過去問塾 平成29年度
建築物環境衛生管理技術者試験
現在の行政組織に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)下水道事業の主管官庁は、総務省と環境省である。
(2)水質汚濁防止法の主管官庁は、厚生労働省である。
(3)労働衛生行政の地方組織としては、都道府県ごとに都道府県労働局がある。
(4)保健所には、労働基準監督官が置かれている。
(5)建築基準法で規定されている特定行政庁とは、国土交通省である。
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(3)
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建築物における衛生的環境の確保に関する法律(以下「建築物衛生法」という。)に基づく特定建築物に該当するかどうかの判断に関する次の文章の[ ]内に入る数値と語句の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、A社、B社、C社相互に関連はない。
A社の事務所2,000m2、B社の店舗600m2、A社とB社の共用部分小計200m2、B社の店舗駐車場400m2、C社の倉庫300m2である建築物の特定用途の供される部分の延べ面積は[ ア ]m2なので、この建築物は特定建築物に該当[ イ ]。
ア イ
(1)3,500 ------ する
(2)3,200 ------ する
(3)3,100 ------ する
(4)2,800 ------ しない
(5)2,600 ------ しない |
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(2)
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建築物衛生法施行令に掲げられている特定建築物の用途に該当しないものの組合せは、次のうちどれか。
(1)博物館と寄宿舎と旅館
(2)図書館と遊技場
(3)共同住宅と百貨店
(4)集会場と旅館と図書館
(5)寄宿舎と共同住宅 |
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(5)
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次の建築物のうち、建築基準法に基づく特定建築物に該当しないものはどれか。
(1)延べ面積が10,000m2の高等専門学校
(2)延べ面積が4,000m2の研修所
(3)延べ面積が9,000m2の幼保連携型認定こども園
(4)延べ面積が5,000m2の各種学校
(5)延べ面積が7,000m2の特別支援学校 |
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(5)
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建築衛生法に基づく特定建築物の届出に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)用途の変更により特定建築物に該当しなくなったときは、届出を行う必要がある。
(2)届出を行う特定建築物の名称は、建築確認時の名称と同一でなければならない。
(3)特定建築物の所有者は、使用開始された日から1年以内に届出を行う。
(4)国又は地方公共団体の用に供する特定建築物は、届出を行うことが免除される。
(5)特定建築物の届出は、厚生労働大臣あてに行う。 |
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(1)
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建築物衛生法に基づく備え付けておくべき環境衛生上必要な帳簿書類に関する次の文章の[ ]内の語句のうち、誤っているものはいくつあるか。
建築物衛生法第10条により帳簿書類の種類については、省令により次の3項目が規定されている。
①空気環境の調整、給水及び排水の管理、清掃並びに[ 廃棄物処理 ]の状況(これらの措置に関する測定又は検査の
結果並び当該措置に関する設備の点検及び整備の状況を含む。)を記載した帳簿書類
②特定建築物の平面図及び断面図並びに当該特定建築物の維持管理に関する設備の[ 配置及び系統 ]を明らかにした図面
③その他当該建築物の[ 維持管理 ]に関し環境衛生上必要な事項を記載した帳簿書類
また、①及び③の帳簿書類は、[ 10年間 ]保存しなければならない。
(1)0個(なし)
(2)1個
(3)2個
(4)3個
(5)4個(すべて)
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(3)
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建築物環境衛生管理基準に基づく空気環境の測定方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)6ヵ月以内ごとに1回、定期に行う。
(2)居室の中央部の床上75センチメートル以上150センチメートル以下の位置で行う。
(3)温度は、午前と午後の測定値の平均を求める。
(4)建築物の通常の使用時間中を避けて行う。
(5)奇数階又は偶数階ごとに行う。
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(2)
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建築物環境衛生管理基準に基づく空気調和設備の病原体汚染を防止するために講ずべき衛生上の措置として、誤っているものは次のうちどれか。
(1)冷却塔は、使用開始時及び使用開始後2ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況の点検と、必要に応じ、
冷却塔の清掃及び換水等を行う。
(2)空気調和設備内にある排水受けは、使用開始時及び使用開始後1ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れや閉塞の
状況の点検と、必要に応じ、排水受けの清掃を行う。
(3)冷却塔及び加湿装置に供給する水を水道法第4条に規定する水質基準に適合させるため必要な措置を講ずる。
(4)冷却塔、冷却水の水管及び加湿装置の清掃を、それぞれ1年以内ごとに1回、定期に行う。
(5)加湿装置は、使用開始時及び使用開始後1ヵ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況の点検と、必要に応じ、
加湿装置の清掃を行う。 |
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(1)
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建築物環境衛生管理基準に基づく雑用水の衛生上の措置等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)水洗便所の用に供する水には、一般細菌が検出されないこと。
(2)遊離残留塩素の検査を、7日以内ごとに1回、定期に行うこと。
(3)水洗便所の用に供する水の外観に関する基準は、ほとんど無色透明である。
(4)給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の含有率を、100万分の0.1以上とすること。
(5)雑用水の水槽の点検等有害物、汚水等によって水が汚染されるのを防止するための必要な措置を講ずること。 |
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(1)
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建築物衛生法に基づく事業の登録に必要な物的要件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)建築物飲料水水質検査業は、水質検査を適確に行うことができる検査室が必要である。
(2)建築物飲料水貯水槽清掃業は、内視鏡、高圧ホース及び洗浄ノズルが機械器具として必要である。
(3)建築物排水管清掃業は、機械器具を適切に保管することのできる専用の保管庫が必要である。
(4)建築物ねずみ昆虫等防除業は、真空掃除機、防毒マスク及び消化器が機械器具として必要である。
(5)建築物空気調和用ダクト清掃業は、電子天びん又は化学天びん、集じん機及び真空掃除機が機械器具として必要である。 |
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(2)
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建築物衛生法施行規則に基づく建築物環境衛生総合管理業に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
建築物環境衛生総合管理業は、[ ア ]、空気調和設備及び機械換気設備の運転、日常的な点検及び補修(以下「運転等」という。)並びに空気環境の測定、給水及び排水に関する設備の運転等並びに給水栓における水に含まれる[ イ ]の検査並びに給水栓における水の色、濁り、臭い及び味の検査であって、特定建築物の[ ウ ]に必要な程度のものである。
ア イ ウ
(1)清掃 -------- 遊離残留塩素 --- 衛生的環境の維持管理
(2)清掃 -------- PH値 ------- 構造設備の保全管理
(3)ねずみ等の防除 --- 遊離残留塩素 --- 衛生的環境の維持管理
(4)ねずみ等の防除 --- PH値 ------- 衛生的環境の維持管理
(5)ねずみ等の防除 --- PH値 ------- 構造設備の保全管理 |
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(1)
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建築物衛生法に基づく都道府県知事等による立入検査に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)特定建築物の立入検査は、事前に立入検査日時を通知しなければならない。
(2)特定建築物の維持管理が建築物環境衛生管理基準に従って行われないときは、直ちに改善命令を出さなければ
ならない。
(3)特定建築物の立入検査は、犯罪捜査のために行う。
(4)特定建築物の立入検査の職権を行う職員を、環境衛生監視員と称する。
(5)特定建築物内にある住居に立ち入る場合、居住者の承諾を得ずに強制的に立入検査をすることができる。 |
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(4)
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建築物衛生法に基づく特定建築物が国又は地方公共団体の公用又は公共の用に供する場合に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
特定建築物が国又は地方公共団体の公用又は公共の用に供するものである場合について、当該特定建築物の維持管理が建築物環境衛生管理基準に従って行なわれておらず、かつ、当該特定建築物内における人の健康をそこなう等環境衛生上著しく不適当な事態が存すると認められるとき、都道府県知事は、当該国若しくは地方公共団体の[ ア ]者に対し、その旨を通知するとともに、当該維持管理の方法の[ イ ]べきことを[ ウ ]することができる。
ア イ ウ
(1)環境衛生管理技術 ---------掲示などにより利用者にその旨を周知す ----勧告
(2)環境衛生管理技術 ---------改善とその他の必要な措置を採る -------助言
(3)環境衛生管理技術 ---------改善その他の必要な措置を採る --------命令
(4)機関の長又はその委任を受けた ---掲示などにより利用者にその旨を周知す -----助言
(5)機関の長又はその委任を受けた ---改善その他の必要な措置を採る --------勧告 |
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(5)
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保健所に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)保健所は、人口動態統計に関する業務を行う。
(2)全国に設置されている保健所のうち、都道府県が設置したものが最も多い。
(3)保健所は、住宅の衛生に関する業務を行う。
(4)保健所は、労働災害統計に関する業務を行う。
(5)保健所は、地域保健に関する調査及び研究を行う。 |
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(4)
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学校保健安全法に基づく教室の室内空気の検査の職務執行者は、次のうちどれか。
(1)学校の設置者
(2)学校薬剤師
(3)学校医
(4)校長
(5)学校保健技師 |
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(2)
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下水道法の第1条に規定する目的に関する次の条文の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
この法律は、流域別下水道整備総合計画の策定に関する事項並びに公共下水道、流域下水道及び都市下水路の設置その他の管理の基準等を定めて、下水道の整備を図り、もって[ ア ]及び公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の[ イ ]に資することを目的とする。
ア イ
(1)国民の生命、財産の保護 ---- 水質の保全
(2)国民の生命、財産の保護 ---- 環境の保護
(3)生活排水対策の実施の推進 --- 水質の保全
(4)生活排水対策の実施の推進 --- 環境の保護
(5)都市の健全な発達 ------- 水質の保全 |
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(5)
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興行場法に関するア~オの記述のうち、誤っているものの組合せは次のどれか。
ア 興行場とは、映画。演劇、音楽、スポーツ、演芸又は観せ物を、公衆に見せ、又は聞かせる施設をいう。
イ 業として興行場を経営しようとする者は、都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあっては、市長又は区長)
に届け出なければならない。
ウ 興行場営業を営む者は、興行場について、換気、照明、防湿又は清潔その他入場者の衛生に必要な措置を講じなけ
ればならない。
エ 入場者の衛生に必要な措置の基準について、厚生労働省令によって定められている。
オ 入場者は、興行場において、場内を著しく不潔にし、その他公衆衛生に害を及ぼす虞(おそれ)のある行為をしては
ならない。
(1)アとイ
(2)アとウ
(3)イとエ
(4)ウとオ
(5)エとオ |
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(3)
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廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第1条に規定する目的に関する次の条文の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
この法律は、廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、[ ア ]等を処理をし、並びに[ イ ]することにより、[ ウ ]及び公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
ア イ ウ
(1)焼却 --- 生活環境を清潔に --- 生活環境の保全
(2)焼却 --- 資源を有効に活用 --- 経済の発展
(3)焼却 --- 良好な景観を形成 --- 生活環境の保全
(4)処分 --- 生活環境を清潔に --- 生活環境の保全
(5)処分 --- 資源を有効に活用 --- 経済の発展 |
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(4)
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労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則第17条に定める便所の設置についての基準に規定されていないものは、次のうちどれか。
(1)流出する清浄な水を十分に供給する手洗い設備を設けること。
(2)男性用小便所の箇所数は、同時に就業する男性労働者30人以内ごとに1個以上とすること。
(3)女性用便所の便房の数は、同時に就業する女性労働者20人以内ごとに1個以上とすること。
(4)便所内に、高齢者、障害者等が円滑に利用することができる構造の水洗器具を設けた便房を1個以上設けること。
(5)男性用と女性用に区別すること。 |
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(4)
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建築物衛生法における特定建築物についての建築基準法による取扱いに関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
建築主事又はは[ ア ]は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に規定する特定建築物に該当する建築物に関して、建築基準法第6条の規定による確認の申請書を受理した場合は遅滞なく、これを当該申請に係る建築物の工事施工地又は所在地を管轄する[ イ ]に通知しなければならない。
[ イ ]は、必要があると認める場合においては、この法律の規定による許可又は確認について、[ ウ ]、建築主事又は[ ア ]に対して意見を述べることができる。
ア イ ウ
(1)指定確認検査機関 ---- 保健所長 ----- 特定行政庁
(2)指定確認検査機関 ---- 市町村長 ----- 特定行政庁
(3)都道府県知事 ------ 保健所長 ----- 国土交通省
(4)都道府県知事 ------ 市町村長 ----- 国土交通省
(5)都道府県知事 ------ 市町村長 ----- 特定行政庁 |
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(1)
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問題21~45
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