れを区別することなく、作業を計画・
実行できる。
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(5)
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建築物清掃の資機材倉庫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 施錠できる構造とする。
(2) 適切な照明設備、換気設備を設け、資機材洗浄用の給排水設備を設ける。
(3) 建築物の規模・形態にかかわらず、資機材倉庫は1箇所に集約する。
(4) 濡れたモップなどが置かれる場合があるので、床や壁面を不浸透性の建材にする。
(5) 設置位置は、資機材の移動などが容易に行える場所とする。
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(3)
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建築物清掃業の登録基準に係る清掃作業及び清掃用機械器具の維持管理の方法等に係る基
準(平成14年厚生労働省告示第117号)に関する次の文章の[ ]内に入る語句とし
て、正しいものはどれか。
作業計画及び作業手順書の内容並びにこれらに基づく清掃作業の実施状況について、
[ ] 以内ごとに1回、定期に点検し、必要に応じ、適切な措置を講ずること。
(1) 2年
(2) 1年
(3) 6月
(4) 4月
(5) 3月
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(5)
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建築物清掃の品質評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 点検は、品質評価実施計画に従って実施する。
(2) 点検終了後、結果の集計・評価を行い、改善点を拾い出す。
(3) 改善が必要と判断した場合は、評価者が清掃従事者に直接指示をする。
(4) 改善を指示した箇所について、指示どおりに改善されているか再点検する。
(5) 再点検の結果を基に再評価を実施する。
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(3)
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ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 水溶性のかさ高固着物であれば、物理的な力がなくても水洗いで除去できる。
(2) 水で湿ったタオルで汚れの部分を軽くこすり、タオルに付着すれば水溶性の汚れである。
(3) プラスチック製品などのほこりは、単に載っているだけの状態である。
(4) アルミニウム建材の汚れは、弱アルカリ性洗剤で除去する。
(5) ダストコントロール作業法を用いれば、ほこり以外のものも除去できる。
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(2)
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真空掃除機に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 床移動型のウェット式は、吸引した汚水が機外の汚水タンクに溜まる。
(2) 電動ファンによって、機械内部に空気の高圧域をつくり、ほこりを吸引する。
(3) 床移動型のドライ式は、バッテリー式が主である。
(4) アップライト型は、カーペットのほこりを取るのに適する。
(5) 床移動型のドライ式は、床を回転プラシで掃きながら、ほこりを吸引する。
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(4)
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床磨き機に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 広く用いられているのは、3プラシ式である。
(2) ブラシは、シダの茎又はナイロン繊維を植え付けたものが普通であるが、ワイヤブラシ
を用いる場合もある。
(3) 凹凸のある床面には、研磨粒子を付着させたパッドを使用する。
(4) 床磨き機のプラシは、直径60cm以上のものが多く使われている。
(5) 電動機は、直流電源を使用するものが大部分である。
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(2)
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カーペットクリーニング機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) タンク式スクラバーマシンは、カーペットのシャンプークリーニングを行うことができ
る。
(2) ドライフォーム方式のカーペット洗浄機は、洗浄液を泡にし、縦回転ブマシで洗浄する
機械である。
(3) 洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。
(4) スチーム洗浄機は、噴射吸引式機械(エクストラクタ)より、洗浄後、カーペットに残
留する水分量が多い。
(5) ローラブラシ方式の機械は、ウールのウイルトンカーペットの洗浄に適している。
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(4)
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洗剤に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 合成洗剤は、冷水や硬水にも良く溶け、広く洗浄に使用されている。
(2) 洗剤の助剤は、界面活性剤の表面張力を高めて洗浄力を向上させる。
(3) 一般用洗剤は、各種の洗浄作薬に広く使用され、通常、弱酸性である。
(4) アルカリ性の強い洗剤は、尿石や水あかなどの頑固な汚れの溶解性に優れる。
(5) 業務用洗剤では、助剤としてリン酸塩が一般的に使用されている。
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(1)
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床維持剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 油性フロアポリッシュは、ろう状物質、合成樹脂等の不揮発性成分を揮発性溶剤に溶解
又は分散させたものをいう。
(2) フロアオイルは、主に表面加工された木質床材の保護のために用いられる。
(3) フロアシーラは、目止め剤として使用される。
(4) 乳化性フロアポリッシュは、揮発性溶剤の含有量が不揮発性成分より多い。
(5) 水性フロアポリッシュは、物理的・化学的方法により除去できる。
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(2)
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床材の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ゴムタイルは、耐磨耗性に乏しい。
(2) リノリウムは、耐アルカリ性に乏しい。
(3) 大理石は、耐酸性に乏しい。
(4) 塩化ビニルタイルは、耐水性に優れる。
(5) テラゾは、耐酸性に乏しい。
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(1)
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カーペット床の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) カーペットのほつれは、施工初期にカットすればよい。
(2) しみ取りは、早く対応するとよい。
(3) 全面クリーニングは、パウダー方式を用いる。
(4) パイル表面の粗ごみは、カーペットスイーパなどで除去する。
(5) パイル上部の汚れ除去には、拭き取り方式を用いる。
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(3)
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ドライメンテナンス法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) スプレークリーニング後は、フロアシーラを1~2層塗布する。
(2) ドライバフ法は、つや出し作用をもつスプレー液をかけながらパッドで磨き光沢を回復
させる。
(3) スプレーバフ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレー液をかけて、専用パッドで磨く作
業である。
(4) スプレークリーニング法は、細かい傷と軽度の汚れを除去する作業である。
(5) ドライバフ法は、床磨き機の回転数が高いとフロアポリッシュ皮膜を傷めるので、低速
の方がよい。
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(3)
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外装の清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 磁器タイルは、他の素材より汚れが目立ちやすいので、清掃回数を多くする。
(2) 金属材の清掃は、汚れが軽度のうちに、全面の汚れを研磨剤でこすり取る。
(3) 窓ガラスの清掃回数は、汚れの固着を防止するため、1~2年に1回行う。
(4) アルミニウム板は、通常、表面に保護膜が施されているが徐々に汚れが付着する。
(5) 自動窓拭き設備は、研磨剤をガラス面に噴射して洗浄し、真空吸引装置で回収する。
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(4)
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一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成22年度実績)と産業廃棄物の排出及び処理状況
等(平成21年度実績)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 排出された産業廃棄物の種類別では、がれき類が約45%で最も多い。
(2) 排出された一般廃棄物の内訳は、事業系ごみが約29%を占める。
(3) 産業廃棄物の年間総排出量は、経年的におおむね4億トンで推移している。
(4) 一般廃棄物の年間総排出量は約4,500万トイで、経年的には減少傾向にある。
(5) 排出された産業廃棄物の約53%が、再生利用されている。
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(1)
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ごみの中間処理である焼却処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 通常、ごみは800℃以上の高温で焼却されている。
(2) 発生した残渣の大部分は、再資源化されている。
(3) ごみの重量は、15%程度まで滅量化されている。
(4) 大規模施設では、余熱を利用して発電などが行われている。
(5) ごみの容積は、5~10%に減容化されている。
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(2)
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廃棄物処理に関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1) リデュース ------------------ 発生の抑制
(2) リユース --------------------- 再使用
(3) コンポスト ------------------- ごみ燃料化
(4) サーマルリサイクル ------- 熱回収
(5) マテリアルリサイクル ----- 再生利用
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(3)
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廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第1条に規定されている目的の項目として、該当し
ないものは次のうちどれか。
(1) 地球環境の保全
(2) 廃棄物の適正処理
(3) 廃棄物の排出抑制
(4) 公衆衛生の向上
(5) 生活環境の保全
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(1)
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建築物内廃棄物の取扱いに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 飲食店のグリース阻集器で阻集される油分は、産業廃棄物に該当する。
(2) し尿を含まない雑排水槽からのビルピット汚泥は、産業廃棄物に該当する。
(3) 事業活動に伴って生じたプラスチック類を産業廃棄物の詐可業者に委託して処理する。
(4) 再生利用されない古紙を一般廃棄物の許可業者に委託して処理する。
(5) 建築物内にテナントとして医療クリニックがある場合、建築物の所有者が特別管理産業
廃棄物管理責任者を置かなければならない。
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(5)
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建築物内廃棄物の適正処理に関する次の文章の[ ]内に入る語句として、最も不適
当なものはどれか。
建築物内廃棄物の収集・運搬業務の一環とし清掃従事者が事後的に [ (1) 分別 ] を行う
よりも、[ (2) 所有者等 ] が分別できるような環境を整備し、[ (3) 利用者 ] ヘ分別を促す
などして、[ (4) 収集時点 ] で分別を行うことが、安全・衛生・ [ (5) 効率 ] の観点から必
要である。
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(4)
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廃棄物の発生量を表す原単位として、通常、用いないものは次のうちどれか。
(1) kg/(日・人)
(2) kg/(m2・人)
(3) kg/(m2・日)
(4) kg/(m2・月)
(5) kg/(m2・年)
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(2)
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産業廃棄物の産業廃棄物管理票(マニフエスト)による管理に関する次の記述のうち、最
も不適当なものはどれか。
(1) 運搬作業が終了すると、中間処理業者よりマニフェストB2票が排出事業者に返却され
る。
(2) 排出事業者は、マニフェストA票を控えとして保存する。
(3) 依頼から180日を経過してもマニフェストE票が返却されない場合には、排出事業者は
処分状況の確認を行う。
(4) 処分作業が終了すると、処分業者よりマニフェストD票が排出事業者に返却される。
(5) 排出事業者は、マニフェストを5年間保存する。
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(1)
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建築物内廃棄物の中間処理の目的に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 保管スペースの節約
(2) 混合による均質化
(3) 搬出・運搬の効率化
(4) 再利用化
(5) 減量化
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(2)
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建築物内廃棄物の貯留・搬出方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 容器方式は、コンパクタ・コンテナ方式より貯留・搬出の作業性に優れている。
(2) 貯留・排出機方式は、容器方式より防災性に優れている。
(3) 貯留・排出機方式は、真空収集方式より初期コストがかからない。
(4) コンパクタ・コンテナ方式は、大規模建築物に適している。
(5) 真空収集方式は、輸送管によって空気搬送する方式である。
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(1)
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「ねずみ、昆虫等の防除」
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