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平成ヘイセイ２１年度ネンド　　「午前ゴゼン」

Ｈ21（1-20）
問題モンダイ1 日本国憲法第25条に規定されている次の条文の[       ]内に入る語句の組合せとして,正しいものはどれか.

第25条 すべて国民は,[    ア    ]で文化的な[    イ    ]生活を営む権利を有する.
2 国は,すべての生活部面について,社会福祉,[    ウ    ]及び[     エ   ]の向上及び増進に努めなければならない.
  ア   イ      ウ           エ
（1） 健全 --- 最低限度の --- 公共福祉 --- 生活水準
（2） 健全 --- 最低限度の --- 公共福祉 --- 公衆衛生
（3） 健全 --- 最低保障の --- 杜会保障 --- 公衆衛生
（4） 健康 --- 最低保障の --- 公共福祉 --- 生活水準
（5） 健康 --- 最低限度の --- 社会保障 --- 公衆衛生
問題モンダイ2 現在の衛生行政組織に関する次の記述のうち,最も適当なものはどれか.
（1） 健康増進法に基づき中核市は,保健所を設置する.
（2） 学校保健に関する地方の行政事務は,保健所が責任を負う.
（3） 建築基準法に規定されている特定行政庁とは,国土交通省である。
（4） 労働衛生行政の地方レベルにおける組織は,市町村にある.
（5） 下水道の終末処理場の維持管理に関することは,環境省と国土交通省の所管である. 
問題モンダイ3 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか.
（1） 公衆衛生の向上及び増進に資することを目的にしている.
（2） 特定建築物の所有者,占有者等に,建築物環境衛生管理基準に従って維持管理することを義務付けている. 
（3） 特定建築物の衛生的環境の確保を目的に,空気調和及び給排水等建築物衛生設備の設計指針を定めている.
（4） 保健所の業務として,多数の者が使用し,又は利用する建築物の維持管理について,環境衛生上の正しい知識の普及を図ることを規定している.
（5） 特定建築物の所有者等に,建築物環境衛生管理技術者の選任を義務付けている. 
問題モンダイ4 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物としての用途に該当するものは次のうちどれか.
（1） 銀行
（2） 自然科学研究所
（3） 病院
（4） 寄宿舎
（5） 倉庫 
問題モンダイ5 次の建築物のうち、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物に該当するものはどれか.
（1） 延べ面積3,200m2の店舗の上階に1,500m2の共同住宅を併せもつ,4,700m2の複合建築物
（2） 延べ面積5,000m2の教室と2,500m2の体育館を併せもつ,7,500m2の公立中学校の建築物
（3） 延べ面積2,800m2の事務所と500m2の電力会社の地下変電所を併せもつ,3,300m2の事務所建築物
（4） 延べ面積2,500m2の地下道と2,500m2の店舗を併せもつ,5,000m2の地下街
（5） 延べ面積2,800m2の美術館と1,500m2の市の公共地下駐車場を併せもつ,4,300m2の複合建築物 
問題モンダイ6 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の届出に関する次の記述のうち,正しいものはどれか. 
（1） 特定建築物の所在地を所管する保健所を経由して,厚生労働大臣に提出する.
（2） 特定建築物が使用されるに至ったときは,その日から1ヵ月以内に届け出なければならない.
（3） 国又は地方公共団体の用に供する特定建築物は,届出が免除される.
（4） 該当しなくなった場合の届出は,その日から6ヵ月以内に行わなければならない.
（5） 特定建築物の届出を長期にわたって行わなかった場合は,当該特定建築物の使用の停止処分を受ける場合がある. 
問題モンダイ7 建築物の衛生的環境の確保に関する法律に基づき,所有者等が備え付けるべき帳簿書類として,最も適当なものは次のうちどれか.
（1） 電気設備の点検整備の記録
（2） エレベーター設備の点検整備の記録 
（3） 消火設備の点検整備の記録
（4） 排水設備の点検整備の記録
（5） ガス設備の点検整備の記録 
問題モンダイ8 次の空気環境測定項目のうち,1日の使用時間中の平均値をもって建築物環境衛生管理基準と比較すべき項目の組合せはどれか.
（1） 一酸化炭素の含有率 --- 二酸化炭素の含有率 --- 温度
（2） 一酸化炭素の含有率 --- 二酸化炭素の含有率 --- 相対湿度
（3） 浮遊粉じんの量 ------- 温度 ---------------- 気流
（4） 浮遊粉じんの量 ------- 一酸化炭素の含有率 --- 二酸化炭素の含有率
（5） 浮遊粉じんの量 ------- 相対湿度 ------------ 気流 
問題モンダイ9 建築物環境衛生管理基準の空気環境に関する測定項目とその基準との組合せとして,誤っているものは次のうちどれか.
（1） 浮遊粉じんの量 -------- 空気1立方メートルにつき0.15mg以下
（2） 気流 ----------------- 0.5m/s以下
（3） 二酸化炭素の含有率 --- 百万分の1,500以下
（4） ホルムアルテヒトの量 --- 空気1立方メートルにつき0.1mg以下
（5） 相対湿度 ------------- 40パーセント以上70パーセント以下 
問題モンダイ10 特定建築物に選任された建築物環境衛生管理技術者の職務に関する次の記述のうち,最も不適当なものはどれか.

（1） 環境衛生上の維持管理に関する管理業務計画を策定する. 
（2） 建築物環境衛生管理基準に従って維持管理が行われるよう,環境衛生上の維持管理業務を指揮監督する.
（3） 建築物内の環境衛生をより良好にするため必要があると認めたときは,建築物所有者等に衛生設備等の改善を命令する. 
（4） 建築物環境衛生管理基準に関する測定又は検査結果等の評価を行う.
（5） 環境衛生上の維持管理に必要な調査を実施する. 
問題モンダイ11 建築物環境衛生管理技術者免状に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか.
（1） 免状の返納を命じられ,その日から起算して3年を経過しない者には,免状の交付がされない場合がある.
（2） 免状の交付を受けている者は,免状を失った場合は,免状の再交付を申請することができる.
（3） 免状の交付を受けている者が,建築物における衛生的環境の確保に関する法律に違反したときは,その免状の返納を命じられることがある.
（4） 免状の交付を受けている者は,免状の記載事項に変更を生じたときは,免状の書換え交付を申請することができる.
（5） 免状を受けている者が死亡した場合は,戸籍法に規定する届出義務者は,1ヵ月以内に免状を返還しなくてはならない. 
問題モンダイ12 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく事業の登録に関する次の記述のうち,正しいものはどれか.
（1） 事業の登録の申請は,保健所長を経由して厚生労働大臣に申請する.
（2） 登録基準として,財務管理基準が定められている.
（3） 登録の有効期間は,5年間である.
（4） 登録を受けなければ,特定建築物の環境衛生上の維持管理を行うことはできない.
（5） 複数の営業所がある場合は,それぞれの営業所ごとに事業の登録を行う. 
問題モンダイ13 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物に対する報告,立入検査等に関する次の文章の[        ]内に入る語句の組合せとして,最も適当なものはどれか.

[    ア    ]は,厚生労働省令に定める場合において,この法律の施行に関し必要があると認めるときは,[    イ    ]に対し,必要な報告,説明をさせ,又はその職員に特定建築物に立ち入り,その設備,帳簿書類その他の物件を検査させ,若しくは[    ウ    ]に質問させることができる.
    ア イ                ウ
（1） 厚生労働大臣 ----- 建築物環境衛生管理技術者 --- 建築物所有者等
（2） 都道府県知事 ----- 特定建築物所有者等 --------- 関係者
（3） 都道府県知事 ----- 建築物環境衛生管理技術者 --- 建築物所有者等
（4） 厚生労働大臣 ----- 特定建築物所有者等 --------- 関係者
（5） 環境衛生監視員 --- 建築物環境衛生管理技術者 --- 建築物所有者等 
問題モンダイ14 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく一類感染症に該当しない疾患は,次のうちどれか.

（1） ペスト
（2） エボラ出血熱
（3） 痘そう(天然痘)
（4） ラッサ熱
（5） 鳥インフルエンザ 
問題モンダイ15 浄化槽法に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか.
（1） 浄化槽清掃業を営もうとする者は,市町村長の許可を受けなければならない.
（2） 浄化槽の保守点検は,その技術上の基準に従って行わなければならない.
（3） 浄化槽設備士及び浄化槽管理士について定めている.
（4） 浄化槽法での浄化槽は,年1回水質に関する定期検査を受けなければならない.
（5） 浄化槽管理者は,保守点検の記録を5年間保存しなければならない. 
問題モンダイ16 生活衛生関係営業について,施設の開設又は営業に当たって,許可を要しないものは次のうちどれか.

（1） ホテル
（2） 映画館
（3） レストラン
（4） クリーニング店
（5） 公衆浴場 
問題モンダイ17 旅館業法第4条第1項に規定されている次の条文の[        ]に入る語句の組合せとして,正しいものはどれか.

営業者は,営業施設について,[    ア    ],採光,[    イ    ],防湿及び清潔その他宿泊者の[    ウ    ]に必要な措置を講じなければならない.
  ア           イ           ウ
（1） 換気 --- 照明 --- 衛生
（2） 防音 --- 保湿 --- 安全
（3） 保湿 --- 換気 --- 衛生
（4） 換気 --- 防音 --- 安全
（5） 防音 --- 照明 --- 衛生 
問題モンダイ18 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する廃棄物に該当しないものは,次のうちどれか.

（1） 廃油
（2） 放射性廃棄物
（3） 燃え殻
（4） 廃アルカリ
（5） ふん尿 
問題モンダイ19 水質汚濁防止法により,人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質として定められていないものは,次のうちどれか.

（1） 六価クロム化合物
（2） カドミウム及びその化合物
（3） トリクロロエチレン
（4） 鉄及びその化合物
（5） シアン化合物 
問題モンダイ20 各法律カクホウリツに基モトづいた資格シカクや身分ミブンに関カンする次ツギの組合クミアワせのうち、最モットも不適当フテキトウなものはどれか。
（1） 消防法 --------------- 消防設備士 -------------- 防火管理者 
（2） 毒物及び劇物取り締法 --- 危険物取扱者 ------------ 環境衛生監視員 
（3） 水道法 --------------- 給水装置工事主任技術者 --- 水道技術管理者 
（4） 労働安全衛生法 -------- 労働衛生コンサルタント ----- 衛生管理者
（5） 建築基準法 ------------ 建築主事 --------------- 建築監視員 
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