| 建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦 | |||||||||
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Ｈ22（166-180） |
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| 問題166 | 蚊に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | コガタアカイエカは,水田などで発生し,ブタ,ウシ,ヒト等から吸血する.
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| （2） | ヒトスジシマカは,都市部の住宅街や公園などで発生し,夏期に激しくヒトから吸血する.
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| （3） | アカイエカは,九州から北海道まで広く分布し,ヒトや野鳥等から吸血する。
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| （4） | シナハマダラカは,雨水ますなどで発生し,ヒトから吸血する.
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| （5） | チカイエカは,建築物内の地下などで1年中発生し,ヒトから吸血する. | ||||||||
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| 問題167 | 建築物内の蚊の防除に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | 樹脂蒸散剤は,浄化槽のような密閉空間で成虫防除に効果を発揮する.
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| （2） | 浄化槽に殺虫剤を処理する場合は,クレゾールなどの殺菌剤を含有する製剤を使用する.
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| （3） | 排水槽内の成虫の発生状況は,粘着トラップによる捕獲数で調査する.
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| （4） | 成虫防除に用いられるULV処理は,残効性が期待できない.
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| （5） | 排水槽内の幼虫の生息状況は,柄杓などですくい取られた数により調査する. | ||||||||
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| 問題168 | ゴキブリに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | チャバネゴキブリの雌は,卵鞘を唾液などでくぼみやすき間に固着させる.
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| （2） | 屋内で見られるゴキブリ類は,フェロモンの働きにより集合性を示す.
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| （3） | クロゴキブリは,卵から成虫まで発育するのに1年以上を要する.
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| （4） | トビイロゴキブリの日本における分布は,局地的である.
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| （5） | 成虫と幼虫は,同じ餌を摂取する. | ||||||||
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| 問題169 | ゴキブリの防除に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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| （1） | 有機リン剤は,ゴキブリ類に対してフラッシング効果を示す.
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| （2） | 毒餌処理は,速効性が期待できる.
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| （3） | ULV処理には,専用の油剤を使用する.
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| （4） | ローチスポットは,薬剤処理を行う場所の目安となる.
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| （5） | 7か所に3日間設置した粘着トラップに捕獲されたゴキブリの総数が210匹であった場合のゴキブリ指数は30である. | ||||||||
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| 問題170 | ダニ類に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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| （1） | マダニ類は,他のダニ類やチャタテムシなどを捕食する.
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| （2） | 屋内塵に生息するダニ類の中で,優占率の高いダニ類はツメダニ類である.
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| （3） | 屋内塵には,ヒョウヒダニ類やコナダニ類の栄養となる有機物が含まれている.
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| （4） | ヒゼンダニは,ヒトに外部寄生する.
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| （5） | 建築物内に置かれている鉢植えの植物には,ワクモが寄生することがある. | ||||||||
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| 問題171 | ダニの被害と防除対策に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | 吸血性のダニ類の被害を受けた場合には,周辺にヒト以外の宿主となる動物がいる可能性が高い.
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| （2） | ヒゼンダニによる被害は,高齢者福祉施設や病院等で起こりやすい.
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| （3） | ツメダニ類による被害は,その数が屋内塵1g中100匹を超えると顕著になる.
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| （4） | カベアナタカラダニは,建築物の外壁などに多数が歩き回るため,人に不快感を与える.
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| （5） | ツメダニ類の被害対策には,除塵よりも殺虫剤処理の方が効果的である. | ||||||||
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| 問題172 | 建築物内で発生する害虫に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | チョウバエ類の主な発生源は,ちゅう房の生ごみである.
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| （2） | ゴキブリが夜間の特定の時間帯に活動するのは,体内時計の働きによる.
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| （3） | ヒラタキクイムシは,家具の害虫として知られている.
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| （4） | 近年,トコジラミによる吸血被害がホテル,旅館等の宿泊施設から報告されている.
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| （5） | シバンムシアリガタバチの幼虫は,シバンムシの外部寄生虫で,成虫は人を刺すことがある. | ||||||||
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| 問題173 | 害虫に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | ネコノミは,イヌにも寄生する.
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| （2） | ノシメマダラメイガは,観葉植物から発生する.
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| （3） | ユスリカ類は,屋内のプールで発生することがある.
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| （4） | チャタテムシ類は,高温・多湿時に大発生することがある.
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| （5） | イエヒメアリは,室内に巣をつくり,昼夜を問わず活動する. | ||||||||
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| 問題174 | 殺虫剤に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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| （1） | 粉剤は,水に懸濁させて散布する.
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| （2） | ゴキブリ用の殺虫剤は,全て医薬品又は医薬部外品として薬事法による承認を受けている.
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| （3） | いずれの昆虫成長制御剤(IGR)も,表皮形成阻害活性を示す.
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| （4） | ピレスロイド剤は,魚毒性が低い.
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| （5） | LD50の値が大きいほど,殺虫力が強い. | ||||||||
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| 問題175 | ネズミの生態に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | ハツカネズミは農村や港湾地域に分布しており,建築物では少ない.
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| （2） | ネズミ類は,高圧変電器に触れて停電の原因となることがある.
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| （3） | クマネズミは,植物質の餌を好む.
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| （4） | ドブネズミは警戒心が強く,毒餌やトラップによる防除が困難である.
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| （5） | クマネズミは,運動能力に優れ,垂直な壁や電線を伝わって屋内に侵入する. | ||||||||
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| 問題176 | ネズミの防除に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | 殺鼠剤を用いることが,防除の基本となる.
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| （2） | 生息状況調査を行う際には,証跡を確認することが重要である.
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| （3） | 全ての殺鼠剤は,製剤を経口的に体内に取り込ませることを目的として製造されている.
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| （4） | 忌避剤であるカプサイシンは,ケーブルなどのかじり防止などの目的で使用される.
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| （5） | 侵入を防ぐために,通風口や換気口に取り付ける金属格子の目の幅は1cm以下にする. | ||||||||
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| 問題177 | 衛生動物と疾病に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | ネズミ類は,レプトスピラ症を媒介する.
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| （2） | ヒョウヒダニ類は,小児喘息の原因となる.
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| （3） | マダニ類は,発疹チフスを媒介する.
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| （4） | ヒトスジシマカは,チクングニア熱の媒介蚊である.
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| （5） | コガタアカイエカは,日本脳炎の媒介蚊である. | ||||||||
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| 問題178 | 防虫・防鼠構造並びに機器に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | ULV機は,低濃度の薬剤を100μm前後の粒子にして,均一に噴射する機器である.
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| （2） | 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の防虫・防鼠構造は,建築基準法の規定に基づき,保健所長による審査が行われる場合がある.
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| （3） | 昆虫の屋内侵入防止には,窓などに20メッシュ以下の網戸を設置すると良い. |
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| （4） | 煙霧機は,殺虫剤の油剤を気化させて,室内空間に飛んでいる害虫の駆除を目的として使用する.
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| （5） | 防虫・防鼠構造は,建築物の新築時に設計段階で取り入れるべきものである。 | ||||||||
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| 問題179 | 作業の安全管理に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | 毒餌は,食品取扱い場所,子供やペットがいる場所では,毒餌箱に入れて配置する.
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| （2） | 調査には通気性の良い手袋を用い,薬剤の取扱いには耐有機溶媒性のある手袋を用いる.
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| （3） | 殺虫剤の油剤や乳剤の多くは,消防法で定める危険物の第4類第2石油類に相当する.
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| （4） | エアポンプが使用されている観賞魚用水槽がある場所では,薬剤の空間処理を控える.
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| （5） | 配電盤に殺虫剤を処理する場合には,水和剤を用いる. | ||||||||
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| 問題180 | IPM(総合的有害生物管理)に基づく防除を実施する場合の留意点に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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| （1） | 人や環境に対する影響を可能な限り少なくするように配慮する.
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| （2） | 有効かつ適切な防除法を組み合わせて実施する.
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| （3） | まずは,発生時対策を行う.
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| （4） | 食毒剤の使用に当たっては,誤食防止を図るとともに,防除作業終了後,直ちに回収する.
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| （5） | 薬剤散布後,一定期間入室を禁じて,換気を行うなど利用者の安全を確保する. | ||||||||
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| 解答166〜180 | ＨＯＭＥ | |
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