過去問塾 平成30年度
建築物環境衛生管理技術者試験
都市及び建築の熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)室温は、屋外の気温やその他の気候要素の影響を受けて時々刻々と変化する。
(2)アルベドとは、任意の面に入射した日射量に対し、その面での反射した日射量の割合をいう。
(3)温室効果とは、太陽光線が大気中の二酸化炭素などに吸収され、大気が温まることで地球上の気温が
上昇することをいう。
(4)熱容量の相異なる材料に、同一熱量をそれぞれ与えた場合、同じ容積なら熱容量の大きい方が温まりにくい。
(5)水が蒸発すると、その蒸発面は気化熱が奪われ冷える。
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(3)
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東京において、建築物の晴天日における日射・日照に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)夏至の日の日積算日射量は、南向き鉛直壁面よりも東・西向き鉛直壁面の方が多い。
(2)冬至の日に日積算日射量は、南向き壁面よりも水平面の方が多い。
(3)南向き鉛直壁面が受ける日積算日射量は、夏至の日よりも冬至の日の方が多い。
(4)夏至の日の可照時間は、一年を通じて最も長い。
(5)夏至の日の正午における方位別日射受熱量は、水平面が他の鉛直壁面に比べて最も多い。
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(2)
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建築物の意匠設計図面及び空気調和設備設計図面の平面記号に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
(1)引違い戸は、
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で表示される。 |
(2)出入口一般は、 |
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で表示される。 |
(3)アネモネ型吹出口は、 |
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で表示される。 |
(4)空調還気ダクトは、 |
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で表示される。 |
(5)空調機は、 |
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で表示される。 |
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(1)
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建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)折板構造の応力は、主として面内力である。
(2)トラス構造の部材に生じる応力は、曲げモーメントとせん断力である。
(3)壁式構造の組積式には、れんが造り、補強コンクリートブロック造がある。
(4)空気膜構造は、膜面に張力を与えている。
(5)制振構造は、建物の揺れを制御し、低減しようとする構造である。
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(2)
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鉄筋コンクリート構造とその材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)柱の主筋は、4本以上とする。
(2)直接土に接する壁において、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、4cm以上としなければならない。
(3)一般の壁の厚さは、10~15cm程度である。
(4)梁せいは、梁断面の下面から上面までの高さをいう。
(5)柱の帯筋は、曲げモーメントン抵抗する。
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(5)
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建築物の荷重又は構造力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)床の構造計算をする場合、事務室の積載荷重は、住宅の居室の積載荷重より小さく設定されている。
(2)積雪荷重は、作用時間により常時荷重(長期)と非常時荷重(短期)に分類される。
(3)曲げモーメント荷重は、部材のある点を湾曲させようとする荷重である。
(4)単純支持形式において、部材の一端は回転端、もう一端は移動端で支持されている。
(5)トラス構造の部材の接点は、ピン接点として取り扱われる。
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(1)
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建築材料と部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)コンクリートは、硬化時に収縮亀裂が生じやすい。
(2)セメントペーストは、水とセメントを練り混ぜたものである。
(3)鋼材は、アルミニウム材料より熱を伝えやすい。
(4)床の仕上げ材には、耐摩擦性、防水性、防音性、踏み心地の良さ等が要求される。
(5)コンクリートの水セメント比は、一般に40~65%程度である。
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(3)
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建築材料と部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)鉄鋼の線膨張係数は、コンクリートとほぼ等しい。
(2)木材は、菌類発生に必要な養分、湿気、空気及び温度の4要素があると腐朽する。
(3)下地材料は、構造躯体と仕上げの中間に用いられる。
(4)カーテンウォールは、建築物の耐力壁として使用される。
(5)レイタンスは、打設したコンクリートの硬化時に、石炭岩や骨材の微粒粉が表面に層状になった
ものである。
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(4)
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建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)一般競争入札は、工事内容、入札条件等を公示して行われる。
(2)建築工事の工程は、仮設、地業、躯体仕上げの各工事に大別される。
(3)建築工事において下請負業者の多くは、職別業者又は設備業者である。
(4)建築生産は、注文生産、一品生産、現場生産の多いことが特徴である。
(5)工事監理は、施工者が建築主の委託を受けて代行することが多い。
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(5)
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建築物の電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)実効値100Vの交流電圧は、ピーク時の電圧が約140Vである。
(2)受変電設備の容量は、建築物内部の電気設備の負荷合計に利用率を乗じて求める。
(3)電線の配電距離が長くなると、電圧の低下を招くことがある。
(4)磁束密度は、電流の強さとコイルの巻き数との積に比例する。
(5)電気事業法に規定される電圧種別のうち特別高圧に区分されるのは、交流にあっては600Vを
超えるものである。
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(5)
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建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)LPガス容器は、一般に鋼板製のものが多い。
(2)エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定される。
(3)受変電設備とは、電力会社から送電された電力を受電し、所定の電圧に下げて建物内で利用できるように
する設備である。
(4)油圧式エレベータは汎用性が高く、中高層、超高層建築物に多用されている。
(5)非常用エレベータの設置義務は、建築基準法により定められている。
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(4)
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消防法施行令に定める消防の用に供する設備として、該当しないものは次のうちどれか。
(1)屋内消火栓設備
(2)屋外消火栓設備
(3)排煙設備
(4)自動火災報知設備
(5)誘導標識
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(3)
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地震に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)気象庁震度階級は、地震の規模(大きさ)を表す表記である。
(2)耐震診断は、建築物の耐震改修の促進に関する法律に定められている。
(3)設備の耐震性能確保も、構造体と同様に重要である。
(4)防災管理者は、当該建築物について地震の被害軽減のための自主検査を行う。
(5)液状化現象は、埋立地や砂質地盤等で起こりやすい。
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(1)
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建築基準法及び建築士法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)仕様書は、設計図書に含まれる。
(2)防災性能とは、建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するための外壁・軒裏に
必要な性能である。
(3)建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。
(4)一級建築士は、都道府県知事の免許を受けて得られる資格である。
(5)特殊建築物には、安全、衛生、防災等に関して技術基準に基づく規制がかけられている。
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(4)
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建築基準法及びその施行令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)病院の病室は、非常用の照明装置の設置が免除される。
(2)屋外階段は、主要構造部に含まれる。
(3)基礎は、構造耐力上主要な部分である。
(4)排水の配管設備は、腐食防止の措置を講ずることが定められている。
(5)避難階は、傾斜地などに建築されている場合には、複数生ずることがある。
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(2)
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問題106~140
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