平成29年度 第2回 過去問セレクト模試
建築物環境衛生管理技術者試験
外部環境の変化に対する生体のフィードバック機構に関する次の文章の[ ]内に入
る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
外部環境の変化は、まず生体の[ ア ]でとらえられ、神経系等により[ イ ]に伝
達される。[ イ ]は、神経系等により、筋肉等の[ ウ ]に指令し、反応等を起こす。
ア イ ウ
(1) 受容器 -------- 調節中枢 ----- 効果器
(2) 受容器 -------- 効果器 -------- 調節中枢
(3) 調節中枢 ----- 効果器 -------- 受容器
(4) 効果器 -------- 調節中枢 ----- 受容器
(5) 効果器 -------- 受容器 -------- 調節中枢 |
____________________
(1) h25-21
____________________
体熱平衡に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)熱産生は、摂取した食物の代謝によるエネルギーに由来する。
(2)熱放射量が熱産生量より大きければ体温は上昇する。
(3)早朝覚醒後の空腹時で立位姿勢のエネルギー代謝を基礎代謝という。
(4)低温環境でのふるえは、熱産生量を低下させる。
(5)熱放射のうち放射は、流体の流れに伴う熱エネルギーの移動現象である。 |
____________________
(1) h26-22
____________________
熱中症予防の指標となるWBGT指数に関する次の文章の [ ] 内に入る語句として、最も適当なものはどれか。
WBGT指数は、屋外で太陽照射のある場合、次式、0.7Tw + 0.2Tg + 0.1Ta で求められる。
ただし、Twは [ ア ]、Tgは、[ イ ]、Taは [ ウ ] である。
ア イ ウ
(1)湿球温度 --- 黒球温度 --- 乾球温度
(2)湿球温度 --- 乾球温度 --- 黒球温度
(3)乾球温度 --- 湿球温度 --- 黒球温度
(4)乾球温度 --- 黒球温度 --- 湿球温度
(5)黒球温度 --- 湿球温度 --- 乾球温度 |
____________________
(1) h27-23
____________________
建築物での低湿度による悪影響として、最も不適当なものの組合せは次のうちどれか。
ア 結露
イ ほこりの発生
ウ 静電気の発生
エ 皮膚・粘膜の乾燥
オ 汗の蒸発を妨げる
(1) アとイ
(2) アとオ
(3) イとウ
(4) ウとエ
(5) エとオ |
___________________
(2) h25-24
____________________
冷房障害対策に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。
(1) 室内を冷やし過ぎない.
(2) 室内の風速を増す.
(3) 座業が長く続く場合には,軽い運動をする.
(4) 女性は,足元が冷えないようストッキングをはく.
(5) 室温と外気温の差を7℃以内にする. |
___________________
(2) h22-25
____________________
アスベストに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 繊維状物質である。
(2) 自然界には存在しない。
(3) 過敏性肺炎の原因となる。
(4) 発癌性はない。
(5) 金属鉱山労働者に特有の職業病の原因となる。 |
____________________
(1) h24-26
____________________
気管支喘息の原因として、最も多いものは次のうちどれか。
(1) 真菌
(2) ヒョウヒダニ類
(3) 花粉
(4) ペットの毛
(5) ゴキブリの虫体成分 |
____________________
(2) h23-27
____________________
アレルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)アレルギー反応は、ヒトに有害な免疫反応である。
(2)抗体は、免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質である。
(3)アトピー性皮膚炎は、アレルギー性疾患に含まれる。
(4)ヒスタミンは、アレルギーの一種である。
(5)低湿度は、アレルギー性疾患を増悪させる。 |
____________________
(4) h26-28
____________________
シックビル症候群に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 問題となるビルを離れても症状は続く.
(2) 特異的な症状はない.
(3) 外気の取入れ量が少ないと起こりやすい.
(4) 仕事のストレスが発生要因の一つとしてあげられている.
(5) 低湿度は症状の発現に影響する. |
____________________
(1) h22-29
____________________
健常者が感覚鈍重となり、知覚を失う場合の酸素濃度として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1) 20~18%
(2) 17~16%
(3) 15~14%
(4) 11~10%
(5) 7~6% |
____________________
(5) h23-30
____________________
たばこに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 健康増進法により多数の者が利用する施設を管理する者は、受動喫煙を防止するために、必要な措置を講ずるように
努めなければならない。
(2) 受動喫煙により小児の呼吸器系疾患のリスクが増加すると言われている。
(3) 妊娠中の喫煙で、低出生体重児の頻度が高くなると言われている。
(4) 主流煙と副流煙の成分比率は、同じである。
(5) 屋内に設置された空気清浄機は、たばこ煙中のガス状物質より粒子状物質の除去に有効である。 |
____________________
(4) h24-31
____________________
人の音の聞こえに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)音の聞こえ方は、音圧レベル、周波数特性、時間的変動特性等によって異なる。
(2)音声の主要周波数は、約20~8,000Hzである。
(3)可聴範囲の上限周波数は、約20kHzである。
(4)最大可聴値とは、これ以上の音圧レベルでは、不快感や痛みなどの他の感覚が生ずる閾値である。
(5)マスキング効果は、マスクする音があるときの、マスクされる音の最小可聴値の音圧レベル上昇値で示される。 |
____________________
(2) h26-32
____________________
騒音性難聴に関する次の文章の [ ] 内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。
騒音職場などの健康診断では、オージオメータで [ ア ] Hzと [ イ ] Hzの聴力レベルが測定されるが、
騒音性難聴の初期の特徴は、通常、約 [ ウ ] Hz付近での聴力低下である。
ア イ ウ
(1)1,000 ----- 2,000 ----- 2,000
(2)1,000 ----- 4,000 ----- 1,000
(3)1,000 ----- 4,000 ----- 4,000
(4)2,000 ----- 4,000 ----- 2,000
(5)2,000 ----- 4,000 ----- 4,000 |
____________________
(3) h27-33
____________________
音に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。
(1) 聞きたい音声のレベルと騒音のレベルの差が15~20dB以上あれば音声は聞きとりやすい.
(2) 加齢に伴い高い周波数よりも低い周波数領域で,聴力低下が起こりやすい.
(3) 音圧レベルが140dBを超えると耳の痛みを感じる.
(4) 一つの音により他の音が遮へいされて聞こえなくなる現象を,音のマスキング効果という.
(5) 大きく,高い音に一時的に曝露されて生じる一時的聴力低下を一過性聴力閾値上昇という. |
____________________
(2) h22-34
____________________
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 色相、明度、彩度の三つの属性の組合せによって表現される。
(2) マンセル表色系は、色彩の表現の一方法である。
(3) 彩度によって暖色系と寒色系が区別される。
(4) 暗い色は明るい色に比べて、より重厚な感覚を与える。
(5) 暖色系は、手前に進出して見える進出色である。 |
____________________
(3) h24-35
____________________
光環境と視覚に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
(1) 照度が低下すると瞳孔は拡大する.
(2) 一般に,照度が高くなると,細かい物を識別しやすくなる.
(3) 網膜にある錐体細胞は,暗いときに働きやすい.
(4) 照明の質を向上させるためには,グレアを防止する必要がある.
(5) 視力は照度0.1 1x付近で大きく変化する. |
____________________
(3) h22-36
____________________
紫外線の作用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 熱中症の発生
(2) 体内のビタミンDの生成
(3) 皮膚の紅斑の出現
(4) 皮膚の悪性黒色腫の発生
(5) 殺菌作用 |
____________________
(1) h24-37
____________________
赤外線の生体影響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 白血病を生ずる。
(2) 白内障を生ずる。
(3) 代謝を高める。
(4) 熱中症を生ずる。
(5) 皮膚血管を拡張させる。 |
____________________
(1) h23-38
____________________
電離放射線に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)放射線の人体に与える影響の単位は、Sv(シーベルト)である。
(2)体外被曝に対する防護の3原則は、「距離を離す」、「遮蔽」、「被曝時間短縮」である。
(3)生体内に取り込まれた放射線物質が2分の1量になるまでの時間を生物学的半減期という。
(4)放射線の健康影響のうち、悪性腫瘍は確率的影響である。
(5)β線は、鉛・鉄の板を透過する。 |
____________________
(5) h26-39
____________________
水銀に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 水銀による急性中毒では、口内炎や腎障害などがみられる。
(2) 水銀及びその化合物は、水道法に基づく水質基準項目の一つである。
(3) 一般に有機水銀と無機水銀に分けられる。
(4) イタイイタイ病は、水銀による慢性中毒である。
(5) 生物濃縮を起こすことが知られている。 |
____________________
(4) h24-40
____________________
感染症とその病原体の分類との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1) 麻しん ---------------- 細菌
(2) インフルエンザ ----- ウイルス
(3) カンジダ症 ---------- 真菌
(4) 梅毒 ------------------ スピロヘータ
(5) つつが虫病 --------- リケッチア |
____________________
(1) h25-41
____________________
食物や水が主な感染源となる感染症として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1)デング熱
(2)A型肝炎
(3)インフルエンザ
(4)梅毒
(5)日本脳炎 |
____________________
(2) h28-42
____________________
レジオネラ症に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)病原体は、一般に20℃~50℃で繁殖する。
(2)病原体は自然界の土壌や淡水中などに生息している。
(3)病原体によって汚染された水のエアロゾル吸入は、感染経路の一つである。
(4)感染の起こりやすさには、人の個人差が影響すると考えられる。
(5)レジオネラ症は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律において、二類感染症に分類されている。 |
____________________
(5) h26-43
____________________
滅菌と消毒に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ある環境中の[ ア ]微生物を死滅させることを滅菌といい、そのなかの[ イ ]のみを死滅させることは消毒という。
ア イ
(1) すべての ----- 病原体
(2) すべての ----- 細菌
(3) 有害な ------ 病原体
(4) 有害な ------ 細菌
(5) 有害な ------ 真菌 |
____________________
(1) h24-44
____________________
10%溶液として市販されている次亜塩素酸ナトリウムがある.この溶液を水で1,000倍に薄めた場合,次亜塩素酸ナトリウムの濃度として,最も近いものは次のうちどれか.
(1) 1mg/L
(2) 10mg/L
(3) 100mg/L
(4) 1g/L
(5) 10g/L |
____________________
(3) h22-45
____________________
空気環境
|