過去問塾 平成28年度
建築物環境衛生管理技術者試験
健康に影響を与える環境要因のうち、化学的要因として最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)二酸化炭素
(2)粉じん
(3)オゾン
(4)硫黄酸化物
(5)振動
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(5)
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臓器系の機能に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)筋骨格系は、身体の構成と運動をつかさどる。
(2)感覚器系は、外部からの刺激を受けて神経系に伝える。
(3)腎臓・泌尿器系は、血液の中から老廃物などを尿として排泄する。
(4)呼吸器系は、循環器系が運んできた全身からの酸素を体外に排出する。
(5)消化器系は、栄養や水を摂取して体内で再合成と排泄を行う。 |
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(4)
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生体機能の恒常性を乱す有害なストレッサとなりうる要因として、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)物理的刺激
(2)加齢
(3)化学的刺激
(4)社会的な要因
(5)精神的な要因 |
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(2)
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下の図は、気温と人体各部位(顔、手、足、直腸)の温度及び平均皮膚温との関係を示している。図中のア~オのうち、直腸温として最も適当なものは次のうちどれか。
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(1)ア
(2)イ
(3)ウ
(4)エ
(5)オ |
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(1)
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人体の熱放散機能として、最も適当なものの組合せは次のうちどれか。
ア 食べ物の代謝
イ 筋緊張
ウ ふるえ
エ 皮膚血管の拡張
オ 発汗
(1)アとイ
(2)アとオ
(3)イとウ
(4)ウとエ
(5)エとオ |
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(5)
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人の温熱的快適性に影響する因子として、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)代謝量
(2)室内の相対湿度
(3)室内の二酸化炭素濃度
(4)性差
(5)加齢 |
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(3)
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熱中症で起こる症状として、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)けいれん
(2)失神
(3)下痢・嘔吐
(4)体温低下
(5)頭痛・めまい |
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(4)
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空気汚染物質とその健康障害との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)オゾン --------- 気道粘膜刺激
(2)ホルムアルデヒド ------- シックハウス症候群
(3)ハウスダスト --------- 喘息
(4)たばこ煙 --------- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
(5)二酸化窒素 --------- 過敏性肺炎 |
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(5)
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建築物環境衛生管理基準におけるホルムアルデヒド量の基準値として、正しいものは次のうちどれか。
(1)1mg/m3以下
(2)0.5mg/m3以下
(3)0.15mg/m3以下
(4)0.1mg/m3以下
(5)0.08mg/m3以下 |
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(4)
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浮遊粉じんに関する次の文章の[ ]内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。
粒径[ ア ]μm以下の粉じんは長時間にわたり浮遊し、ヒトの気道内に取り込まれる。特に肺に沈着し、
人体に有害な影響を及ぼすのは、通常[ イ ]μm前後から以下の大きさである。
ア イ
(1)50 ------10
(2)40 ------10
(3)20 ------5
(4)10 ------5
(5)10 ------1 |
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(5)
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アスベストに起因する疾患として、最も適当な組合せは次のうちどれか。
ア 悪性中皮腫
イ 過敏性肺炎
ウ 肺癌
エ 肺繊維症
オ 気管支喘息
(1)アとイとウ
(2)アとウとエ
(3)アとエとオ
(4)イとウとオ
(5)イとエとオ |
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(2)
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室内空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)良好な室内空気環境を維持するためには、1人当たり10m3/h以上の換気量が必要である。
(2)室内環境下では、窒素の人体への健康影響はない。
(3)労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規制では、酸素濃度が18%未満を酸素欠乏と定めている。
(4)二酸化炭素濃度は、室内空気の汚染や換気の総合指標として用いられる。
(5)窒素は、大気の約78%を占める。 |
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(1)
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一酸化炭素に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)我が国では、大気汚染物質としての濃度は増加している。
(2)酸素よりも200倍以上強いヘモグロビン親和性をもつ。
(3)石油や都市ガスなどの不完全燃焼で発生する。
(4)無臭の気体である。
(5)血中の一酸化炭素ヘモグロビンの濃度が5%未満では症状はみられない。 |
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(1)
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音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)会話の音声レベルが距離1mで55~65dBの時に、騒音レベルが45dB以下であれば、十分な了解度が得られる。
(2)聴覚系の周波数特性で補正した尺度をA特性音圧レベルという。
(3)可聴範囲の上限周波数は、約20kHzである。
(4)加齢に伴い低い周波数領域から聴力低下が起こる。
(5)ヒトの聴覚が最も敏感な周波数は、4,000Hz付近である。 |
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(4)
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LED(発光ダイオード)の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)熱に強い
(2)小型軽量である。
(3)白色光光源として利用できる。
(4)指向性が強い
(5)高効率・長寿命である。 |
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(1)
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VDT作業における眼疲労対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)キーボード上における照度は300lx以上とする。
(2)ディスプレイまわりの視野内の輝度をほぼ同じレベルにする。
(3)ディスプレイ画面における照度を800lx以下とする。
(4)グレア防止用照明器具を用いる。
(5)反射防止型ディスプレイを用いる。 |
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(3)
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紫外線の性質・作用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)赤外線と比較して皮膚透過性が高い。
(2)皮膚の悪性黒色腫の発生
(3)電気性眼炎の発生
(4)ビタミンDの生成
(5)殺菌作用 |
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(1)
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放射線の身体的影響には、早期影響と晩発影響があるが、晩発影響として最も適当なものは次のうちどれか。
(1)不妊
(2)皮膚潰瘍
(3)白血病
(4)白血球減少
(5)脱毛 |
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(3)
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健常成人と水に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)体内における食物の代謝過程で生成される代謝水は、1日0.3Lである。
(2)普通の食事、水分摂取の状態で、1日に1~2Lの尿を排泄する。
(3)老廃物の排泄のために必要な尿量は、1日に0.1~0.2Lである。
(4)体重50kgのヒトの体内の水分量は、通常30kg前後である。
(5)ヒトが生理的に1日に必要とする水分量は、約1.5Lである。 |
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(3)
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カドミウムに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)合金、塗料、電池等の用途に用いられる。
(2)過剰に摂取すると大脳に蓄積して、中枢神経の障害を起こす。
(3)富山県神通川流域の一般環境汚染により、イタイイタイ病の原因となった。
(4)水道法に基づいて定められている、水道により供給される水の水質基準の基準項目に含まれている。
(5)水質汚濁防止法に基づいて定められる、健康に係わる有害物質についての排水基準の基準項目に含まれている。 |
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(2)
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次の感染症のうち、細菌によって引き起こされる疾患の組合せとして、正しいものはどれか。
ア 白癬症
イ レジオネラ症
ウ 結核
エ マラリア
オ 発疹チフス
(1)アとイ
(2)アとオ
(3)イとウ
(4)ウとエ
(5)エとオ |
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(3)
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食物や水が主な感染源となる感染症として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1)デング熱
(2)A型肝炎
(3)インフルエンザ
(4)梅毒
(5)日本脳炎 |
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(2)
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次の感染症対策のうち、感受性対策として最も適当な組合せはどれか。
ア 患者の隔離
イ 手洗いの徹底
ウ 予防接種
エ 抵抗力の向上
オ マスクの着用
(1)アとイ
(2)アとオ
(3)イとウ
(4)ウとエ
(5)エとオ |
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(4)
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消毒及び減菌に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)次亜塩素酸ナトリウムは、消毒の対象となる物に有機物が多く含まれるほど、効力が増す。
(2)熱による減菌方法には、乾熱減菌法や高圧蒸気減菌法がある。
(3)酸化エチレン(エチレンオキサイド)は、ガス減菌に用いられる。
(4)放射線による滅菌では、エックス線、γ線が用いられる。
(5)消毒用エタノールは、芽胞及び一部のウイルスには無効である。 |
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(1)
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5%溶液として市販されている次亜塩素酸ナトリウム50mLを水50Lに加えた場合、この溶液の次亜塩素酸ナトリウム濃度に最も近いものは次のうちどれか。
(1)25mg/L
(2)50mg/L
(3)100mg/L
(4)500mg/L
(5)1,000mg/L |
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(2)
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問題46~90
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