建築物環境衛生管理技術者試験  ビル管独学チャレンジノート  by tomygg      本文へジャンプ
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 過去問塾 2022年度

建築物環境衛生管理技術者試験


 問題46
 熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)中空層の熱抵抗は、一定の厚さ(2~5cm)までは厚さが増すにつれて増大するが、それ以上ではほぼ一定となる。
 (2)固体内の熱流は、局所的な温度勾配に熱伝導率を乗じて求められる。
 (3)密度が大きい材料ほど、一般に熱伝導率は小さくなる。
 (4)同一材料でも、一般に熱伝導率は温度によって異なる。
 (5)同一材料でも、一般に内部に湿気を多く含むほど熱伝導率は大きくなる。

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 解答
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 問題47
湿り空気と湿気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)湿り空気の温度が一定の状態で絶対湿度を増加させると、比エンタルピーは増加する。
 (2)露点温度のときの湿り空気では、乾球温度と湿球温度は等しい。
 (3)湿り空気において、絶対湿度が上昇すると水蒸気分圧は上昇する。
 (4)絶対湿度が上昇すると、露点温度は低下する。
 (5)絶対湿度が一定の状態で温度が低下すると、相対湿度は上昇する。

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 解答
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 問題48
熱放射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)白色ペイントは、光ったアルミ箔よりも長波長放射率が小さい。
 (2)物体表面から放射される単位面積当たりの放射熱流は、絶対温度の4乗に比例する。
 (3)同一温度の物体間では、長波長放射に関し、放射率と吸収率は等しい。
 (4)一般的なアスファルトの長波長放射率は、約0.9である。
 (5)常温物体から射出される電磁波は、波長が10μm付近の赤外線が主体である。

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 解答
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 問題49
一辺が3mの正方形の壁材料を組み合わせて立方体の室を作り、日射が当たらない条件で床面が地表面から浮いた状態で固定した。床と天井を含む壁材料の熱貫流抵抗を0.4(m2・K)/W、隙間換気は無視できるとし、外気温度が10℃の条件下で内部を1,620Wで加熱した。
十分に時間が経過した後の室内空気温度として、最も適当なものは次のうちどれか。
 
 (1)12℃
 (2)22℃
 (3)28℃
 (4)32℃
 (5)40℃

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 解答
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 問題50
自然換気の換気力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)温度差による換気力は、開口部の高さの差に比例して増加する。
 (2)温度差による換気力は、室内外空気の密度差に比例して増加する。
 (3)風力による換気力は、外部風速の2乗に比例して増加する。
 (4)風力による換気力は、開口部での風圧係数の2乗に比例して増加する。
 (5)風力による換気力は、風向きが変わると変化する。

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 解答
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 問題51
空気の流動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)円形ダクトの圧力損失は、ダクト直径に反比例する。
 (2)ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、風速の2乗に比例する。
 (3)合流、分岐のないダクト中を流れる気流の速度は、断面積に比例する。
 (4)開口部を通過する風量は、開口部前後の圧力差の平方根に比例する。
 (5)レイノルズ数は、慣性力の粘性力に対する比を表す無次元数である。

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 解答
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 問題52
 流体の基礎に関する次の文章の[  ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。

摩擦のないダクト中を進む流れを考え、流れの上流側にA断面、下流側にB断面をとる。ダクト内の流管の二つの断面A、Bにおける流れの力学的エネルギーの保存を仮定すると次のようなベルヌーイの定理を表す式が得られる。
 ただし、ρ:密度  a:「 ア 」  b:「 イ 」  g:重力加速度  c:「 ウ 」とする。 



 (1)(ア)速度  (イ)静圧  (ウ)高さ
 (2)(ア)速度  (イ)動圧  (ウ)高さ
 (3)(ア)高さ  (イ)静圧  (ウ)速度
 (4)(ア)静圧  (イ)高さ  (ウ)速度
 (5)(ア)動圧  (イ)高さ  (ウ)速度

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 解答
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 問題53
建築物環境衛生管理基準及びそれに関連する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)建築物衛生法による気流の管理基準値は、0.5m/s以下である。
 (2)空気環境管理項目の中で、気流は不適率が高い項目の一つである。
 (3)極端な低気流状態は好ましくなく、ある程度の気流は確保すべきである。
 (4)冷房期における節電対策などで、居室内に扇風機を設置することで、局所的に気流の基準値を超えることがある。
 (5)気流の改善方法に、間仕切りの設置や吹出口風量のバランス調整がある。

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 解答
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 問題54
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)混合方式は、室内に供給する清浄空気と室内空気を十分に混合・希釈する方式である。
 (2)一方向方式は、清浄空気をピストンのように一方向の流れとなるように室内に供給し、排気口へ押し出す方式である。
 (3)第2種換気は、自然給気口と機械排気による換気である。
 (4)局所換気は、汚染物質が発生する場所を局所的に換気する方法である。
 (5)機械換気は、自然換気に比べて適切な換気を計画することが容易である。

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 解答
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 問題55
室内における空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)一酸化炭素の建築物内での発生源は、燃焼器具、たばこ等である。
 (2)二酸化炭素の建築物内での発生源は、人の活動(呼吸)、燃焼器具等である。
 (3)浮遊粉じんの建築物内での発生源は、人の活動などである。
 (4)ホルムアルデヒドの建築物内での発生源は、これを原料とした接着剤・複合フローリング、合板等である。
 (5)オゾンの建築物内での発生源は、洗剤、クリーナ等である。

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 解答
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 問題56
空気汚染物質の特性を表すア~エの記述のうち、ホルムアルデヒドの特性を表すものの組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

ア.常温で無色の刺激臭を有する気体である。
イ.ヒトに対して発がん性がある。
ウ.一酸化窒素と結合して二酸化窒素と酸素を生成する。
エ.非水溶性である。

 (1)アとイ
 (2)アとウ
 (3)アとエ
 (4)イとウ
 (5)イとエ

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 解答
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 問題57
次のエアロゾル粒子の相当径のうち、幾何相当径に分類されるものはどれか。

 (1)空気力学径
 (2)ストークス径
 (3)円等価径
 (4)光散乱径
 (5)電気移動度径

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 解答
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 問題58
アレルゲンと微生物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)オフィスビル内のアレルゲンの大部分は細菌類である。
 (2)空気調和機内は、微生物の増殖にとって好環境となる。
 (3)アルテルナリアは、一般環境中に生育するカビである。
 (4)ダンプネスは、過度の湿気を原因とするカビ臭さや微生物汚染等の問題が確認できるような状態をいう。
 (5)大部分のダニアレルゲンの粒径は、数μm以上である。

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 解答
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 問題59
 エアロゾル粒子の一般的な粒径として、最も小さいものは次のうちどれか。

 (1)噴霧液滴
 (2)硫酸ミスト
 (3)セメントダスト
 (4)フライアッシュ
 (5)たばこ煙

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 解答
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 問題60
ダクト併用ファンコイルユニット方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)ファンコイルユニットを単一ダクト方式と併用することで、個別制御性を高めたシステムである。
 (2)ファンコイルユニットは、熱負荷が過大となるペリメ―タゾーンに配置されることが多い。
 (3)単一ダクト方式に比べ、空調機及び主ダクトの小容量化・小型化が可能である。
 (4)ペリメ―タゾ―ンとインテリアゾ―ンにおける熱負荷特性の差異に対応可能である。
 (5)新鮮空気量の確保はファンコイルユニットで対応する。

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 解答
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 問題61
建築物の熱負荷に関する組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

 (1)壁体からの通過熱負荷-------顕熱負荷
 (2)人体による室内発熱負荷-------顕熱負荷
 (3)ガラス窓からの通過日射熱負荷-------顕熱負荷と潜熱負荷
 (4)外気負荷-------顕熱負荷
 (5)照明による室内発熱負荷-------顕熱負荷と潜熱負荷

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 解答
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 問題62
下に示す湿り空気線図上のア~オは、加湿・除湿操作による状態変化を表している。各状態変化と加湿・除湿操作との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
 
  (1)ア -------- 蒸気加湿
 (2)イ -------- 気化式加湿
 (3)ウ -------- 空気冷却器による冷却除湿
 (4)エ -------- シリカゲルなどの固体吸着剤による除湿
 (5)オ -------- 液体吸収剤による化学的除湿

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 解答
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 問題63
個別方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)水熱源ヒートポンプ方式のパッケージ型空調機は、圧縮機を内蔵するため騒音源として注意が必要である。
 (2)分散設置型空気熱源ヒートポンプ方式には、電動のヒートポンプ(EHP)の他に、ガスエンジン駆動の
   ヒートポンプ(GHP)がある。
 (3)ビル用マルチパッケージとは、1台の室外機に複数の室内機を接続するタイプである。
 (4)ビル用マルチパッケージには、同一室外機系統でも室内機ごとに冷暖房が選択できる冷暖房同時型という
   タイプがある。
 (5)空気熱源ヒートポンプは、冷房時にデフロスト運転(除霜運転)による効率低下が発生することがある。

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 解答
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 問題64
乾球温度0℃、比エンタルピー4kJ/kg(DA)の外気と、乾球温度22℃、比エンタルピー39kJ/kg(DA)の室内空気を2:3の割合で混合した後の乾球温度と比エンタルピーの組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。

 (1)乾球温度[℃]8.8------比エンタルピー[kJ/kg(DA)]18
 (2)乾球温度[℃]13.2------比エンタルピー[kJ/kg(DA)]25
 (3)乾球温度[℃]8.8------比エンタルピー[kJ/kg(DA)]21
 (4)乾球温度[℃]18.3------比エンタルピー[kJ/kg(DA)]21
 (5)乾球温度[℃]13.2------比エンタルピー[kJ/kg(DA)]18

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 解答
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 問題65
デシカント空調方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)除湿量は、再生空気の相対湿度の影響が大きい。
 (2)放射冷暖房システムの結露対策としても用いられる。
 (3)除湿において、デシカントロータ通過前後で外気の乾球温度は低下する。
 (4)2ロータ方式において、再生熱交換器は排気側に設置される。
 (5)潜熱と顕熱を分離して制御できる空調システムである。

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 解答
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 問題66
蒸気圧縮冷凍サイクルに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)凝縮器により冷媒が液化する。
 (2)圧縮機により冷媒の比エンタルピーが増加する。
 (3)膨張弁により冷媒の圧力が低下する。
 (4)蒸発器により冷媒がガス化する。
 (5)冷凍サイクルでは凝縮器、圧縮機、膨張弁、蒸発器の順に冷媒が循環する。

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 解答
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 問題67
冷凍機の冷媒に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)CFC(クロロフルオロカーボン)は、オゾン層破壊の問題から全面的に製造禁止とされた。
 (2)HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)は、オゾン破壊係数(ODP)は小さいが、全廃へ向けて生産量の段階的な
   削減が行われている。
 (3)HFC(ハイドロフルオカーボン)はオゾン破壊係数(ODP)が1である。
 (4)HFC(ハイドロフルオロカーボン)は、温室効果ガスの一種に指定され、使用量に対する制限が課せられている。
 (5)自然冷媒のアンモニアは、地球温暖化係数(GWP)が1より小さい。

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 解答
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 問題68
空気調和設備の各種熱源方式の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)コージェネレーション方式は、電力需要を主として運転することにより最も高いエネルギー利用効率が得られる。
 (2)ガスエンジンヒートポンプ方式は、エンジン排熱を有効利用することができるため、寒冷地における暖房熱源に
   適している。
 (3)蓄熱システムは、電力負荷平準化や熱源装置容量削減に効果がある。
 (4)水熱源方式のヒートポンプは、地下水や下水熱等の未利用エネルギー利用に適している。
 (5)地域冷暖房システムは、地域での熱源集約化や集中管理化のメリットがある。

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 解答
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 問題69
密閉型冷却塔に関する次の文章の[  ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

密閉型冷却塔は、水と空気が[ ア ]熱交換となるため、通風抵抗と送風機動力が[ イ ]する。また、冷却水の散布水系統の保有水量は開放型冷却塔に比べて[ ウ ]。

 (1)(ア)間接-----(イ)増加-----(ウ)多い
 (2)(ア)間接-----(イ)減少-----(ウ)少ない
 (3)(ア)直接-----(イ)減少-----(ウ)多い
 (4)(ア)直接-----(イ)増加-----(ウ)少ない
 (5)(ア)間接-----(イ)増加-----(ウ)少ない

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 解答
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 問題70
空気調和機とその構成機器の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)エアハンドリングユニット-------加湿器
 (2)ファンコイルユニット-------凝縮器
 (3)パッケージ型空調機-------圧縮機
 (4)エアハンドリングユニット-------エアフィルタ
 (5)ファンコイルユニット-------熱交換器

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 解答
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 問題71
空気調和機に用いられる熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)回転型全熱交換器は、仕切り板の伝熱性と透湿性により給排気間の全熱交換を行う。
 (2)空気ー空気熱交換器は、主に外気負荷の削減に用いられる。
 (3)代表的な空気冷却用熱交換器としては、プレートフィン型冷却コイルがある。
 (4)ヒートパイプは、構造・原理が単純で、熱輸送能力の高い熱交換器である。
 (5)プレート式水―水熱交換器は、コンパクトで容易に分解洗浄できるという特徴がある。

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 解答
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 問題72
加湿装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)滴下式は、吹出し空気の温度が低下する。
 (2)蒸気式は、吹出し空気の温度が低下しない。
 (3)超音波式は、給水中の不純物が放出される。
 (4)透湿膜式は、給水中の不純物は放出されない。
 (5)電極式は、純水で加湿する。

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 解答
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 問題73
吹出口に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)ふく流吹出口は、他の吹出口に比べて誘引効果が高く、温度差や風量が大きくても居住域にコールドドラフトが
   生じにくい。
 (2)軸流吹出口の吹出気流は、拡散角度が大きく、到達距離が短いのが特徴である。
 (3)線状吹出口は、主にインテリアゾーンの熱負荷処理用として設置されることが多い。
 (4)面状吹出口は、放射冷暖房の効果が期待できない。
 (5)線状吹出口は、吹出し方向を調整できない。

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 解答
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 問題74
下の図は送風抵抗と運転点の関係を示している。この図に関連する、次の文章の[  ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。送風機の特性曲線は、グラフの横軸に[ ア ]をとり、縦軸に[ イ ]をとって表すと曲線Pのようになる。一方、送風系の抵抗曲線は、同じグラフ上に、原点を通る二次曲線Rとして示される。ここで、2曲線の交点Aは、運転点を示している。この時、送風系の[ ウ ]を操作することで、抵抗曲線はR’に変化し、運転点はBとなる。(図)



 (1)(ア)圧力  (イ)回転数  (ウ)インバータ
 (2)(ア)風量  (イ)圧力  (ウ)インバータ
 (3)(ア)圧力  (イ)風量  (ウ)インバータ
 (4)(ア)風量  (イ)圧力  (ウ)ダンパ
 (5)(ア)圧力  (イ)風量  (ウ)ダンパ

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 解答
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 問題75
空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)自動巻取型エアフィルタは、ろ材の更新が自動的に行えるような構造としたものである。
 (2)ULPAフィルタは、定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対する粒子捕集率で規定されている。
 (3)ろ過式フィルタの捕集原理には、遮りによる付着、慣性衝突、拡散による付着がある。
 (4)ガス除去用エアフィルタのガス除去容量は、ガス除去率が初期値の85%に低下するまでに捕集した
   ガス質量で表される。
 (5パネル型エアフィルタは、外気用又はプレフィルタとして用いられる。)

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 解答
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 問題76
空気調和設備に用いられる配管の種類とそれに使用する温度又は圧力との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)冷却水配管------20~40℃
 (2)高温水配管------80~90℃
 (3)冷水配管------5~10℃
 (4)低圧蒸気配管------0.01~0.05MPa
 (5)高圧蒸気配管------0.1~1MPa

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 解答
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 問題77
空気調和設備の配管とポンプに関する語句の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)伸縮継手-----温度変化による配管応力の吸収
 (2)キャビテーション-----吐出量の低下
 (3)サージング-----有効吸込みヘッド(NPSH)
 (4)配管系の抵抗曲線-----全揚程
 (5)水撃作用-----衝撃音の発生

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 解答
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 問題78
汚染物質とその濃度又は強さを表す単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)二酸化窒素-----ppb
 (2)ダニアレルゲン-----ng/m3
 (3)浮遊真菌-----CFU/m3
 (4)臭気-----cpm
 (5)エチルベンゼン-----μg/m3

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 解答
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 問題79
浮遊粉じんの測定に関する次の文章の[  ]内の語句のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物衛生法の測定対象となる浮遊粉じん濃度は、粉じんの[ (1) ]を考慮することなく[ (2) ]がおおむね[ (3) ]を対象として、[ (4) ]以下と規定されている。標準となる測定法は[ (5) ]である。

 (1)化学的組成
 (2)幾何相当径
 (3)10μm以下の粒子状物質
 (4)0.15mg/m3
 (5)
重量法(質量濃度測定法)

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 解答
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 問題80
環境要素の測定に関する用語の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)温度-----熱電対
 (2)臭気-----オルファクトメータ法
 (3)熱放射-----シンチレーションカウンタ
 (4)酸素-----ガルバニ電池
 (5)気流-----サーミスタ

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 解答
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 問題81
空気調和・換気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)異常の兆候は、それ自体を測定することは難しく、振動などのパラメータから推定する。
 (2)予防保全とは、故障発生時に、他の部分への影響を防止するため、当該部分を速やかに修復する方法である。
 (3)熱源設備は重要機器として、点検レベルを高く設定する。
 (4)点検業務は、法定点検業務及び設備機能維持のために行われる任意点検業務に区分される。
 (5)空気調和・換気設備のリニュアールまでの使用期間は20~30年となる場合が多い。

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 解答
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 問題82
空気調和・換気設備に関する維持管理上の問題と考えられる原因との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)冷却水系統のスケール発生-----冷却水の過剰な濃縮
 (2)全熱交換器の効率低下-----熱交換エレメントの目詰まり
 (3)冬季暖房時の室内相対湿度の低下-----高い室内温度設定
 (4)夏季冷房時の室内温度の上昇-----外気量の低下
 (5)室内空気質の低下-----ダクト内部の汚れ

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 解答
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 問題83
 音と振動に関する用語とその定義との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)暗騒音-----ある騒音環境下で、対象とする特定の音以外の音の総称
 (2)吸音-----壁などで音を遮断して、透過する音のエネルギーを小さくすること。
 (3)騒音レベル-----人間の聴覚の周波数特性で補正した、騒音の大きさを表す尺度
 (4)音の強さ-----音の進行方向に対して、垂直な単位面積を単位時間に通過する音のエネルギー
 (5)時間率レベル-----あるレベル以上の振動に曝露される時間の、観測時間内に占める割合

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 解答
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 問題84
振動と遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)固体伝搬音問題には振動が関与する。
 (2)対象振動が正弦波の場合、振動加速度の実効値は、加速度の最大振幅の1/√2で求められる。
 (3)コインシデンス効果が生じると、壁体の透過損失は減少する。
 (4)建築物内で感じる道路交通による振動は、不規則で変動も大きい。
 (5)空気調和設備による振動は、間欠かつ非周期的に発生する。

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 解答
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 問題85
音圧レベル80dBの音源室と面積10m2、音響透過損失20dBの隔壁で仕切られた、等価吸音面積(吸音力)が20m2の受音室の平均音圧レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。なお、音源室と受音室の音圧レベルには以下の関係がある。



ただし、L1、L2は音源室、受音室の平均音圧レベル[dB]、A2は受音室の等価吸音面積[m2]、Swは音の透過する隔壁の面積[m2]、TLは隔壁の音響透過損失[dB]を表す。log102=0.3010、log103=0.4771とする。

 (1)50dB
 (2)54dB
 (3)57dB
 (4)60dB
 (5)63dB

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 解答
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 問題86
 床衝撃音に関する次の文章の[  ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。

 軽量床衝撃音は、[ ア ]ときに発生し、[ イ ]に主な成分を含む。対策としては[ ウ ]が効果的である。

 (1)(ア)人が床上で飛び跳ねたりした    (イ)高周波数域   (ウ)柔らかい床仕上げ材
 (2)(ア)人が床上で飛び跳ねたりした   (イ)低周波数域   (ウ)柔らかい床仕上げ材
 (3)(ア)食器を落とした   (イ)高周波数域   (ウ)床躯体構造の質量増加
 (4)(ア)食器を落とした   (イ)高周波数域   (ウ)柔らかい床仕上げ材
 (5)(ア)食器を落とした   (イ)低周波数域   (ウ)床躯体構造の質量増加

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 解答
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 問題87
音・振動環境の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)複数の材料を貼り合わせた内装の振動は、部位による振動モードの影響により、測定場所間で異なることがある。
 (2)対象となる騒音・振動を測定するには、暗騒音・暗振動が大きい時間帯に実施することが望ましい。
 (3)経年変化による遮音性能の低下を把握するために、建設時に壁・床・建具等の遮音性能を測定しておくことが望ましい。
 (4)機械室に隣接する居室の床スラブ厚が薄かったため、床振動による固体伝搬音が伝わらないよう、空調機に防振支持を
   施した、
 (5)高い遮音性能の扉であっても、日常的な開閉により、遮音性能が低下することがある。

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 解答
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 問題88
光と照明に関する用語とその定義との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)照度-----単位立体角当たりに入射する光束
 (2)輝度-----観測方向から見た見かけの面積当たりの光度
 (3)演色性-----基準光で照らした場合の色をどの程度忠実に再現しているかを判定する指標
 (4)保守率-----照明施設をある期間使用した後の作業面上の平均照度と初期平均照度の比
 (5)色温度-----黒体(完全放射体)を熱したときの絶対温度と光色の関係に基づいて数値的に示される光の色

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 解答
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 問題89
光と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)光が当たった物体の境界面が平滑な場合、光は正反射し、光沢となる。
 (2)建築化照明とは、照明器具を建築物の一部として天井、壁等に組み込んだ照明方式である。
 (3)間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。
 (4)点光源から発する光による照度は、光源からの距離に反比例する。
 (5)観測者から見た照明器具の発光部の立体角が大きいほど、照明器具の不快グレアの程度を表す
   UGRの値は大きくなる。

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 解答
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 問題90
 地表における直射日光による法線面照度が100,000lxのとき、直射日光による水平面照度として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、このときの太陽高度は60度とする。

 (1)35,000lx
 (2)43,000lx
 (3)50,000lx
 (4)65,000lx
 (5)87,000lx

 
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 解答
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問題91~105


 


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