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 5 給水・排水管理  (出題数35問) 

 問題106
給水及び排水の管理に関する用語と単位の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)水の比熱-----kJ/(kg・℃)
 (2)腐食速度-----mm/年
 (3)塩化物イオン-----mg/L
 (4)揚水ポンプの揚程-----m
 (5)水槽照度率-----lm/m2


 問題107
給水及び排水の管理に関する用語の説明として,最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)逃し通気管 --- 排水系統内の下水ガスによる臭気除去のための管
 (2)FRP --- ガラス繊維で補強したプラスチック
 (3)スクリーン --- 原水中の爽雑物除去のための装置
 (4)バルキング --- 活性汚泥が沈降しにくくなる現象
 (5)バキュームブレーカ --- 管内が負庄になったときに空気を取り入れる装置


 問題108
給水及び排水の管理に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)メカニカル形接合----------ねじ込み、溶接、接着等によらない機械的な配管接合方法
 (2)スライム障害----------貯水槽や配管内で細菌類が繁殖し、バイオフィルムが形成されることによる水質劣化の現象
 (3)逆サイホン作用----------排水管内の正圧により、器具側に封水が吹き出す現象
 (4)ウォータハンマ―――弁などを急激に閉止すると著しい圧力上昇が生じ、これが圧力波となって管路内を伝わる現象
 (5)クリープ劣化----------合成樹脂に応力が長時間継続してかかる場合、材料変形が時間とともに進んでいく状態


 問題109
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から受ける水のみを水源とするもので、水槽の有効容量の合計が
   10m3を超えるものをいう。
 (2)配水管から給水管に分岐する箇所での配水管の最小動水圧は、150kPaである。
 (3)開放型冷却塔の補給水は、冷却水循環量の2%程度を見込む。
 (4)一般水栓における必要水圧は、30kPaである。
 (5)水道法に基づく水質基準では、大腸菌は1mLの検水で形成される集落数が100以下である。


 問題110
水道水の塩素消毒に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)塩素消毒の効果は、懸濁物質が存在すると低下する。
 (2)塩素消毒の反応速度は、温度が高くなるほど速くなる。
 (3)水道水中の窒素化合物と反応することで、塩素消毒の効果が高まる。
 (4)塩素消毒の効果は、アルカリ側で急減する。
 (5)塩素消毒は、多種類の微生物に効果がある。


 問題111
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  (1)飲料用の貯水槽の上部には、原則として飲料水の配管以外の機器・配管を設けてはならない。
  (2)ウオータハンマ防止器は、防止券の破壊を避けるため急閉止弁などから十分離れた箇所に設ける。
  (3)貯水槽の流入管は、ボールタップや電極棒の液面制御に支障がないように、波立ち防止策を講じる。
  (4)厨房の給水配管では、防水層の貫通を避ける。
  (5)水の使用量が橿端に減少する期間がある建築物の貯水槽では、少量貯水用の水位制御電
    極を併設し、使用水量の状態に合わせて水位設定を切り替えて使用する。


 問題112
給水設備に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか。

 (1)総合病院における1日当たりの設計給水量は,150~350L/床とする。
 (2)受水槽の有効容量は,一般に1日最大使用量の1/10とする。
 (3)高層ホテルの給水系統でのゾーニングは,上限水圧を0.5MPaとなるようにする。
 (4)直結増庄方式は,引込み管に増庄ポンプユニットを設けて水圧を高くし,中層建築物に適用できるようにした方式である。
 (5)高置水槽方式は,他の給水方式に比べて水質汚染の可能性が低い方式である。


 問題113
給水設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

 (1)建築物の揺れ、地盤の不等(不同)沈下、配管の振動等による変異の吸収のために、ショックアブソーバを
   配管に取り付ける。
 (2)木製貯水槽は、断熱性能が低いため、結露対策が必要である。
 (3)ポンプ直送方式は、一般に下向き配管が採用される。
 (4)飲料用貯水槽の流入管は、波立ち防止を考慮して水没させることが望ましい。
 (5)鋼管に形成された腐食電池回路のアノード部とは、電池回路の電極が水中に流出する部分である。


 問題114
給水設備の配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)給水管と排水管が平行して埋設される場合には、給水管は排水管の上方に埋設する。
 (2)止水弁は、主管からの分岐、各系統の起点、機器との接続部等に設置する。
 (3)ポンプに弁及び配管を取り付ける場合には、その荷重が直接ポンプにかからないように支持する。
 (4)建物の揺れ、配管の振動等による変位を吸収するため、貯水槽と配管との接続には伸縮継手を使用する。
 (5)機器との接続配管は、機器の交換の際に容易に機器が外せるフランジ接合などとする。


 問題115
給水設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)貯水槽の付属装置である定水位弁や電極棒等の動作不良により、断水、溢水事故を起こすことがある。
 (2)地震など、貯水槽の構造や水質に影響を与えるような事態が発生した場合には、速やかにその影響を点検する。
 (3)給水ポンプの吐出側の圧力が変動している場合は、ポンプ内あるいは吐出配管に詰まりがある。
 (4)高置水槽と受水槽の清掃は、原則として同じ日に行い、受水槽の清掃前に高置水槽の清掃を行う。
 (5)給水栓において規定値の残留塩素が保持できない場合は、塩素剤の注入装置を設置して、その適正な管理を行う。


 問題116
給水設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)貯水槽の清掃によって生じた汚泥などの廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」と
   いう。)、下水道法等の規定に基づき、適切に処理する。
 (2)防錆剤の注入及び管理に関する業務は、建築物衛生法に基づく建築物飲料水水質検査業の登録を受けた者が行わな
   ければならない。
 (3)管更生工法で管内に合成樹脂ライニングを施す場合には、技術評価・審査証明を受けた工法を採用するのがよい。
 (4)残留塩素の測定は、一般にDPDを発色試験とした測定法により行う。
 (5)配管は、管の損傷、錆、腐食及び水漏れの有無を点検して、必要に応じて補修を行う。


 問題117
給湯設備に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

 (1)ホテル宿泊部の設計給湯量は,50L/(人・日)程度である。
 (2)ガス瞬間湯沸器の能力は一般に号数で表され,1号の加熱能力は1.74kWに相当する。
 (3)厨房における業務用皿洗い機のすすぎ温度は,80℃程度である。
 (4)中央式給湯設備の給湯栓の給湯温度は,ピーク使用時においても55℃以上とする。
 (5)貯蔵式湯沸器は,90℃以上の高温湯が得られ,飲用として利用される。


 問題118
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)壁掛けシャワーの使用温度は、42℃程度である。
 (2)自然冷媒ヒートポンプ給湯機による湯の最高沸き上げ温度は、60℃である。
 (3)総合病院における使用湯量は、100~200L/(床・日)程度である。
 (4)架橋ポリエチレン管の使用温度は、95℃以下とする。
 (5)ガス瞬間湯沸器の能力表示で1号とは、約1.74kWの加熱能力である。


 問題119
循環配管の管長が80m、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失が50W/mの給湯設備で給湯循環流量を算出した場合、その値について最も近いものは次のうちどれか。ただし、次の算定式を用い、加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃とする。

  Q = 0.0143 x HL ÷ Δt
 ここで、 
  Q:循環流量[L/min]
  HL:循環配管からの熱損失[W]
  Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差[℃]

 (1)0.14 L/min
 (2)0.23 L/min
 (3)11 L/min
 (4)57 L/min
 (5)286 L/min


 問題120
給湯設備に使用される加熱装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)ガスマルチ式給湯機は、小型のガス瞬間湯沸器を複数台連結してユニット化したものである。
 (2)ヒートポンプは、排熱を利用した給湯熱源機器として使用される。
 (3)間接加熱方式は、蒸気や高温の温水を熱源として、加熱コイルで給湯用の水を加熱するものである。
 (4)ボイラは、伝熱面積とゲージ圧力により、ボイラ、小型ボイラ、簡易ボイラに分類される。
 (5)給湯用貫流ボイラは、出湯温度が安定しているので、大規模のシャワー設備の給湯に適している。


 問題121
給湯設備における省エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)中央式給湯設備の循環ポンプは、省エネルギーのため、返湯管の温度が低下した場合に運転する。
 (2)器具ごとに定流量弁を設置する。
 (3)適切な給湯設備の制御方式を採用する。
 (4)混合水栓の使用を避け、湯と水は別々の水栓とする。
 (5)配管経路の短縮、配管の断熱等を行うことで、放熱損失を低減した配管とする。


 問題122
給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

 (1)第2種圧力容器は,1年以内ごとに1回,定期自主検査を行う。
 (2)各種の弁は,1年に1回以上,分解清掃を行う。
 (3)中央式給湯方式の循環ポンプは,1年に1回以上,分解清掃を行う。
 (4)給湯配管は,1年に1回以上,管洗浄を行う。
 (5)シャワーヘッドは,1年に1回以上,定期的に点検を行う。


 問題123
雑用水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)雑用水とは、人の飲用、その他そjtに準じる用途以外の用途に供される水の総称である。
 (2)散水、修景又は清掃の用に供する雑用水は、し尿を含む水を原水として用いない。
 (3)広域循環方式は、個別循環方式に比べて下水道への排水量が減少する。
 (4)雑用水受水槽に上水を補給する場合は、吐水口空間を設けて給水する。
 (5)雑用水は、災害時における非常用水の原水として利用することができる。


 問題124
雑用水に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)地区循環方式は、複数の建物間で排水再利用設備を共同利用するものである。
 (2)雑用水の原水は、年間を通じて安定して確保できる排水を優先する。
 (3)雑用水は、洗面器、手洗器等に連結しない。
 (4)雑用水受水槽は、耐食性及び耐久性のある材質のものを用いる。
 (5)原水にし尿を含む雑用水を、散水、水景用に使用する場合は、規定された水質基準に適合する必要がある。


 問題125
次の雑用水処理設備のうち,色度及び臭気の除去に最も適したものはどれか。

 (1)沈砂槽
 (2)回転板接触槽
 (3)ばっ気槽
 (4)活性炭処理装置
 (5)ろ過装置



 問題126
排水の水質項目に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)DOとは、水中に溶解している分子状の酸素である。
 (2)活性汚泥沈殿率(SV)は、活性汚泥の量や沈降性の指標として用いられる。
 (3)全窒素とは、有機性窒素、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の総和である。
 (4)大腸菌群は、し尿中に多く含まれ、汚水処理の進行に伴いその数は減少する。
 (5)BODは、水中の酸化可能性物質、主として有機物質が酸化剤によって酸化される際に消費される
   酸素量を表したものである。


 問題127
排水通気設備の機器と配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)雑排水ポンプは、厨房排水以外の雑排水を排除するのに用いる。
 (2)排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、その接続に可とう継手を用いる。
 (3)防水床用の排水トラップには、水抜き孔が設置されている。
 (4)排水用耐火二層管は、繊維モルタルによる外管と架橋ポリエチレン管による内管の組合せからなる。
 (5)排水トラップが組み込まれていない阻集器には、その出口側に排水トラップを設ける。


 問題128
排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)管径50mmの排水横管の最小勾配は、1/50である。
 (2)厨房排水用の排水管に設置する掃除口の口径は、排水管径と同径とする。
 (3)飲料用貯水槽の間接排水管の口径が65mmの場合、排水口空間は、最小125mmである。
 (4)排水横主管以降が満流となるおそれのある場合、伸頂通気方式を採用してはならない。
 (5)通気管の末端を、窓、換気口等の付近に設ける場合、その上端から600mm以上立ち上げて大気に開放する。



 問題129
排水トラップと阻集器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)ドラムトラップは、サイホントラップに分類される。
 (2)トラップの封水強度とは、排水管内に正圧又は負圧が生じたときのトラップの封水保持能力をいう。
 (3)砂阻集器に設ける泥だめの深さは、150mm以上とする。
 (4)開放式のオイル阻集器を屋内に設置する場合は、換気を十分に行う。
 (5)繊維くず阻集器には、金網の目の大きさが13mm程度のバスケットストレーナを設置する。


 問題130
排水通気設備に関する語句の組合せのうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)特殊継手排水システム ---- 高層集合住宅へ適用
 (2)貯湯槽の排水管 ------- 排水口開放による間接排水
 (3)排水トラップの深さ ------ ディップからウェアまでの垂直距離
 (4)結合通気管 --------- 排水立て管内の圧力変動の緩和
 (5)排水鋼管用可とう継手 ---- 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接続


 問題131
排水通気配管に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか。

 (1)ループ通気方式は,通気管を最上流の器具排水管が排水横枝管に接続される位置のすぐ下流から立ち上げて,
   通気立て管に接続する方式である。
 (2)通気管の大気開口部を窓や換気口の付近に設ける場合は,その上端から600mm以上立ち上げる。
 (3)特殊継手排水システムは,排水横枝管への接続器具数が多いビルに採用されている。
 (4)管径150mmの排水横管の最小勾配は,1/200である。
 (5)伸頂通気方式では,排水立て管と排水横主管の接続には,大曲がりベンドなどを用いる。



 問題132
排水槽及び排水ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)排水槽内は、ブロワによってばっ気をすると負圧になるので給気を行う。
 (2)排水槽の底部の勾配は、吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下とする。
 (3)排水槽内の排水ポンプは、吸込みピットの壁などから200mm以上離して設置する。
 (4)排水槽のマンホールは、排水水中ポンプ又はフート弁の直上に設置する。
 (5)即時排水型ビルピット設備は、排水槽の悪臭防止に有効である。


 問題133
排水設備の清掃と診断に関する次の記述のうち、革も不適当なものはどれか。

  (1)スネークワイヤ法は、排水管内のグリースなどの固い付着物の除去に使用する方法である。
  (2)酸性洗浄剤は、小便器配管の尿石の除去に使用する。
  (3)ウオータラム法は、洗浄ノズルから高圧の水を噴射し、噴射力を利用して排永管内を洗浄する方法である。
  (4)ロッド法は、1~1.8mのロッドをつなぎ合わせ、手動で排水管内に挿入し清掃する方法である。
  (5)排水管内部の腐食状況の診断には、内視鏡以外に超音波厚さ計などが用いられる。


 問題134
排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)汚水槽の清掃は、酸素濃度18%以上、かつ、硫化水素濃度が10ppm以下であることを確認してから作業を行う。
 (2)逆流防止弁は、排水通気管からの臭気の逆流を防止するために設置する。
 (3)飲食店などのグリース阻集器内で発生する油分の廃棄物は、産業廃棄物として処理する。
 (4)排水槽内で汚物などの腐敗が進行し、悪臭が発生する場合の対策として、排水ポンプのタイマ制御により
   1~2時間ごとに強制的に排水する。
 (5)排水管に設置する床下式の掃除口の蓋には、砲金製プラグを用いる。


 問題135
大便器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)大便器の給水方式には、タンク式、洗浄弁式、専用洗浄弁式がある。
 (2)大便器の洗浄水量は、JISA5207において、Ⅰ形は8.5L以下と区分されている。
 (3)大便器洗浄弁が接続する給水管の管径は13mmとする。
 (4)大便器の取り付け状態は、6カ月に1回、定期に点検する。
 (5)大便器の節水型洗浄弁は、ハンドルを押し続けても、標準吐出量しか吐水しない機能を有している。


 問題136
衛生器具設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)大便器洗浄弁の必要水圧は、70kPaである。
 (2)小便器の排水状態は、6ヵ月に1回、定期に点検する。
 (3)洗面器のトラップの接合部における緩みの有無は、2ヵ月に1回、定期に点検する。
 (4)大便器の洗浄タンク内の汚れ状態は、1年に1回、定期に点検する。
 (5)JISA5207では、節水Ⅱ形の大便器の洗浄水量は、6.5L以下としている。


 問題137
衛生器具の故障の現象とその原因との組合せとして,最も不適当なものは次のうちどれか。

 (1)小便器内が十分に洗浄されていない --- 水出口穴に異物が詰まっている
 (2)小便器の排水の流れが悪い --- 排水管内にスケールが付着している
 (3)混合水栓の適温が得られない --- 水圧と湯庄の差が大きすぎる
 (4)大便器へ少量の水が流れ続ける --- 洗浄弁のシートとシートパッキンの間に異物が付着している
 (5)サイホン式大便器の留水面が正常より小さい --- タンク内の補助水管がオーバフロー管内に差し込まれている


 問題138
浄化槽法に規定する浄化槽管理者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 (1)最初の保守点検は、浄化槽の使用開始直後に実施する。
 (2)指定検査機関の行う法定検査を受検する。
 (3)保守点検及び清掃を実施し、その記録を保存する。
 (4)保守点検及び清掃は、法令で定められた技術上の基準に従って行う。
 (5)保守点検は、登録を受けた浄化槽保守点検業者に委託することができる。


 問題139
特殊設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

 (1)厨房機器が具備すべき要件として、食品に接する部分は、衛生的で、容易に洗浄・殺菌ができる構造とする。
 (2)入浴設備の打たせ湯には、循環している浴槽水を用いない。
 (3)水景施設への上水系統からの補給水は、必ず吐水口空間を設けて間接的に給水する。
 (4)プールの循環ろ過にオーバーフロー方式を採用する場合には、オーバーフローに床の洗浄水が入らない
   構造とする。
 (5)入浴設備で浴槽からの循環水を消毒する場合は、消毒に用いる塩素系薬剤の投入口をろ過器から出た
   直後に設置する。


 問題140
消火設備に関する語句とその説明の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

 (1)屋内消火栓設備 ------- 初期発見段階での消火
 (2)泡消火設備 --------- 油火災を対象
 (3)連結送水管 --------- 公設消防隊の専用栓
 (4)不活性ガス消火設備 ----- 負触媒作用による消火
 (5)スプリンクラー設備 ------ 火災発生時に自動的に散水


清掃