過去問塾 平成26年度
建築物環境衛生管理技術者試験
次の用語とその単位の組合せとして、誤っているものはどれか。
(1)熱伝導率 ------------ W/(m・K)
(2)輝度 ------------------ lm/m 2
(3)色温度 ---------------- K
(4)音の強さ ------------- W/m2
(5)振動加速度レベル ---- dB
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(2)
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熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)中空層の熱抵抗は、一定の厚さ(2~5cm)までは厚さが増すにつれて増大するが、それ以上ではほぼ一定となる。
(2)同一温度の物体間では、放射に関し、放射率と吸収率は等しい。
(3)光ったアルミ箔の長波長放射率は、白色ペイントより小さい。
(4)対流熱伝達率は、壁表面の粗度の影響を受ける。
(5)一般に固体の熱伝導率は、密度が大きい材料ほど小さい。
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(5)
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下の図は、木材の壁の室外側を断熱した外壁の断面図上に冬期暖房時の壁内定常温度分布を示したものである。この図に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1) 温度分布はAとなり、壁内結露の防止のためにアに防湿層を設けることが有効である。
(2) 温度分布はBとなり、壁内結露の防止のためにイに防湿層を設けることが有効である。
(3) 温度分布はCとなり、壁内結露の防止のためにウに防湿層を設けることが有効である。
(4) 温度分布はAとなり、壁内結露の防止のためにイに防湿層を設けることは有効である。
(5) 温度分布はBとなり、壁内結露の防止のためにウに防湿層を設けることが有効である。
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(4)
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一辺が3mの正方形の壁材料を組み合わせて立方体の室を作り、日射が当たらない条件で床面を地表面に固定した。壁材料の熱貫流抵抗を0.5(m2・K)W、隙間換気は無視できるとし、外気温度が10℃の条件下で内部を加熱したところ、十分に時間が経過した後の室温度が30℃になった。なお、床面は完全に断熱されており、床を通じての貫流熱流はない。
このとき、室内での発熱量として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1)90W
(2)360W
(3)450W
(4)900W
(5)1,800W
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(5)
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流体の基礎に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
摩擦のないダクト中の流れを考える。流れの上流側にA断面、下流側にB断面をとると、AB断面間に、単位時間に流入する流れと流出する流れの[ ア ]は等しい。この関係を示す数式を[ イ ]という。
また、流れの運動エネルギーの保存を仮定すると、次のような[ ウ ]を表す式が得られる。
ただし、ρ:密度 U:速度 P:圧力(静圧) g:重力加速度 h:高さ とする。
この式の項目の単位は[ エ ]であり、第一項を動圧、第二項を静圧、第三項を位置圧と呼び、摩擦のない理想流体の流れでは、その合計値は一定値となる。
ア イ ウ エ
(1)質量 ------ 連続の式 ------ ベルヌーイの定理 ---- Pa
(2)質量 ------ 流れの式 ------ フーリエの法則 ------- N
(3)速度 ------ 連続の式 ------ フーリエの法則 ------- m/s
(4)圧力 ------ 連続の式 ------ フーリエの法則 ------- N
(5)圧力 ------ 流れの式 ------ ベルヌーイの定理 ---- Pa
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(1)
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微粒子が気体中を運動する場合の抵抗力に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)抵抗係数は、粒子が小さくなると、気体の分子運動の影響を受けない。
(2)抵抗係数は、ストークス域ではレイノルズ数に比例する。
(3)粒子の抵抗は、粒子の流体に対する相対速度の二乗に比例する。
(4)粒子の抵抗は、ニュートン域ではレイノルズ数に反比例する。
(5)粒子の抵抗は、粒子の体積に比例する。
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(3)
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エアロゾル粒子の一般的な粒径が、大きい順に並んでいるものは次のうちどれか。
(1)花粉 ---------- バクテリア ------ ウイルス
(2)ウイルス ------ バクテリア ------- 花粉
(3)ウイルス ------ 花粉 ------------ たばこ煙
(4)たばこ煙 ------ ウイルス -------- バクテリア
(5)バクテリア ----- 花粉 ----------- たばこ煙
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(1)
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浮遊粒子の次のアからエの動力学的性質のうち、粒径が大きくなると数値が小さくなるものの組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア 終末沈降速度
イ 拡散係数
ウ 水平面への沈着速度
エ 荷電数が等しい粒子の電気移動度
(1)アとイ
(2)アとウ
(3)アとエ
(4)イとエ
(5)ウとエ
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(4)
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換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)一人当たりの必要換気量は、呼吸による酸素の消費量を基準として求めることが多い。
(2)空気換気効率は、室全体の換気効率を表すものである。
(3)換気回数は、換気量を室容積で除したものである。
(4)局所換気は、室全体でなく、汚染物質が発生する場所を局部的に換気する方法である。
(5)機械換気は、送風機や排風機等の機械力を利用して室内の空気の入れ替えを行う。
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(1)
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空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)一酸化炭素の建築物内の発生源は、燃焼器具や駐車場排気の侵入などである。
(2)アスベストは、人工的に作られた繊維状鉱物の総称である。
(3)窒素酸化物の発生源として、自動車排気ガスや燃焼器具などがある。
(4)オゾンは、コピー機やレーザプリンタなどが室内発生源である。
(5)二酸化炭素の発生源は、ヒトの呼吸や燃焼器具などである。
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(2)
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室内空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)揮発性有機化合物は、一般に沸点を基準に分類される。
(2)におい物質は、揮発性、化学反応性に富む比較的高分子の有機化合物が多い。
(3)二酸化硫黄は、無色の刺激性の気体で、石炭や重油などの燃焼排気に含まれる。
(4)ホルムアルデヒドは、無色の刺激臭を有する気体で水溶性である。
(5)PM2.5は中位径が2.5μm以下の微小粒子状物質のことである。
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(2)
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室面積200m2、天井高2.5mの居室に、換気回数n=1.0回/hの換気がされている。初期濃度Cs=3,000ppmの時、1時間後の濃度として、最も近い濃度は次のうちどれか。なお、室内は、完全混合(瞬時一様拡散)とし、室内濃度は、以下の式で表される。ただし、在室者10人、外気濃度C0=500ppm、一人当たりの汚染物質発生量は0.02m2/h、その他の室内汚染物質発生量0.05m2/hとする。またe=2.7とする。
ただし C : 室内濃度 (ppm)
Q : 換気量 (m 3 /h)
M : 汚染物質発生量 (m 3 /h)
t : 時間
(1)500ppm
(2)900ppm
(3)1,400ppm
(4)1,700ppm
(5)2,200ppm
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(4)
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アレルゲンと微生物に関する次の記述のうち最も不適当なものはどれか。
(1)酵母は、細菌に分類される。
(2)スギ花粉の除去にエアフィルタが有効である。
(3)真菌は、環境微生物として捉えられる。
(4)ダンプネスは、過度の湿気を原因とする問題が確認できるような状態をいう。
(5)ヒョウヒダニの糞と死骸は、アレルゲンになる。
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(1)
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定風量単一ダクト方式における空気調和システムを図-Aに示す。
図-Bは、図-Aのa~eにおける最大冷房負荷時の標準的な状態変化を湿り空気線図上に表したものである。
図-A中の e に相当する図-Bの状態点は、次のうちどれか。
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(3)
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湿り空気の状態変化に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)湿り空気を加熱すると、比エンタルピーは上昇する。
(2)湿り空気を加熱すると、相対湿度は低下する。
(3)湿り空気を加湿すると、露点温度は低下する。
(4)湿り空気を冷却すると、比容積は小さくなる。
(5)湿り空気を減湿すると、湿球温度は低下する。
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(3)
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次の空気熱負荷のうち、潜熱負荷を含むものはどれか。
(1)装置蓄熱負荷
(2)外気負荷
(3)送風機による負荷
(4)ポンプによる負荷
(5)配管における負荷
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(2)
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空気熱負荷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)百貨店やスーパーマーケットの売場は、特に照明負荷が大きい。
(2)劇場客席は、特に取入外気量が多く、床面積当たりの空調熱負荷も大きい。
(3)病院病室は、床面積当たりの在室者数が少なく、空調熱負荷が小さい。
(4)最大暖房負荷の算定には、通過日射を含む。
(5)人体からの発熱量や器具からの発熱量は、暖房負荷計算では、安全側として算定しないことがある。
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(4)
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次の用語のうち、直接、空気調和に関連しないものはどれか。
(1)気送管
(2)混合損失
(3)誘引ユニット
(4)ゾーニング
(5)モリエル(モリエ)線図
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(1)
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個別方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)個別方式における代表的な空気調和機は、パッケージ型空気調和機である。
(2)現在採用されているほとんどのものは、ヒートポンプ式冷暖房兼用機である。
(3)中央方式の空気調和設備と異なり、他の熱源設備を必要としない。
(4)ヒートポンプは、採熱源(ヒートソース)によって水熱源ヒートポンプと空気熱源ヒートポンプに分類される。
(5)個別方式の空気調和設備は、通常、外気処理機能を有している。
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(5)
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空気調和機の熱源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)熱源方式は、使用するエネルギーの種類や建築物用途を考慮して選定する。
(2)コージュネレーション方式では、エンジンなどの排熱を利用することで高い総合エネルギー効率を確保する。
(3)地域冷暖房システムは、地域での熱源集約化のメリットがある。
(4)自然エネルギー利用システムの一つに、地中熱を利用するシステムがある。
(5)蓄熱システムにおける顕熱利用蓄熱材としては、主に氷が用いられる。
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(5)
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冷凍機の冷凍サイクルとその構成機器との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 再生器
(2)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 蒸発器
(3)吸収冷凍サイクル -------- 凝縮器
(4)吸収冷凍サイクル -------- 吸収器
(5)蒸気圧縮冷凍サイクル ---- 膨張弁
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(1)
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冷凍機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)吸収冷凍機の吸収剤には、水が用いられる。
(2)ヒートポンプは、蒸気圧縮冷凍サイクルの凝縮潜熱(温熱)を利用するものである。
(3)回転式冷凍機は、圧縮機本体の小型化・低振動化が進んでいる。
(4)ターボ型冷凍機は、中・大規模建築物の空気調和用をはじめ、地域冷暖房、産業用大規模プロセス冷却用等で
用いられる。
(5)レシプロ冷凍機は、シリンダ内のピストンを往復動させることによって冷媒ガスを圧縮する。
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(1)
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空気調和機の構成要素の上流側からの設置順として、最も適当なものは次のうちどれか。
(1)冷却コイル ----- 加湿器 -------- 加熱コイル
(2)冷却コイル ----- 加熱コイル ----- 加湿器
(3)加熱コイル ----- 冷却コイル ----- 加湿器
(4)加熱コイル ----- 加湿器 -------- 冷却コイル
(5)加湿器 -------- 冷却コイル ----- 加熱コイル
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(2)
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空気調和設備に用いられる熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)温水製造には温水ボイラだけでなく、蒸気利用の多管式熱交換器も利用される。
(2)回転型全熱交換器は空調排気の熱回収を主目的とする空気ー空気熱交換機器である。
(3)顕熱交換器は潜熱を伴わない。
(4)プレートフィン式冷温水コイルは、空気調和機内に設置される冷温水製造装置である。
(5)プレート式水ー水熱交換機は伝熱板の増減により伝熱面積を設置後に変更できることが特徴である。
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(4)
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冷却塔に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)冷却塔は、主として冷凍機の凝縮熱を大気に放出するための装置として利用される。
(2)密閉型冷却塔は、信頼性を要求される電算室やクリーンルーム系統などへの採用例が多い。
(3)密閉型冷却塔は、散水系統の保有水量が少なく不純物の凝縮が激しいため、この系統に対する水質管理は厳密に行う
必要がある。
(4)開放型冷却塔では、冷却水と大気が直接接触することから、大気中の汚染物資により水質が悪化し、機器・配管等に腐食を
招くことがあるため、水質管理が重要である。
(5)開放型冷却塔は、通風抵抗の増加に伴い送風機動力が増加する上、散布水ポンプにかかわる機構が付加されるため、
コストも割高となる。
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(5)
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次の加湿装置のうち、使用によって空気温度を降下しないものはどれか。
(1)超音波式加湿装置
(2)蒸気ノズル式加湿装置
(3)エアワッシャ式加湿装置
(4)スプレーノズル式加湿装置
(5)滴下式加湿装置
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(2)
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空気調和機の熱交換器・送風機・ポンプに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)多管式熱交換器は、空気調和機に使用する温度帯の水ー水熱交換器として、プレート式熱交換器に比べて優れている。
(2)プレート式熱交換器の電熱板には、一般にステンレス鋼板が使用される。
(3)吐出圧力20kPaの送風機は、ブロワに分類される。
(4)キャビテーションにより、騒音・振動が発生し、吐出量が低下する場合もある。
(5)ポンプの実揚程は、全揚程から損失水頭を引いたものである。
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(1)
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次の用語のうち、ダクト系の構成要素として、最も不適当なものはどれか。
(1)バタフライダンパ
(2)VAV装置
(3)軸流吹出口
(4)可とう継手
(5)多翼送風機
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(4)
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ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)防煙区画を貫通するダクトには、煙感知器と連動して閉鎖する防火ダンパ(FD)が設けられる。
(2)フランジは、組み立てられたダクト同士を接続するのに用いられる。
(3)風量調整ダンパ(VD)は、ダクト系の抵抗損失の不揃いに対する微調整・風量変更や一部分の閉止などに使用される。
(4)温度ヒューズの溶解温度は、一般換気用で72℃である。
(5)代表的なダクトの材料として、亜鉛鉄板、ステンレス鋼板、鋼材等が用いられる。
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(1)
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空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)空気浄化装置の性能を表示する指標に、汚染除去率がある。
(2)活性炭フィルタは、ガス除去用エアフィルターの一種である。
(3)HEPAフィルタは、ろ過式折込み型エアフィルタの一種である。
(4)自動巻取型エアフィルタのろ材の更新には、タイマによる方法がある。
(5)汚染除去(粉じん保持)容量は、kg/m3で表される。
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(5)
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換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)局所平均空気齢とは、新鮮空気の給気口から任意の点に移動するのにかかる平均時間をいう。
(2)温度差による換気力は、室内外の空気の密度差に比例する。
(3)第3種機械換気は、給気口及び排風機により構成される。
(4)ハイブリット換気は、機械給気と機械排気との併用による換気方式である。
(5)置換換気は、室温よりやや低い温度の空気を床面付近に供給し、天井面付近から排気する換気方式である。
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(4)
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温熱環境要素の測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)グローブ温度計は、熱放射の測定に用いられるもので、気流の影響を受ける。
(2)相対湿度の測定には、毛髪などの伸縮を利用する方法がある。
(3)ピトー管による風速測定では、ストークスの定理を用いている。
(4)風速の測定法として、超音波の到着時間と気流との関係を利用する方法がある。
(5)ガラス製温度計は、気象庁の登録検定機関の検定済みのものを使用する。
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(3)
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室内環境の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)浮遊真菌の測定には、フィルタ法がある。
(2)アスベストの測定には、紫外線吸収スペクトル法がある。
(3)イオウ酸化物の測定には、溶液導電率法がある。
(4)オゾンの測定には、化学発光法がある。
(5)放射線の空間線量の測定には、シンチレーション検出器が用いられる。
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(2)
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次の汚染物質とその濃度又は強さを表す単位の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
(1)浮遊粉じん ------ cpm
(2)放射能 ---------- Bq
(3)アスベスト ------- CFU/m 3
(4)二酸化窒素 ------ ppb
(5)オゾン ---------- μg/m3
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(3)
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ホルムアルデヒド測定法に関する組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)アクティブ法 --------- 吸光光度法(拡散スクラバー法)
(2)アクティブ法 --------- 光電光度法(AHMT試験紙)
(3)アクティブ法 --------- 化学発光法
(4)パッシブ法 ----------- 燃料電池法
(5)パッシブ法 ----------- DNPH含浸チューブーHPLC法
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(4)
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空気調和・換気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)空気調和・換気設備に関連する健康障害は、微生物によるものがあり、ビル関連病(BRI)に代表される。
(2)空気調和設備の空気搬送系では、使用年数の経過につれダクト内部の清掃を考慮する必要がある。
(3)建築物環境衛生管理基準に基づき、空気調和設備内の設けられた排水受けは、6ヵ月以内ごとに1回、定期に、その汚れ
及び閉塞の状況を点検する。
(4)建築物環境衛生管理基準に基づき、加湿装置は使用開始時及び使用期間中の1ヵ月以内ごとに1回、定期に、汚れの状況を
点検する。
(5)建築物環境衛生管理基準に基づき、冷却塔の清掃は、1年以内ごとに1回、定期に行う。
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(3)
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空気調和設備の節電対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)夏期に、冷凍機の冷水出口温度を上昇させる。
(2)夏期に、冷凍機の冷却水入口温度を低下させる。
(3)夏期に、室内の冷房設定温度を上昇させる。
(4)冬期に、ボイラの温水出口温度を低下させる。
(5)冬期に、冷凍機の冷却水入口温度を上昇させる。
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(5)
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音源からの伝搬特性に関する次の文章の[ ]に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
下の図-Aに示す寸法a x b (a < b)の長方形の面を音源とした場合、音源付近(a/π以下)までは、[ ア ]としての伝搬特性を示し、a/π~b/πの間は線音源に対応する減衰特性を、b/π以上の範囲では[ イ ]に対応する減衰特性を示す。よって、音源からの距離による減衰を示した線は図-B中の[ ウ ]のようになる。
(1)面音源 ----- 点音源 ----- ①
(2)面音源 ----- 点音源 ----- ②
(3)点音源 ----- 面音源 ----- ①
(4)点音源 ----- 面音源 ----- ②
(5)点音源 ----- 面音源 ----- ③
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(1)
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音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)周波数と波長の積は、音速になる。
(2)空気中の音速は、気温の上昇とともに増加する。
(3)拡散音場とは、空間の音のエネルギーが一様に分布し、音があらゆる方向に伝搬している状態である。
(4)広帯域騒音とは、広い周波数領域の成分を含む騒音のことである。
(5)ある騒音環境下で、対象とする特定の音より周波数が小さい音のことを暗騒音という。
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(5)
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音圧レベル80dBの音源室と面積10m2、音響透過損失30dBの隔壁で仕切られた。等価吸音面積(吸音力)が10m 2 の受音室の平均音圧レベルとして、最も近いものは次のうちどれか。なお、音源室と受音室の音圧レベルには以下の関係がある。
ただし、L1、L2は音源室、受音室の平均音圧レベル[dB]、A 2 は受音室の等価吸音面積[m 2 ]、Swは音の透過する隔壁[m 2 ]を表す。
(1)30dB
(2)40dB
(3)50dB
(4)60dB
(5)70dB
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(3)
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空調機械室からの騒音に関する次のアからウの記述のうち、伝搬音の種類の組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア 空気調和機から発生した音が隔壁・隙間等を透過してくる音
イ ダクト・管路系の振動に起因する音
ウ ダクト内を伝搬して給排気口から放射する音
ア イ ウ
(1)固体伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 固体伝搬音
(2)固体伝搬音 ------ 固体伝搬音 ------ 空気伝搬音
(3)固体伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 空気伝搬音
(4)空気伝搬音 ------ 固体伝搬音 ------ 空気伝搬音
(5)空気伝搬音 ------ 空気伝搬音 ------ 固体伝搬音
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(4)
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ランプに関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)水銀ランプ ------------- HIDランプ
(2)白熱電球 -------------- 放電発光
(3)ハロゲン電球 ---------- 温度放射
(4)低圧ナトリウムランプ ---- 低圧放電ランプ
(5)LED ------------------ 電界発光
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(2)
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ある部屋の作業面の必要照度が500lxであった。ランプ1灯当たりの光束が2,500lmのランプの灯数として、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、その部屋の床面積は50m 2 、照度率を0.6、保守率0.7とする。
(1)6 灯
(2)9 灯
(3)12 灯
(4)17 灯
(5)24 灯
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(5)
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光と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)曇天の空は、白熱電球より色温度が高い。
(2)点光源から発する光による照度は、光源からの距離に反比例する。
(3)直射日光による水平面照度は、地表での直射日光による法線照度にsin h (h:太陽高度)を乗じたものである。
(4)演色評価数は、100に近いほど基準光源とのずれが小さい。
(5)照明器具の不快グレアの程度には、観測者から見た各照明器具の発光部の立体角が影響する。
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(2)
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光環境の保守に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)日本の事務所建築では光源の交換方式として、集団交換方式より個別交換方式が多い。
(2)光源の設計光束維持率は、点灯時間の経過に伴う光源自体の光束減退などによる照度低下を補償するための係数である。
(3)高圧ナトリウムランプは、点灯姿勢による影響を受けやすい。
(4)保守率は、使用する光源の種類、照明器具の構造等によって左右される。
(5)ハロゲン電球は、一般に蛍光ランプより寿命が短い。
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(2)
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問題91~105