建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦 | |||||||||
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H21(21-45) |
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問題21 | 臓器系の機能に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 神経感覚内分泌系は,ヒトの全体的機能のコントロールをつかさどる.
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(2) | 消化器系は,食物の消化吸収及び消化液を出して消化を助ける機能を有する.
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(3) | 腎泌尿器系は,人体内に生じた老廃物を排泄する.
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(4) | 筋骨格系は身体の保持のみならず,呼吸などの生命維持にも関与する.
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(5) | 循環器系が運んできた全身からの酸素を,呼吸器系が体外に排出する. | ||||||||
問題22 | 建築物内で健康に影響を与える次の要因のうち,物理的要因として最も不適当なものはどれか.
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(1) | オゾン |
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(2) | 温度 |
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(3) | 振動 |
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(4) | 光 |
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(5) | 湿度 | ||||||||
問題23 | 日本産業衛生学会の「許容濃度の勧告」に規定されている許容濃度に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 1日8時問,週40時間程度の労働に当てはまる濃度を定めている.
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(2) | 労働者の有害物質による健康障害を予防するために勧告される.
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(3) | 人及び動物についての実験研究などから得られた知見に基礎を置いて決められる.
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(4) | 空気中濃度がこの数値以下であれば健康障害が起こることのない濃度である.
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(5) | 許容濃度の決定の際に考慮された生体影響の種類は物質により異なる. | ||||||||
問題24 | 事務所衛生基準規則で基準として定められていない項目は,次のうちどれか.
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(1) | 照明 |
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(2) | 気積 |
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(3) | ホルムアルデヒド | ||||||||
(4) | 一酸化窒素 |
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(5) | 浮遊粉じん | ||||||||
問題25 | 人体の熱放散の仕組みとして,最も適当なものは次のうちどれか. |
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(1) | 筋緊張 |
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(2) | 皮膚血管の収縮
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(3) | ふるえ |
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(4) | 運動 |
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(5) | 発汗 | ||||||||
問題26 | 空気汚染と健康障害に関する次の組合せのうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 夏型過敏性肺炎 ---
真菌(トリコスポロン) |
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(2) | 肺癌
------------- たばこ |
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(3) | 気道粘膜の刺激 ---
オゾン |
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(4) | 喘息
------------- アスベスト |
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(5) | 感冒 ------------- ウイルス | ||||||||
問題27 | シックビル症候群の危険因子として,最も不適当なものは次のうちどれか.
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(1) | 室外空気の供給
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(2) | アトピー体質
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(3) | 清掃の回数不足
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(4) | 揮発性有機化合物(VOCs)
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(5) | 職場でのストレス | ||||||||
問題28 | 二酸化硫黄に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 火山活動により排出される.
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(2) | 石炭の使用の減少により大気中濃度は減少した.
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(3) | 400〜500ppmでは呼吸困難を来し,死亡することがある.
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(4) | 粘膜に対する刺激作用がある.
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(5) | 大気の汚染に係る環境基準(1時間値)は10ppmである. | ||||||||
問題29 | ホルムアルデヒドに関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 刺激性に乏しく,一般に毒性は弱い.
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(2) | 暖房器具から発生する燃焼排気ガス中に存在する.
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(3) | 35〜38%水溶液は,ホルマリンと呼ばれる.
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(4) | 洗剤や化粧品の原料として使われる.
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(5) | 肺水腫を起こす. | ||||||||
問題30 | 結核に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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(1) | 感染しても多くの人は,発病に至らない.
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(2) | 水系感染する.
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(3) | 近年,我が国では,集団発生の事例がない. |
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(4) | 欧米での罹患率は,我が国より高い.
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(5) | 近年,我が国では,死亡者はいない. | ||||||||
問題31 | たばこ対策に関する次の文章の[
]内に入る用語の組合せとして,最も適当なものはどれか. [ ア ]が平成15年に施行され,多数の人が利用する施設の管理者は,施設利用者に[ イ ]を防止するための必要な措置を講ずるよう努めなければならないとされた.その防止措置として,施設内を全面禁煙とする方法と分煙する方法がある. |
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ア | イ | ||||||||
(1) | 健康増進法 ---
換気量不足 |
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(2) | 健康増進法 ---
受動喫煙 |
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(3) | 地域保健法 ---
受動喫煙 |
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(4) | 地域保健法 ---
換気量不足 |
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(5) | 地域保健法 --- 健康被害 | ||||||||
問題32 | 一酸化炭素に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 一酸化炭素濃度は,室内空気の汚染や換気の総合指標として用いられる.
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(2) | 石油ストーブや都市ガスなどの不完全燃焼などにより一酸化炭素が発生する.
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(3) | 一酸化炭素は,酸素より200倍以上強いヘモグロビン親和性をもつ.
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(4) | 血液中の一酸化炭素ヘモグロビン濃度は,喫煙者の方が非喫煙者より高い. | ||||||||
(5) | 血液中の一酸化炭素ヘモグロビン濃度が60〜70%になると,昏睡とともにけいれんを起こし,時に死亡することがある. | ||||||||
問題33 | 音に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 会話の音声のレベルが55〜65dBの時に,騒音のレベルが45dB以下であれば,十分な了解度が得られる.
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(2) | 加齢に伴い高い周波数域から聴力低下が起こる.
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(3) | 可聴範囲の上限周波数は,約30kHzである.
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(4) | 聴覚系の周波数特性を補正した尺度をA特性音圧レベルという.
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(5) | 人の聴覚が最も敏感な周波数は,4,000Hz付近である. | ||||||||
問題34 | 振動に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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(1) | 振動レベルの単位はHzである.
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(2) | 振動による人の感覚は,周波数によって異なる.
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(3) | 交通車両の運転により受ける振動障害は,強い水平振動による.
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(4) | 振動の知覚は,皮膚にある知覚神経末端受容器のみによりなされる.
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(5) | 全身振動の生体影響として,レイノー現象がある. | ||||||||
問題35 | 光環境と視覚に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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(1) | 輝度は,快適性を表す指標である.
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(2) | 照度が低下すると,瞳孔は縮小する.
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(3) | 網膜にある杵体細胞は,暗いときに働きやすい.
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(4) | 照明の質は,照度により決定される.
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(5) | 視力は,100 lx付近で大きく変化する. | ||||||||
問題36 | 色彩に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 暖色系は,手前に進出して見える進出色である.
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(2) | ジャッドの色彩調節の原理は,色彩を使って環境を調節する指針である.
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(3) | 配色には,危険・注意等の警告のために実施される識別配色がある. |
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(4) | 暗い色は明るい色に比べて,より重厚な感覚を与える. |
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(5) | 色彩の性質を決める要素は,色相,明度,彩度,輝度である. | ||||||||
問題37 | 紫外線の生体影響として,最も不適当なものは次のうちどれか.
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(1) | 皮膚の悪性黒色腫の発生
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(2) | 白血病の発生
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(3) | 電気性眼炎の発生
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(4) | クル病の予防作用
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(5) | 皮膚の紅斑の出現 | ||||||||
問題38 | 電離放射線の生体影響に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 遺伝子や染色体に作用して異常を起こす.
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(2) | 感受性が最も高い細胞は神経細胞である.
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(3) | 皮膚潰瘍を生ずる.
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(4) | 白内障を生ずる.
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(5) | 脱毛を生ずる. | ||||||||
問題39 | 電磁波に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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(1) | 紫外線は,赤外線より皮膚透過性が大きい.
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(2) | 磁場の強さを示す単位として,ジュール(J)を用いる.
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(3) | 強いマイクロ波は,白内障の原因となる.
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(4) | レーザとは,複数の波長を組み合わせた電磁波のことである.
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(5) | 可視光線の波長は,赤外線の波長より長い. | ||||||||
問題40 | 人と水に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 体重50sの成人の体内の水分量は,通常30kg前後である.
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(2) | 人が生理的に1日に必要とする水分量は,成人で約1.5Lである.
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(3) | 通常の食事及び水分摂取の状態で,成人が1日に排泄する尿の量は1〜2Lである.
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(4) | 体内で生成された老廃物の排泄のため,成人では1日に最低0.4〜0.5Lの尿が必要である.
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(5) | 体内における食物の代謝過程で生成される代謝水は,通常成人で1日に約1Lである. | ||||||||
問題41 | 水道法に基づく水質基準項目に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 水銀及びその化合物には,有機水銀化合物が含まれる.
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(2) | トリクロロエチレンは,消毒副生成物の一つである.
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(3) | 鉛及びその化合物は,神経系の障害や貧血などの中毒症状を起こす.
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(4) | フッ素は,多量に含まれていると,斑状菌の原因となる.
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(5) | ヒ素化合物の毒性の強さは,その結合形によって異なる. | ||||||||
問題42 | 水系感染症の特徴に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | 患者の発生は,給水範囲と重なる.
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(2) | 初発患者の発生から数日で爆発的に患者が増える.
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(3) | 患者の発生は,季節によって左右されることが多い.
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(4) | 一般に致死率は低く,軽症例が多い.
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(5) | 一般に患者の発生は,性別や職業に無関係である. | ||||||||
問題43 | 次の感染症のうち,ウイルスによって引き起こされる疾患の組合せとして,正しいものはどれか.
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ア |
麻しん |
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イ |
インフルエンザ |
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ウ |
カンジダ症 |
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エ |
レジオネラ症 |
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オ | 結核 | ||||||||
(1) | ア と イ |
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(2) | ア と オ |
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(3) | イ と ウ |
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(4) | ウ と エ |
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(5) | エ と オ | ||||||||
問題44 | クリプトスポリジウム症に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
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(1) | 病原体はウイルスである.
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(2) | 水の塩素消毒は病原体に対して有効である. |
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(3) | 病原体による水の汚染のおそれがあるときは,大腸菌及び嫌気性芽胞菌の検査を行う.
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(4) | 病原体を含む微細な水滴が肺に吸入されて発症する.
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(5) | ヒト以外の動物には起こらない. | ||||||||
問題45 | 消毒及び滅菌に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.
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(1) | ある環境中の微生物のうち,病原体を死滅させることを消毒という.
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(2) | 放射線による滅菌では,X線やγ線が用いられる.
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(3) | 酸化エチレンは,ガス減菌法として用いられる.
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(4) | 乾熱減菌は,高圧の蒸気を用いる方法である.
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(5) | 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律では,病原体に汚染された場所の消毒に関する規定がある. | ||||||||
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