建築物環境衛生管理技術者試験  ビル管独学チャレンジノート   by tomygg     本文へジャンプ
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 過去問塾 2022年度

建築物環境衛生管理技術者試験


 問題21
健康に影響を与える環境要因のうち、化学的要因として最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)酸素
 (2)粉じん
 (3)オゾン
 (4)し尿
 (5)放射線

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 解答
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 問題22
細胞・組織・臓器・臓器系とその機能の説明との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)自律神経------消化、呼吸、循環等の諸機能を調整する。
 (2)腎臓------血液の老廃物などをろ過して尿を生成する。
 (3)消化器系------栄養や水を摂取・吸収して再合成と排泄を行う。
 (4)赤血球------細菌などに対する生体防御作用をもつ。
 (5)内分泌系---------成長、発達、代謝をコントロールする。

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 解答
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 問題23
労働衛生に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)有害物の負荷量と個体レベルにおける障害などの程度の関係を、量―反応関係と呼ぶ。
 (2)最大許容濃度とは、作業中のどの時間をとっても曝露濃度がこの数値以下であれば、ほとんど全ての労働者に健康上の
   悪い影響が見られないと判断される濃度である。
 (3)許容濃度とは、労働者が1日8時間、週40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に暴露されても、ほとんど
   すべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度である。
 (4)許容限界とは、生物が耐えきれなくなるストレス強度の限界のことである。
 (5)一般の事務所における環境の基準は、労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則により定められている。

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 解答
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 問題24
温熱環境指数に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)予測平均温冷感申告は、気温、湿度、風速、平均放射温度、エネルギー代謝量、着衣量の6つの温熱環境要素を用いて
   評価する。
 (2)不快指数は、気温と湿球温度、又は気温と相対湿度から算出される。
 (3)黒球(グローブ)温度は、銅製の黒球の中心温を測定したものである。
 (4)有効温度は、気温、湿度、風速、熱放射の4要素の影響を含んだ温熱環境の指標である。
 (5)湿球黒球温度(WBGT)は、暑さ指数として熱中症予防のために用いられている。

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 解答
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 問題25
エネルギー代謝に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)基礎代謝とは、早朝覚醒後の空腹時仰臥の姿勢におけるエネルギー代謝のことである。
 (2)睡眠時代謝量は、基礎代謝量より高い。
 (3)安静時代謝量は、基礎代謝量よりおよそ20%高い。
 (4)熱産生は、主に摂取した食物の代謝による化学的エネルギーに由来する。
 (5)体温は、熱産生と熱放射のバランスにより一定に保たれている。

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 解答
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 問題26
寒冷障害(ヒトの低温障害)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)5℃以下の水に突然つかると、5~15分間で生命にかかわる低体温症を生じる。
 (2)気温が13~16℃程度でも天候によっては低体温症となることがある。
 (3)乳幼児や高齢者は寒さへの適応力が低く、低体温症のリスクが高い。
 (4)低体温症の診断は脇の下の体温を測定することで行う。
 (5)凍傷による障害は、組織の凍結と周辺の血管収縮・結栓による血流阻害により起きる。

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 解答
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 問題27
建築物内の湿度に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)低湿度ではほこりが飛散しやすくなる。
 (2)低湿度ではインフルエンザウイルスの生存率が高まる。
 (3)加湿器を清潔に保つことは室内環境衛生のために重要である。
 (4)高湿度では体感温度が上昇する。
 (5)高湿度では壁の塗装の剥離が起きやすい。

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 解答
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 問題28
空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)良好な室内空気環境を維持するためには、一般に1人当たり30m3/h以上の換気量が必要とされている。
 (2)一般の室内環境下では、窒素の人体への健康影響はない。
 (3)空気中の酸素濃度が16%程度になると意識障害やけいれんが生じる。
 (4)二酸化炭素濃度は、室内空気の汚染や換気の総合指標として用いられる。
 (5)窒素は、大気の約78%を占める。

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 解答
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 問題29
浮遊粉じんに関する次の文章の[  ]内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。

粒径[ ア ]μm以下の粉じんは長時間にわたり浮遊し、ヒトの気道内に取り込まれる。特に肺に沈着し、人体に有害な影響を及ぼすのは、通常[ イ ]μm程度以下の大きさである。

 (1)(ア)50  (イ)10
 (2)(ア)40  (イ)10
 (3)(ア)20  (イ)5
 (4)(ア)10  (イ)5
 (5)(ア)10  (イ)1

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 解答
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 問題30
アスベストに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)自然界に存在する繊維状の水和化したケイ酸塩鉱物の総称である。
 (2)健康障害はアスベスト製品製造工場の従業員に限られていない。
 (3)肺がんに対して喫煙との相乗作用が疫学的に示唆されている。
 (4)労働安全衛生法、大気汚染防止法、建築基準法等により法規制が設けられている。
 (5)現在、試験研究を除き使用禁止であり、現存の建築物には残っていない。

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 解答
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 問題31
二酸化炭素に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)大気中の濃度は、一般に0.04~0.05%である。
 (2)学校保健安全法の学校環境衛生基準では、教室の二酸化炭素濃度は0.5%以下と定められている。
 (3)安静時の人の呼気中には4%程度含まれている。
 (4)室内の濃度が3~4%になると頭痛、めまいや血圧上昇を起こす。
 (5)室内の濃度が7~10%になると数分間で意識不明となる。

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 解答
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 問題32
気汚染とその健康障害との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)オゾン--------気道粘膜の刺激
 (2)レジオネラ属菌------急性肺炎
 (3)真菌--------アレルギー性疾患
 (4)たばこ煙--------慢性閉塞性肺疾患(COPD)
 (5)二酸化硫黄-------過敏性肺炎

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 解答
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 問題33
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)外耳は耳介、外耳道、鼓膜からなる。
 (2)音の伝達には気導と骨導がある。
 (3)サウンドアメニティ―とは、快い音環境のことである。
 (4)聴力はオ―ジオメ―タの基準音圧レベルを基準として測定される。
 (5)蝸牛は内耳に含まれ、蝸牛内部には有毛細胞をもつコルチ器がある。

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 解答
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 問題34
騒音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)騒音レベル85dB以上の騒音に長時間曝露されると、聴力に障害が起こる。
 (2)騒音により副腎ホルモンの分泌増加など、内分泌系への影響が起こる。
 (3)文章了解度は、聴取妨害に関する音声の了解の程度を評価する指標である。
 (4)騒音が発生する業務に従事する労働者の4,000Hzの聴力レベルが20dBであれば、騒音性難聴とされる。
 (5)一般環境騒音に係る環境基準は、地域類型別及び道路に面しない地区と道路に面する地区に区分し
   決められている。

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 解答
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 問題35
振動に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)地震の震度は、気象庁の職員の体感によって測定される。
 (2)レイノー現象は、温度が高く代謝が上昇する夏季に起こりやすい。
 (3)全身振動により、胃腸の働きの抑制が見られる。
 (4)振動の知覚は、皮膚、内臓、間接等、全身に分布する運動神経末端受容器によりなされる。
 (5)地面の振動が伝わる際、建築物内床面の振動レベルは減衰により屋外地面上より低くなる。

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 解答
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 問題36
眼の構造と光の知覚、光環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)照度が0.1lxより下がると、視力は大きく低下する。
 (2)錐体には赤、青、黄の光にそれぞれ反応する3種があり、これらの反応の組合せにより色を感じる。
 (3)視細胞が感知した光の刺激は、視神経を介して脳に伝わり知覚される。
 (4)グレアとは、視野内で過度に輝度が高い点などが見えることによって起きる不快感や見にくさである。
 (5)眼において、水晶体はカメラに例えるとレンズの役割を果たす。

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 解答
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 問題37
情報機器作業に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)情報機器にはタブレット端末が含まれる。
 (2)照明及び採光は、できるだけ明暗の対照が著しくないようにする。
 (3)ディスプレイに関しては、画面の上端が眼の高さよりやや上になる高さにすることが望ましい。
 (4)情報機器作業とは、パソコンなどの情報機器を使用してデータの入力や文章・画像等の作成を行う作業である。
 (5)情報機器作業者に対する健康診断では、眼の症状、筋骨格系の症状、ストレスに関する症状をチェックする。

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 解答
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 問題38
電場、磁場、電磁波に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)電磁波には電波、光、X線、γ線が含まれる。
 (2)可視光線のみが目で確認できる電磁波である。
 (3)地球磁場のような静磁場の曝露による健康影響は知られていない。
 (4)静電気は、放電によりガソリンや有機溶剤に発火や爆発が起こす。
 (5)電磁波の周波数が高くなると波長は長くなる。

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 解答
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 問題39
赤外線及び紫外線の健康影響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)赤外線は熱中症の原因となる。
 (2)赤外線はビタミンDの形成を促す。
 (3)紫外線曝露により、角膜炎が起こる。
 (4)紫外線のうち、UV―Cはオゾン層に吸収される。
 (5)紫外線のUV―Bは、エネルギ―が強く肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こし、皮膚がんのリスクを上昇する。

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 解答
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 問題40
健常な体重75kgの一般成人の体内水分量として、最も適当なものは次のうちどれか。

 (1)20kg未満
 (2)20kg以上30kg未満
 (3)30kg以上40kg未満
 (4)40kg以上50kg未満
 (5)50kg以上60kg未満

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 解答
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 問題41
自然界に排出されると、生物濃縮によりヒトの健康に影響を及ぼす物質は次のうちどれか。

 (1)四塩化炭素
 (2)シアン化合物
 (3)鉛
 (4)有機水銀
 (5)六価クロム

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 解答
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 問題42
喉の渇きが生じた場合の体内における水分欠乏率として、最も適当なものはどれか。

 (1)1%程度
 (2)4%程度
 (3)6%程度
 (4)8%程度
 (5)10%程度

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 解答
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 問題43
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく感染症の類型のうち、一類、二類、三類全てに実施される措置として、最も不適当なものはどれか。

 (1)積極的疫学調査
 (2)死体の移動制限
 (3)無症状病原体保有者への入院勧告
 (4)汚染された場所の消毒
 (5)就業制限

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 解答
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 問題44
主にヒト-ヒト感染によって感染が拡大する感染症は次のうちどれか。

 (1)マイコプラズマ肺炎
 (2)デング熱
 (3)発疹チフス
 (4)レプトスピラ症
 (5)ジカウイルス感染症

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 解答
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 問題45
次亜塩素酸ナトリウム消毒に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)一般に手指消毒で最も用いられる。
 (2)通常5%の濃度で使用する。
 (3)芽胞には効果がない。
 (4)室内では噴霧により使用する。
 (5)有機物が多くても効力は減退しない。

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 解答
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 問題
46~90


 


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