2019年度 第2回 過去問セレクト模試
建築物環境衛生管理技術者試験
建築物と環境に関する用語の組合せとして、最も関係が少ないものは次のうちどれか。
(1)ヒートアイラント現象 -------- 都市気候
(2)サスティナブルディベロップメント --- 持続可能な開発
(3)メタン -------------- 温室効果ガス
(4)リノベーション ----------- エネルギー管理
(5)コージュネレーション -------- 排熱の有効利用 |
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 鉄筋は、コンクリートに比べて引張強度が小さい。
(2) 鉄筋コンクリート用棒鋼のSDの記号は、異形棒鋼を示す。
(3) 鉄筋コンクリート構造の梁に入れるせん断補強筋をあばら筋という。
(4) 鉄筋コンクリート構造の梁に設備配管のために設けられた開孔部の径は、一般に梁せいの1/3以下とする。
(5) 直接土に接しない柱、梁において鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、3cm以上にしなければならない。 |
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)耐震壁の厚さが20cm以上の場合には、壁筋を複筋配置とする。
(2)直接土に接する柱において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは3cm以上としなければならない。
(3)捨てコンクリートは、地盤の上に、底面を平らにするために敷きならしたコンクリートである。
(4)鉄筋コンクリート構造用の鉄筋には、普通棒鋼と異形棒鋼がある。
(5)柱の帯筋は、主にせん断力に対して配筋される。 |
鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)柱の主筋は4本以上とし、主筋に直角となるように帯筋が配筋される。
(2)直接土に接しない柱、梁において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、3cm以上としなければならない。
(3)構造耐力上主要な部分である梁は、圧縮側、引張側の両方に主筋を配した複筋梁とする。
(4)鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、ほぼ等しい。
(5)鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、コンクリート表面から鉄筋の中心までの距離をいう。 |
鉄骨構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 溶接継手の形式には、溶接される母材の配置により、重ね継手、突合せ継手、T継手等がある。
(2) 合成梁は、鉄骨梁とコンクリート床板をスタッドボルトなどにより緊結したものである。
(3) 鉄骨構造は、耐震性に優れるが、耐火性に乏しい。
(4) ボルト接合には、高カボルトが多く用いられる。
(5) 鋼材の性質は、炭素量が増すとじん性が高まる。 |
建築物の荷重あるいは構造力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 積載荷重には、人間・家具・物品の重量が含まれる。
(2) 移動端(ローラ)の支点において、曲げモーメント・とせん断力は伝達されない。
(3) 構造物の構成部材に生じる応力には、曲げモーメント、せん断力、軸方向力がある。
(4) 曲げモーメ、ントは、部材内の任意の面に作用して、面をずれさせるように作用する力である。
(5) 支点は、荷重に対して建築物を支持する反力が生じる点である。 |
建築材料の熱伝導率が、大きい順に並んでいるものは次のうちどれか。
熱伝導率が大きい 熱伝導率が小さい
(1)コンクリート > 硬質ウレタンフォーム > 板ガラス > 木材
(2)コンクリート > 板ガラス > 硬質ウレタンフォーム > 木材
(3)コンクリート > 板ガラス > 木材 > 硬質ウレタンフォーム
(4)板ガラス > コンクリート > 木材 > 硬質ウレタンフォーム
(5)板ガラス > コンクリート > 硬質ウレタンフォーム > 木材 |
建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)合板は、薄い板を繊維方向が互いに交差するように接着剤で重ね合わせたものである。
(2)板ガラスは、不燃材料である。
(3)高流動性コンクリートは、CFT構造や自己充填コンクリートに用いられる。
(4)アルミニウムの比重は、鋼の約1/3である。
(5)一般の建築用木材の出火危険温度は、450℃前後である。 |
建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)LAN ------ 情報通信設備
(2)ITV ------- 防災設備
(3)EV ------- 搬送設備
(4)CAV ------ 空気調和設備
(5)ESCO ------ 排水設備 |
建築物の運用及び建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)インバータ制御 -------- 防災対策
(2)LAN ------------ 情報・通信設備
(3)風力発電 ---------- 分散電源システム
(4)調光制御 ---------- 照明設備
(5)デューディリジェンス ----- 不動産評価 |
輸送設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)エレベータに使用される巻上電動機には、交流式と直流式がある。
(2)建築基準法の規定により、高さ31mを超える建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
(3)エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定する。
(4)建築基準法の規定により、エレベータの安全装置として、制動装置を設けなければならない。
(5)油圧式エレベータは、走行機の速度制御が広範囲にわたって可能である。 |
建築物の火災時の避難及び消火に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)非常用の進入口は、外部から開放し、又は破壊して室内に進入できる構造とする。
(2)非常用の進入口は、原則として3階以上の階に設置が義務付けられている。
(3)非常用エレベータは、火災時にはかごの戸を開いたままの使用が可能である。
(4)非常用エレベータは、火災時には、入居者より消防隊の使用が優先される。
(5)一般の乗用エレベータは、火災時には、最寄り階に停止させることが一般的である。 |
防煙排煙設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1) 自然排煙方式は、火災室から直接外気に面する窓や排煙口より煙を排出させる方法である。
(2) 機械排煙方式は、フラッシュオーバ後の火災盛期の排煙に有効である。
(3) 蓄煙方式は、天井の高い大空間の競技場やアトリウムで採用される場合がある。
(4) 防煙・排煙設備は、火災時に避難経路や安全区画などに煙が侵入することを防ぐ設備である。
(5) 加圧防煙方式は、長時間安全性を確保する必要のある場所に適している。 |
建築基準法及び建築士法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)仕様書は、設計図書に含まれる。
(2)防災性能とは、建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するための外壁・軒裏に
必要な性能である。
(3)建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。
(4)一級建築士は、都道府県知事の免許を受けて得られる資格である。
(5)特殊建築物には、安全、衛生、防災等に関して技術基準に基づく規制がかけられている。 |
建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)建築主事は、建築確認申請書を審査し、適法と確認した場合は建築主に確認済証を交付する。
(2) 高さ20mをこえる建築物には、原則として有効に避雷設備を設置しなければならない。
(3)特殊建築物等の定期検査の調査者は、1級建築士、2級建築士、国土交通大臣が定める資格を有する者
(特殊建築物等調査資格者)である。
(4)特殊建築物等の定期検査の調査報告先は、国土交通大臣である。
(5)非常用の蛍光灯照明装置は、床面で2 lx以上の照度を確保しなければならない。 |
給水排水
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