平成30年度 過去問セレクト模試
ねずみ・昆虫
蚊に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) アカイエカとチカイエカは、外部形態での区別が困難である。
(2) ヒトスジシマカは、公園、住宅の庭、墓地等で昼聞にヒトをよく吸血する。
(3) アカイエカは、羽化後、最初の産卵を無吸血で行うことができる。
(4) アカイエカは、ヒト以外にニワトリや野鳥などからも吸血する。
(5) アカイエカやヒトスジシマカの主要な発生源の一つとして、雨水ますがある。
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蚊の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)樹脂蒸散剤は、開放空間での成虫防除に効果が期待できる。
(2)成虫防除に用いられるULV処理は、短期間の効果しか期待できない。
(3)殺虫剤による防除効果が得られない場合は、薬剤抵抗性の発達を考慮する。
(4)浄化槽に殺虫剤を使用する場合は、浄化微生物への影響を考慮する。
(5)浄化槽内の防除効果は、粘着トラップによる成虫の捕獲数で判定する。 |
チャバネゴキブリに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)前胸背板に黄白色の輪状のの斑紋がある。
(2)孵化した幼虫が成虫になるまでの期間は、25℃で約半年である。
(3)雌成虫は、卵鞘を孵化直前まで尾端に付着させている。
(4)本州、四国、九州の木造家屋で多く見られる。
(5)他のゴキブリ類と比較して、野生生活性が強い。
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ゴキブリの防除に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)ゴキブリは、部屋中を歩き回る習性があるので、殺虫剤の残留処理は部屋内部の前面に行わなくてはならない。
(2)7か所に3日間放置した粘着トラップに捕獲されたゴキブリの総数が200匹であった場合のゴキブリ指数は20である。
(3)食毒剤を配置する際、毒餌に殺虫剤を噴霧するとその効果が高まる。
(4)燻煙処理を効果的に行うためには、部屋の気密性を保ち、引出し、戸棚等の戸は開放して隅々まで薬剤がよく行き
わたるようにする。
(5)有機リン剤は、ゴキブリ類に対して追い出し効果を示す。
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ダニの種類とその対策との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)ヒゼンダニ --------- 観葉植物の管理
(2)コナダニ類 --------- 保存食品の管理
(3)マダニ類 ----------- 犬などのペットの衛生管理
(4)ツメダニ類 ---------- ヒョウヒダニ類の発生予防
(5)トリサシダニ ------- 鳥の巣の除去
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害虫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ネコノミは、イヌやヒトからも吸血する。
(2) アルゼンチンアリは外来種で、日本各地に広がりつつある。
(3) トコジラミは夜間吸血性で、昼問は柱、壁の割れ目に潜んでいる。
(4) チョウバエ類の主な発生源は、動物の死体や糞である。
(5) シバンムシアリガタバチの幼虫は、シバンムシの外部寄生虫で、成虫は人を刺すことがある。
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殺虫剤やその効力に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)懸濁剤は、ULV処理に適した製剤である。
(2)有機リン剤は、ノックダウンした虫がそのまま死亡する傾向が強い。
(3)ジフルベンズロンは、蚊成虫に対する致死効果が高い。
(4)エトフェンプロックスは非対称型有機リン剤である。
(5)フェニトロチオンを有効成分とするシャンプーなどの人体用の製剤が市販されている。
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害虫に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)イガは、繊維や衣類の害虫である。
(2)ネコノミは、イヌやヒトからも吸血する。
(3)ユスリカ類の防除では、性フェロモンを用いたトラップを使用する。
(4)ニクバエ類は、卵ではなく幼虫を産む卵胎生のハエである。
(5)カツオブシムシ類は、乾燥食品や動物性製品を加害する。
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ネズミの生態に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)ネズミ類は、高圧変電器などを恐れずに近づき、停電の原因となる。
(2)ハツカネズミは、好奇心が旺盛で、トラップにかかりやすい。
(3)クマネズミは、警戒心が強く、毒餌の喫食性がドブネズミと比べて低い。
(4)ドブネズミは、屋外の植込みに巣を作ることが多く、下水道内部にも生息している。
(5)ドブネズミは、クマネズミと比べて運動能力に優れ、垂直な壁をのぼり室内に侵入することができる。
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ネズミの生態に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) ハツカネズミは農村や港湾地域に分布しており,建築物では少ない.
(2) ネズミ類は,高圧変電器に触れて停電の原因となることがある.
(3) クマネズミは,植物質の餌を好む.
(4) ドブネズミは警戒心が強く,毒餌やトラップによる防除が困難である.
(5) クマネズミは,運動能力に優れ,垂直な壁や電線を伝わって屋内に侵入する.
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殺虫・殺鼠剤の毒性や安全性に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 薬剤の安全性は、毒性の内容や強弱、摂取量、摂取期間によって決まる。
(2) ほとんどの殺虫製剤は、劇薬に該当する。
(3) 対象種が同じでも、地域により薬剤感受性が異なる場合がある。
(4) 殺鼠剤の多<は、選択毒性が低く、ヒトに対しても強い毒性を示す。
(5) 薬事法に基づき殺虫・殺鼠剤の承認を受けるためには、安全性を示すための試験が必要である。
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防虫防鼠構造や防除に関わる機器に関する次の記述のうち、最.も不適当なものはどれか。
(1) 防虫・防鼠構造は、建築物自体をねずみなどの侵入や活動を防ぐ作りにすることである。
(2) ULV機は、低濃度の薬剤を多量に散布する薬剤散布機である。
(3) 白色蛍光灯は、高圧ナトリウム灯に比べて昆虫類を誘引しやすい。
(4) 換気口に取り付ける防鼠用の金属網や格子の目の間幅は、1cm以下とする。
(5) 実体顕微鏡の保有は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に規定された建築物ねずみ昆虫等防除業の
登録基準の一つである。 |
殺虫剤の処理や保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)建築物衛生法に基づく特定建築物内で、殺虫剤によるゴキブリ防除を行う場合、医薬品又は医薬部外品として承認された
薬剤を使用しなければならない。
(2)殺虫剤散布を行う場合は、散布前後3日間その旨を利用者に通知する。
(3)殺虫剤散布時に中毒を起こした場合には、氷などによって体温を下げる。
(4)乳剤や油剤を一定量以上保管する場合は、消防法に基づく少量危険物倉庫の届出が必要となる。
(5)煙霧処理やULV処理によって、煙感知機が誤作動することがある。
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防除作業の安全管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ピレスロイド剤は魚毒性が低いので、魚類を飼育している場所での処理に適している。
(2) 乳剤などの薬剤取扱い時には、耐有機溶媒性のゴム手袋を使用する。
(3) 殺虫剤の散布に際しては、遅くとも散布3日前までにその内容を通知し、当該区域の入
口に散布3日後まで掲示する。
(4) 煙霧機を使用する場合には、煙感知器を切ってから散布処理を開始する。
(5) カーペットや大理石に薬剤が付着すると、変色する場合がある。
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有害生物による被害や対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 食品害虫の発生調査には、フェロモントラップが利用されている。
(2) IPMは、ねずみ・害虫管理の考え方(理念)である。
(3) ハチ刺症は、重篤なアレルギー症状の原因となる。
(4) レプトスピラ症は、人獣共通感染症である。
(5) ベクターコンントロールは、不快感をもたらす害虫対策として行う防除である。
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