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 2020年度 過去問セレクト模試

建築物環境衛生管理技術者試験


 問題91
郊外の環境と比べた場合の都市に形成される環境の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)年平均気温が高い。
 (2)年平均相対湿度が低い。
 (3)雨水の保水能力が低い。
 (4)年平均風速が大きい。
 (5)年平均二酸化炭素濃度が高い。



 問題92
東京における建築物で、晴天日における日射の受熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)夏至の日の正午において、水平面が他の鉛直面に比べて最も日射量が多い。
 (2)照り返しは、日射の反射と熱放射に分けられる。
 (3)窓のブラインドを室内付けにするより外付けにした方が、日射による熱取得が大きい。
 (4)冬至の日において、鉛直壁面が受ける日積算日射量は、南面が最も多い。
 (5)南向き鉛直壁面が受ける日積算日射量は、夏至の日よりも冬至の日の方が多い。



 問題93
建築物の建築計画及び建築士法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)一級建築士は、建築士法に基づき、国土交通大臣の免許を受けて得られる資格である。
 (2)二級建築士は、建築士法に基づき、都道府県知事の免許を受けて得られる資格である。
 (3)建築士法に基づき、一定規模の建築物の設備設計については、建築設備士に設備関係規定への適合性の
   確認が義務付けられている。
 (4)貸事務所における収益部分の床面積を延べ面積を除したものをレンタプル比という。
 (5)貸事務所における共用スペース、設備スペース、構造用耐力壁等を集約した区画をコアという。


 問題94
建築物の鉄骨構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)鉄骨構造は、耐食性に優れる。
 (2)JISによる鋼材の材質規格には、建築構造用圧延鋼材、溶接構造用圧延鋼材等がある。
 (3)鋼材の強度は、温度上昇とともに低下し、1,000℃ではほとんど零となる。
 (4)JISによる鋼材の材質で、SN400Bの場合、記号中の数値は引張強度を示している。
 (5)鉄骨構造の床には、デッキプレートなどが用いられる。


 問題95
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)梁に入れるせん断補強筋をあばら筋という。
 (2)直接土に接する床において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、4cm以上としなければならない。
 (3)コ-ルドジョイントが生じると付着性が低下し、構造上の欠陥になりやすい。
 (4)鉄筋コンクリート用棒鋼SD294Aの記号中の数値は、降伏点強度を示す。
 (5)床のコンクリート厚さは、一般に10cm程度である。


 問題96
構造計画と構造設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)水平プレースは、床面の屋根面のような水平構面に入れる斜材である。
 (2)偏心率は、建築物の平面的なバランスに対する規定である。
 (3)積雪地帯における吹きだまりは、風に吹かれて生じる局所的な積雪をいう。
 (4)層間変形角は、各階の層の高さをその層間変位で除した値である。
 (5)擁壁は、土圧に抵抗して、盛土又は切土による斜面を支える壁体構造部である。


 問題97
建築板ガラスの種類とその概要との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1) フロート板ガラス ------ 良好な平滑平面を有する
(2) 複層ガラス ----------- 中空部(空気層)を有する
(3) 熱線反射板ガラス ----- ミラー効果(鏡面反射)がある
(4) 熱線吸収板ガラス ----- 無色透明である
(5) 合わせガラス --------- 破損による飛散を防ぐ


 問題98
建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)建築物は、建築主によって企画される。
 (2)請負契約の方法には、一般競争入札、指名競争入札、随意契約がある。
 (3)土工地業工事には、土工事、山止め工事、地業及び基礎工事がある。
 (4)建設業法では、発注者の書面による承諾のない限り、一括下請負は禁止されている。
 (5)工事監理は、施工者が建築主の委託を受けて代行することが多い。


 問題99
建築設備とそれに関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1) 空気調和設備 ------ 環境計測制御
(2) 情報・通信設備 ----- LAN
(3) 照明設備 --------- 調光制御
(4) 給排水設備 ------- 漏水検知
(5) 防災設備 --------- ブラインド制御


 問題100
消防設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)消火方法としては、燃焼の3要素である可燃物、酸素、着火源の一つ以上の要素を取り除くことが原則としている。
 (2)金属火災に対しては、水による消火が危険になる場合がある。
 (3)消火器は、火災の初期発見段階での消火に利用される。
 (4)連結送水管は、公設消防隊が使用するもので、消防隊専用栓と呼ばれる。
 (5)泡消火設備は、希釈作用により消火する。


 問題101
エレベーター設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)JIS規格に定める積載荷重が900kgのエレベーターの最大定員は、13人である。
 (2)ロープ式エレベータは汎用性が高く、中高層、超高層建築物に多用されている。
 (3)非常用エレベーターの設置義務は、電気事業法により定められている。
 (4)規格型のエレベータでは、機械室なしが標準的な仕様となってきている。
 (5)エレベーターの安全装置には、制動装置がある。


 問題102
建築物の火災時の避難及び消火に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)非常用の進入口は、外部から開放し、又は破壊して室内に進入できる構造とする。
 (2)非常用の進入口は、原則として3階以上の階に設置が義務付けられている。
 (3)非常用エレベータは、火災時にはかごの戸を開いたままの使用が可能である。
 (4)非常用エレベータは、火災時には、入居者より消防隊の使用が優先される。
 (5)一般の乗用エレベータは、火災時には、最寄り階に停止させることが一般的である。


 問題103
建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 (1)建築物とは、土地に定着する工作物であることが前提である。
 (2)鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設は、建築物から除かれる。
 (3)建築物の構造上重要でない間仕切壁の過半の模様替えは、大規模の模様替えである。
 (4)敷地とは、一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地である。
 (5)集団規定による建築物の制限として、用途地域による建築物の用途制限がある。


 問題104
建築基準法の行政手続き等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1) 建築設備においても、建築確認を必要とするものがある。
 (2)建築主は、特定工程を含む建築工事を行う場合には、中間検査の申請が免除される。
 (3)建築主事は、建築確認申請書を審査し、適法と確認した場合には、建築主に確認済証を交付する。
 (4)特定行政庁は、違反建築物に対する必要な措置を命ずることができる。
 (5)建築主事は、市区町村又は都道府県の職員で建築基準適合判定資格者の登録を受けた者のうちから、
   それぞれ市区町村の長又は都道府県知事により命じられる。


 問題105
建築基準法による建築物の高さ制限に関する次の規定のうち、定められていないものはどれか。

(1) 道路からの高さ制限
(2) 南側からの高さ制限
(3) 隣地境界からの高さ制限
(4) 日影による中高層建築物の高さの制限
(5) 絶対高さ制限



 
給水排水


 


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