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 2022年度 過去問セレクト模試

建築物環境衛生管理技術者試験


 問題91
都市の熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)COP21において、温室効果ガス削減の枠組みとなるパリ協定が採択された。
 (2)CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の評価対象は、エネルギー消費、資源循環、地域環境、室内環境の
   4分野である。
 (3)熱帯夜とは、夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上の日をいう。
 (4)ストリートキャニオンは、風の弱い日にも熱や汚染物質の拡散能力が高い。
 (5)都市化により、都市の中心部の気温が郊外と比較して高くなる現象をヒートアイランド現象という。



 問題92
建築物の設計・施工における実施設計図書として、最も不適当なものはどれか。

 (1)建築構造図
 (2)電気設備図
 (3)維持管理書
 (4)給排水衛生設備図
 (5)標準仕様書



 問題93
建築物の基礎構造と地盤に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

 (1)液状化現象は,埋立地や砂質地盤等で生じやすい。
 (2)砂質地盤の長期に生じる力に対する許容応力度は,粘土質地盤より小さい。
 (3)べた基礎は,地耐力が弱いところに用いられることが多い。
 (4)地盤のうち,第3紀層は土丹層とも呼ばれる。
 (5)地業は,基礎スラブより下に設けた割ぐり石,捨てコンクリート等の部分をいう。



 問題94
建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)折板構造の応力は、主として面内力である。
 (2)トラス構造の部材に生じる応力は、曲げモーメントとせん断力である。
 (3)壁式構造の組積式には、れんが造り、補強コンクリートブロック造がある。
 (4)空気膜構造は、膜面に張力を与えている。
 (5)制振構造は、建物の揺れを制御し、低減しようとする構造である。



 問題95
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)梁に入れるせん断補強筋をあばら筋という。
 (2)直接土に接する床において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、4cm以上としなければならない。
 (3)コ-ルドジョイントが生じると付着性が低下し、構造上の欠陥になりやすい。
 (4)鉄筋コンクリート用棒鋼SD294Aの記号中の数値は、降伏点強度を示す。
 (5)床のコンクリート厚さは、一般に10cm程度である。



 問題96
建築物の荷重又は構造力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)床の構造計算をする場合の積載荷重は、地震力を計算する場合の積載荷重より大きく設定されている。
 (2)土圧や水圧は、常時荷重に分類されている。
 (3)反力は、建築物に荷重が作用した場合、作用荷重に対応して支点に生じる力である。
 (4)せん断力は、部材内の任意の面に作用して、面をずれさせるように作用する力である。
 (5)等分布荷重の作用による片持支持梁のせん断力は、梁中央で最も大きい。



 問題97
建築材料と部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)スランプ試験によるスランプ値が大きいほど、コンクリートの流動性が高いと評価できる。
 (2)CLTは、挽板を繊維方向が直交するように積層した板材である。
 (3)AE剤は、モルタルやコンクリートの中に多数の微小な空気泡を均一に分布させるために用いる。
 (4)鋼材の引張試験において、破断したときのひずみ度を伸びという。
 (5)木材の強度は、幹の半径方向(放射軸)、年輪の接線方向、繊維方向(幹軸)の順に大きくなる。



 問題98
建築材料と部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)鉄鋼の線膨張係数は、コンクリートとほぼ等しい。
 (2)木材は、菌類発生に必要な養分、湿気、空気及び温度の4要素があると腐朽する。
 (3)下地材料は、構造躯体と仕上げの中間に用いられる。
 (4)カーテンウォールは、建築物の耐力壁として使用される。
 (5)レイタンスは、打設したコンクリートの硬化時に、石炭岩や骨材の微粒粉が表面に層状になった
   ものである。



 問題99
建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)LAN ------ 情報通信設備
 (2)ITV ------- 防災設備
 (3)EV ------- 搬送設備
 (4)CAV ------ 空気調和設備
 (5)ESCO ------ 排水設備



 問題100
建築物内の昇降設備に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

 (1)非常用エレベータは,緊急時には消防隊員の活動が優先される。
 (2)小荷物専用昇降機は,かごの床面積及び天井高の上限が定められている。
 (3)動く歩道の定格速度は,勾配に応じて定められている。
 (4)乗用エレベータには,火災時に最寄り階まで自動運転する管制運転装置を備える必要がある。
 (5)エスカレータには,当該竪穴区画の防火シャッタ閉鎖時に連動して停止する制動装置が設けられている。



 問題101
防災などに関する語句の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)マグニチュード ---- 地震の規模を表す指標
 (2)ライフライン ----- 建築物を保全するための諸設備
 (3)震度階級 ------ 観測点における地震の揺れの強さを示す指標
 (4)耐震診断 ------ 建築物の耐震改修の促進に関する法律
 (5)マイコンメータ ---- 地震発生時、自動的にガスを遮断するガスメータ



 問題102
建築物の消防用設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)煙感知器は、熱感知器に比べ火災の検知が早く、アトリウムや大型ドームのような大空間での火災感知に適している。
 (2)差動式熱感知器は、定めらえた温度を一定時間以上超え続けた場合に作動する。
 (3)小規模社会福祉施設では、上水道の給水管に連結したスプリンクラ設備の使用が認められている。
 (4)ハロゲン化物消火設備は、負触媒作用による優れた消火効果があり、コンピュータルーム、図書館など水害被害が
   懸念される用途の空間で普及している。
 (5)排煙設備は、消防法施行令に定めるところの消防の用に供する設備に含まれる。



 問題103
建築基準法及びその施行令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 (1)戸建住宅は、特殊建築物ではない。
 (2)基礎は、主要構造部である。
 (3)住宅の納戸は、居室ではない。
 (4)建築物に設ける煙突は、建築設備である。
 (5)小屋組は、構造耐力上主要な部分である。



 問題104
建築基準法及び建築士法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 (1)仕様書は、設計図書に含まれる。
 (2)防災性能とは、建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するための外壁・軒裏に
   必要な性能である。
 (3)建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。
 (4)一級建築士は、都道府県知事の免許を受けて得られる資格である。
 (5)特殊建築物には、安全、衛生、防災等に関して技術基準に基づく規制がかけられている。



 問題105
建築物の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)ファシリティマネージメント(FM)とは、企業、団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、
   活用する経営活動と定義されている。
 (2)二次エネルギーとは、一次エネルギーを変換や加工して得られるエネルギーのことで、電気に代表される。
 (3)設備管理のライフサイクルとは、設備の計画、設計、製作、運用、保全をへて廃却又は再利用までを含めたすべての
   段階及び期間までと定義されている。
 (4)CASBEEとは、中央監視、エネルギー管理、ビル管理、施設管理を含んだ包括的なシステムである。
 (5)設備の保全活動には、維持活動と改善活動がある。




 
給水排水


 


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