平成29年度 第2回 過去問セレクト模試
建築物環境衛生管理技術者試験
蚊の分布に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)コガタアカイエカは、関東以西に多く生息し、北海道には少ない。
(2)シナハマダラカは、九州から北海道まで広く分布する。
(3)ヒトスジシマカは、南西諸島から東北地方にまで分布する。
(4)アカイエカの分布域は、関西以西である。
(5)チカイエカは、九州から北海道まで分布する。 |
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(4) h27-166
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蚊の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)樹脂蒸散剤は、開放空間での成虫防除に効果が期待できる。
(2)成虫防除に用いられるULV処理は、短期間の効果しか期待できない。
(3)殺虫剤による防除効果が得られない場合は、薬剤抵抗性の発達を考慮する。
(4)浄化槽に殺虫剤を使用する場合は、浄化微生物への影響を考慮する。
(5)浄化槽内の防除効果は、粘着トラップによる成虫の捕獲数で判定する。 |
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(1) h26-167
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ゴキブリに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ワモンゴキブリは、前胸背板に黄白色の輪状の斑紋がある。
(2) チャバネゴキブリは、北海遺から沖縄まで広く分布している。
(3) 幼虫と成虫の活動場所は異なる。
(4) 屋内で見られるゴキブリ類は、フェロモンの働きにより集合性を示す。
(5) 我が国で屋内に定着している種類は、5~6種ほどである。 |
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(3) h24-168
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ゴキブリの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 殺虫剤に対する抵抗性の発達が報告されている。
(2) ゴキブリ指数は、一定面積当たりの生息数を示している。
(3) ピレスロイド剤は、隙間に潜むゴキブリを追い出すフラッシング効果をもつ。
(4) 毒餌(食毒剤)を設置する際には、周辺にある餌となる食物を除去する。
(5) ローチスポットは、薬剤処理や毒餌配置をする際の目安となる。 |
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(2) h23-169
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ダニに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ダニには、人の皮膚内に寄生する種がある。
(2) ツメダニ類は、他のダニ類やチャタテムシ類などを捕食する。
(3) 屋内塵に生息するダニ類の中で、優占率の高いダニはホコリダニ類である。
(4) ハダニ類は、鉢植えなどで屋内に持ち込まれることがある。
(5) ケナガコナダニは、保存食品などにも発生する屋内塵性ダニである。 |
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(3) h24-170
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ハエ類に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)イエバエの主要な発生源は、蓄舎やごみ処理場である。
(2)ニクバエ類は、卵ではなく幼虫を産む卵胎生のハエである。
(3)クロバエ類は、気温の低い時期に発生する大型のハエである。
(4)キンバエ類は、ハエ症の原因となる。
(5)ショウジョウバエ類は、浄化槽の表面に浮いているスカムから大量発生する。 |
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(5) h28-171
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殺虫剤やその剤型に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)ピリプロキシフェンは、幼虫の脱皮を阻害する表皮形成阻害剤である。
(2)有効成分をポリアミンなどで被覆し、増量剤を加えた製剤を乳剤と呼ぶ。
(3)ピレスロイド剤は、物陰にいる虫を開放された場所に飛び出させるフラッシング効果を示す。
(4)有機リン剤は、ピレスロイド剤に比べてノックダウンした虫が蘇生する傾向が強い。
(5)フェニトロチオンは、非対称型有機リン剤である。 |
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(3) h26-172
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殺虫剤の有効成分や効力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) LC50は、50%致死濃度又は中央致死濃度を表す。
(2) プロペタンホスは、非対称型有機リン剤である。
(3) 殺虫剤に対する抵抗性は、何世代かにわたって殺虫剤に曝露されることによって発達する。
(4) 速効性が優れた殺虫剤は残効性に欠け、残効性が優れた殺虫剤は速効性に欠ける傾向がある。
(5) 粉剤は、水で希釈して残留噴霧処理に用いる。 |
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(5) h25-173
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ネズミの生態に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 都市の大型建築物では、運動能力に優れたクマネズミが優占種となる傾向がある。
(2) クマネズミは警戒心が強く、毒餌やトラップによる防除が困難である。
(3) ネズミ類は、高圧変電器を避ける習性がある。
(4) ネズミ類からは、食中毒の原因となる種々の病原体が検出される。
(5) ドブネズミは、雑食性である。 |
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(3) h23-174
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ネズミの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)クマネズミを対象とした毒餌は、動物性の餌を基材とする。
(2)侵入を防ぐために、通風口や換気口の金属格子の目の幅は1cm以下にする。
(5)殺鼠剤は、経口的な取り組みにより効果が発揮される。
(4)餌の管理や通路の遮断などの防除対策は、生息数を減少させる効果が期待できる。
(5)忌避剤であるカブサイシンは、ケーブルなどのかじり防止の目的で使用される。 |
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(1) h26-175
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衛生害虫とその疾病に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)セアカゴケグモは、刺咬により激しい痛みと神経系の障害を起こす。
(2)アカイエカは、チクングニア熱の媒介蚊である。
(3)コガタアカイエカは、日本脳炎の媒介蚊である。
(4)マダニ類は、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を媒介する。
(5)ヒゼンダニは、疥癬の原因となる。 |
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(2) h27-176
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防虫・防鼠構造や防除に用いる機器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) ミスト機は、殺虫剤を0.1~10μmの粒子にして噴射する。
(2) 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の防虫・防鼠構造は、建築基準法の
規定により、保健所長による審査が行われる場合がある。
(3) 昆虫の屋内侵入防止のため設置する網戸は、20メッシュより細かくする。
(4) ネズミの侵入防止には、自動開閉式ドアの設置が有効である。
(5) 電撃式殺虫機は、窓際に設置すると外に灯がもれて、かえって昆虫を集めてしまうおそれがある。 |
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(1) h24-177
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建築物における衛生的環境の確保に関する法にこ基づく特定建築物におけるねずみ等の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 許容限度としての数値目標を設けて、それを防除目標とする。
(2) 生息状況等の調査を実施する。
(3) 措置を行った後には、効果判定を実施する。
(4) ねずみ等には、建築物に食害を及ぼすシロアリは含まれない。
(5) 定期的に薬剤処理を実施する。 |
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(5) h23-178
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ねずみ・昆虫等の防除作業における安全管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)ピレスロイド剤は、魚毒性が高いものが多いので、魚を飼育している場所での使用は控える。
(2)殺虫剤の噴霧処理時には、活性炭入りの防毒マスクを着用する。
(3)乳剤や油剤を一定量以上保管する場合は、消防法に基づく少量危険物倉庫の届出が必要となる。
(4)殺虫剤の散布に際しては、遅くとも散布前日までにその内容を通知する。
(5)煙霧処理により、煙感知器が誤作動を起こすことがある。 |
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(4) h26-179
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建築物内のねずみ・昆虫等の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 昆虫などに対する不快感の程度は、第三者による客観的な判断が困難である。
(2) IPM(総合的有害生物管理)手法による防除でも、状況に応じて、薬剤を使用した化学
的防除を実施する。
(3) ベクターコントロールとは、感染症の媒介を阻止するために行われる防除である。
(4) 防除は、発生予防対策より発生時対策を重視しながら進める必要がある。
(5) ネズミの侵入防止には、自動開閉式ドアが有効である。 |
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(4) h25-180
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