建築物環境衛生管理技術者試験に挑戦 | ||||||||||||||||
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H19(46-90) |
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問題46 | 光に関する用語とその単位との組合せのうち、誤っているものは次のどれか。 |
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(1) | 光度 ------- cd | |||||||||||||||
(2) | 輝度 ------- cd/m2 | |||||||||||||||
(3) | 発光効率 ---- cd/W | |||||||||||||||
(4) | 光束 -------- Lm | |||||||||||||||
(5) | 立体角 ------ sr | |||||||||||||||
問題47 | 湿気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 飽和水蒸気圧に対する水蒸気圧の比を相対湿度という。 | |||||||||||||||
(2) | 冬季の表面結露を防止するには、外壁の室内側に防湿層を設けると良い。 | |||||||||||||||
(3) | 湿り空気が飽和する温度を露点温度という。 | |||||||||||||||
(4) | 室内空気温度と同じ温度の水で水噴霧加湿をすると空気温度は低下する。 | |||||||||||||||
(5) | 冬季において戸建住宅では、外気に面した壁の出隅部分の室内側で表面結露しやすい。 | |||||||||||||||
問題48 | 常温放射と太陽放射に関する次の文章の[ ]内に入る語句と数値の組合せとして、 最も適当なものはどれか。 すべての物体は、その表面温度に応じた波長の電磁波を射出している。常温物体から射出 される電磁波は、波長が[ ア ]μm付近の[ イ ]が主体である。一方、太陽放射は[ ウ ]である[ エ ]μmの範囲の放射エネルギーが大きい。 |
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ア | イ | ウ | エ | |||||||||||||
(1) | 0.1 --- 紫外線 --- 可視光 --- 0.38〜0.78 | |||||||||||||||
(2) | 0.1 --- 可視光 --- 紫外線 --- 380〜780 | |||||||||||||||
(3) | 0.1 --- 可視光 --- 赤外線 --- 380〜780 | |||||||||||||||
(4) | 10 ---- 赤外線 --- 可視光 --- 0.38〜0.78 | |||||||||||||||
(5) | 10 ---- 赤外線 --- 可視光 --- 380〜780 | |||||||||||||||
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問題49 | 建築材料表面(白色ペイント、黒色ペイント、光ったアルミ箔、新しい亜鉛鉄板)の長波長放射率と日射吸収率の関係を示した下の図のうち、最も適当なものは次のどれか。 | |||||||||||||||
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問題50 | 熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 材料内部に湿気を多く含むほど、熱伝導率は大きくなる。 | |||||||||||||||
(2) | 対流熱伝達率は、壁表面の粗度が影響する。 | |||||||||||||||
(3) | 熱伝導抵抗は、熱伝導率の逆数である。 | |||||||||||||||
(4) | 室内側の放射熱伝達率は、一般的に4.5W/(m2・K)程度となる。 | |||||||||||||||
(5) | 中空層の熱抵抗は、厚さ2cm程度までは、厚さが増すにつれて増大する。 | |||||||||||||||
問題51 | 空気力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 直接ダクトの圧力損失は、ダクト直径の二乗に反比例する。 | |||||||||||||||
(2) | 連続の式は、ダクト中の流体の密度、断面積、流速の積が一定となることを意味する。 | |||||||||||||||
(3) | 動圧は、流速の二乗と流体の密度に比例する。 | |||||||||||||||
(4) | 大気基準圧は、ある地点の圧力を同一高度の大気圧との差圧で表す。 | |||||||||||||||
(5) | ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、形状抵抗係数と動圧に比例する。 | |||||||||||||||
問題52 |
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(1) | 風圧係数は、正負の値をとる。 | |||||||||||||||
(2) | 風上側と風下側の両方の開口面積を2倍にすると、換気量は2倍となる。 | |||||||||||||||
(3) | 外部風による換気量は、外部風速の平方根に比例する。 | |||||||||||||||
(4) | 外部風による換気量は、開口部の風圧係数差の平方根に比例する。 | |||||||||||||||
(5) | 単純な窓の流量係数は、0.7程度の値となる。 | |||||||||||||||
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問題53 | 下の図は、東京都における建築物環境衛生管理基準の、不適合率の経年変化を示したものであるが、[a]に該当する項目は次のうちどれか。 | |||||||||||||||
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(1) | 温度 | |||||||||||||||
(2) | 浮遊粉じん | |||||||||||||||
(3) | 気流 | |||||||||||||||
(4) | 二酸化炭素 | |||||||||||||||
(5) | 相対湿度 | |||||||||||||||
問題54 | 室内温湿度の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 室内絶対湿度は、室内温度が上昇すると低下する。 | |||||||||||||||
(2) | 冷房時には、室内温度と外気温度との差を著しくしない。 | |||||||||||||||
(3) | 暖房期における低湿度を改善することは、室内空気環境管理における大きな課題である。 | |||||||||||||||
(4) | 中央式空気調和の加湿方式のうちで、近年、超音波式が減少傾向にある。 | |||||||||||||||
(5) | 室内の上下温度差が大きい場合には、不快感や生理的障害等の原因となる。 | |||||||||||||||
問題55 | 単一ダクト方式で室内の二酸化炭素濃度が高くなる原因として最も4不適当なものは次のうちどれか。 |
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(1) | 取入外気量が不足している。 | |||||||||||||||
(2) | 送風量が低下している。 | |||||||||||||||
(3) | 在室人数が過大である。 | |||||||||||||||
(4) | 外気冷房を行っている。 | |||||||||||||||
(5) | 外気取入口に燃焼排気が混入している。 | |||||||||||||||
問題56 | 浮遊粉じんに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 室内浮遊粉じんは、たばこ、人の活動、外気等に由来する。 | |||||||||||||||
(2) | 浮遊粉じんを除去するために、空気浄化装置が用いられる。 | |||||||||||||||
(3) | 現在、喫煙可能な建築物では分煙方式が多い。 | |||||||||||||||
(4) | 肺に沈着して、人体に有害な影響を及ぼす粉じんは、通常1〜10μmの大きさのものが多い。 | |||||||||||||||
(5) | 10μm以上の粉じんは、発じんしてもすぐに沈降する。 | |||||||||||||||
問題57 | 空気調和によって室内の二酸化炭素濃度が750ppmとなっている室内に3人が在室している。この部屋の外気導入量として、正しいものは次のうちどれか。 ただし、外気濃度は350ppm、一人当たりの二酸化炭素発生量は20L/hとし、この部屋では空気調和設備以外からの外気の侵入はなく、完全混合(瞬時一様拡散)とする。 |
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(1) | 50 m3/h | |||||||||||||||
(2) | 100 m3/h | |||||||||||||||
(3) | 150 m3/h | |||||||||||||||
(4) | 200 m3/h | |||||||||||||||
(5) | 500 m3/h | |||||||||||||||
問題58 | 室内空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | たばこ煙は、揮発性有機化合物(VOCs)を含んでいる。 | |||||||||||||||
(2) | 窒素酸化物の主要な発生源は、燃焼作用である。 | |||||||||||||||
(3) | 室内におけるオゾンの発生源として、コピー機、静電式空気清浄機の可能性がある。 | |||||||||||||||
(4) | ホルムアルデヒドは、毒性の強い物質であるが刺激性はない。 | |||||||||||||||
(5) | 悪臭防止法に定められている特定悪臭物質は、10種以上ある。 | |||||||||||||||
問題59 | 次の物質のうち、揮発性有機化合物(VOCs)に含まれないものはどれか。. |
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(1) | トルエン | |||||||||||||||
(2) | ベンゼン | |||||||||||||||
(3) | ラドン | |||||||||||||||
(4) | スチレン | |||||||||||||||
(5) | フタル酸ジブチル | |||||||||||||||
問題60 | 空気中の浮遊微生物などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 住宅内のダニアレルゲン量は、秋に最大になると考えられている。 | |||||||||||||||
(2) | 住宅におけるダニアレルゲンの主要発生場所としては、畳の中、布団の中がある。 | |||||||||||||||
(3) | 加湿器の管理が不適切であると、室内空気の微生物汚染の一因となる。 | |||||||||||||||
(4) | 建築物内の結露の防止は、室内空気の微生物汚染の対策になる。 | |||||||||||||||
(5) | 事務所建築物の室内では、浮遊細菌濃度より浮遊真菌濃度の方が高い場合が多い。 | |||||||||||||||
問題61 |
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(1) | ア | |||||||||||||||
(2) | イ | |||||||||||||||
(3) | ウ | |||||||||||||||
(4) | エ | |||||||||||||||
(5) | オ | |||||||||||||||
問題62 | 空気調和設備の熱負荷計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 照明器具の冷房負荷の算定に当たっては、蛍光灯、白熱灯とも照明ワット数当たりの発熱量を同じとする。 | |||||||||||||||
(2) | 外気負荷とは、取入外気を室内条件にまで処理するために必要な熱負荷である。 | |||||||||||||||
(3) | 東京において窓方位が南の室では、冷房の最大負荷が夏季以外に発生することがある。 | |||||||||||||||
(4) | 最大負荷とは、設備容量を決めるための基礎的な数値である。 | |||||||||||||||
(5) | 人体からの発熱量や器具からの発熱量は、冷房負荷計算では算定するが、暖房負荷計算では、安全側として算定しないことがある。 | |||||||||||||||
問題63 | 変風量単一ダクト方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 送風機の風量制御を行うことにより、部分負荷時の搬送エネルギー消費量を軽減できる。 | |||||||||||||||
(2) | 熱負荷のピークの対策として送風機に必要とされる風量は、定風量単一ダクト方式と比較して、吹出口個々の風量の総和より多く設定する必要がある。 | |||||||||||||||
(3) | 送風量が絞られた場合でも、必要外気量を確保するための対策が必要である。 | |||||||||||||||
(4) | 全閉型VAVユニットを使用することによって、不使用室に対する空調を停止することができる。 | |||||||||||||||
(5) | 間仕切り変更や多少の熱負荷の増減に対応しやすい。 | |||||||||||||||
問題64 | 湿り空気線図に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 比容積と乾球温度がわかれば、相対湿度が求められる。 | |||||||||||||||
(2) | 湿り空気の比エンタルピーは、乾球温度が同じでも絶対湿度が大きいほど小さな値となる。 | |||||||||||||||
(3) | 水蒸気分圧とは、湿り空気を理想気体と考えたときの水蒸気の分圧のことである。 | |||||||||||||||
(4) | 顕熱比とは、全熱の変化量に対する顕熱の変化量の比率である。 | |||||||||||||||
(5) | 熱水分比とは、比エンタルピーの変化量と絶対湿度の変化量との比である。 | |||||||||||||||
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問題65 | 下の図は、空気一水方式の空気調和設備を構成する機器を示している。図中のア〜工の機器名の組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。 | |||||||||||||||
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ア | イ | ウ | エ | |||||||||||||
(1) | インダクションユニット
---- ファンコイルユニット --- ボイラ ---- 冷凍機 |
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(2) | ファンコイルユニット ----- 空気調和機 --------- 冷凍機 --- ボイラ | |||||||||||||||
(3) | インダクションユニヅト --- 空気調和機 --------- ボイラ ---- 冷凍機 | |||||||||||||||
(4) | インダクションユニット --- ファンコイルユニット ---- 冷凍機 --- ボイラ | |||||||||||||||
(5) | ファンコイルユニット ----- 空気調和機 --------- ボイラ ---- 冷凍機 | |||||||||||||||
問題66 | 空気調和設備の温熱源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 炉筒煙管式ボイラは、負荷変動に対して安定性がある。 | |||||||||||||||
(2) | セクショナル式ボイラは、分割搬入が可能で寿命が長い。 | |||||||||||||||
(3) | 真空式温水発生機は、運転中の内部圧力が大気圧より低いので、労働安全衛生法の規定によるボイラに該当しない。 | |||||||||||||||
(4) | 空気熱源方式のヒートポンプは、暖房負荷が最大となる時期に採熱効率が最高となる。 | |||||||||||||||
(5) | 水熱源方式のヒートポンプには、地下水・河川水等を採熱源とするものがある。 | |||||||||||||||
問題67 | 蓄熱方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 安価な深夜電力の利用が可能となり、ランニングコストの低減が可能である。 |
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(2) | 開放式蓄熱槽は、密閉式蓄熱槽に比べて搬送動力を小さく抑えることができる。 |
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(3) | 放熱時には、部分負荷に対して、柔軟に対応し、効率の良い運転ができる。 | |||||||||||||||
(4) | 熱源機器が故障した時や停電時にも、短時間であれば蓄熱された熱で対処できる。 | |||||||||||||||
(5) | 夜間の蓄熱運転時は、熱源機器を定格出力に近いところで運転でき、効率的である。 | |||||||||||||||
問題68 | 空気調和方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 四管式ファンコイルユニット方式は、各ユニットごとに冷水、温水を選択して冷暖房を行うことが可能である。 | |||||||||||||||
(2) | 定風量単一ダクト方式は、負荷の変動が類似している室をゾーニングし、一つの系統とする場合が多い。 | |||||||||||||||
(3) | マルチ方式のパッケージ型空気調和機(ビル用マルチ)は、一台の室外ユニットと複数の室内ユニットを端末分岐方式の冷媒配管で接続したもので、室内ユニットの個別運転が可能である。 | |||||||||||||||
(4) | ウォールスルーユニット方式は、外側ガラスと内側ガラスの間に電動ブラインド を内蔵し、その間に空調された空気を吹き出す方式である。 |
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(5) | 定風量単一ダクト方式は、常に一定の風量で送風し給気の温度・湿度を変える方式 である。 |
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問題69 | 空気調和機を構成する装置などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 送風機としては、多翼送風機が多用される。 | |||||||||||||||
(2) | 冷却コイルの凝縮水や噴霧加湿により生じた水滴が下流側に飛散するのを防ぐために、エリミネータが設置されることがある。 | |||||||||||||||
(3) | エアフィルタとしては、通常、ユニット型の乾式フィルタを用いることが多い。 | |||||||||||||||
(4) | ケーシングには、内外面が鋼板でその内部に断熱材として発泡フォームを用いたサンドイッチ構造の外装パネルが用いられる。 | |||||||||||||||
(5) | 冷温水コイルとしては、放熱面積の大きな多管式(U字管式)熱交換器が用いられる。 | |||||||||||||||
問題70 | 全熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 外気冷房が可能な場合でも、熱交換をすることが望ましい。 | |||||||||||||||
(2) | 静止型の温度効率は、湿度効率と異なる値をとる。 | |||||||||||||||
(3) | 回転型は、処理風量が大きなものが多い。 | |||||||||||||||
(4) | 回転型では、ロータ内の排気側残留空気が給気側に持ち込まれる。 | |||||||||||||||
(5) | 回転型の場合、給気風量と排気風量の風量比によっては、熱回収のメリットが少なくなる。 | |||||||||||||||
問題71 | 送風機の特性に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 山型の圧力特性曲線をもつ送風機は、右上がり部分のサージング領域より大風量側の右下がり部分で運転する必要がある。 | |||||||||||||||
(2) | 最高効率点付近で運転すると、発生騒音が小さくなる。 | |||||||||||||||
(3) | 羽根車の回転数を2倍にすると、送風機の軸動力は8倍になる。 | |||||||||||||||
(4) | 吸込み側に渦流れ、旋回流、偏流が存在すると、送風機の性能が低下する。 | |||||||||||||||
(5) | 羽根車の回転数を2倍にすると、送風機の全圧は2倍になる。 | |||||||||||||||
問題72 | 吹出口と吹出気流に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | ドラフト防止の観点から、到達距離や拡散半径を定義する風速として0.25m/sを用いることが多い。 | |||||||||||||||
(2) | 天井や壁に沿った気流は、到達距離が伸びる。 | |||||||||||||||
(3) | 天井ディフユーザの場合、アンチスマッジリングを吹出口の外コーンと一緒に設置すれば、天井板の汚染を防止することが可能である。 | |||||||||||||||
(4) | 吹出し空気に対する周囲空気の誘引比が高い線状吹出口は、居住域の温度分布を良好にする。 | |||||||||||||||
(5) | 天井高2.7mの部屋の場合、天井吹出しの拡散型吹出口は、冷房時の吹出し温度差を20K程度とすることが可能である。 | |||||||||||||||
問題73 | 空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 高速の気流がフィルタ面に吹き付ける場合には、じゃま板をフィルタの上流側に設置する。 | |||||||||||||||
(2) | HEPAフィルタは、通常、上流側に粗じんを除去するプレフィルタを設置する。 | |||||||||||||||
(3) | 静電式は圧力損失が少なく、微細な粉じんまで効率よく捕集できる。 | |||||||||||||||
(4) | 自動更新型フィルタは、汚れに応じて、ろ材を自動的に巻き取るので、捕集効率が高い。 | |||||||||||||||
(5) | 高性能フィルタは、ろ材を折り込み、ろ過風速を遅くすることにより、圧力損失を低くしている。 | |||||||||||||||
問題74 | 冷湿水配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 直接還水式(ダイレクトリターン方式)は、各機器ごとの配管経路の全低抗が異なるため、水量のバランスが取りにくい。 | |||||||||||||||
(2) | 3管式は往き管として冷水管と湿水管とを別々に配管し、還り管を共通にした方式である。 | |||||||||||||||
(3) | ブースタポンプ方式は、冷房時と暖房時で流量が大きく異なる場合に用いられる。 | |||||||||||||||
(4) | 配管内の空気を排除するため、管径50mm以下の管では最低流速を0.6m/s以上とする。 | |||||||||||||||
(5) | 系内水温が100℃以下の場合には密閉式膨張水槽が、100℃以上の場合には開放式膨張水槽が用いられる。 | |||||||||||||||
問題75 | 空気調和設備の冷温水配管系に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 小水量域で遠心ポンプを運転すると、ポンプ内の水温が上昇する。 | |||||||||||||||
(2) | プレート式熱交換器の機器損失水頭は、一般に冷湿水ヘッダの機器損失水頭より小さい。 | |||||||||||||||
(3) | ポンプのインバータ運転は、インバータ出力に含まれる高調波により、電動機の発熱が問題となる場合がある。 | |||||||||||||||
(4) | メカニカルシールを使用しているポンプは、運転時に微量の漏れが必要である。 | |||||||||||||||
(5) | 冷却水ポンプや冷温水循環ポンプは、ケーシング耐圧強度を高めている。 | |||||||||||||||
問題76 | 換気方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 電気室では、室温が許容温度以下になるように必要換気量を算定する。 | |||||||||||||||
(2) | ボイラ室では、燃焼空気量を給気に加算するとともに、室内を負圧にする。 | |||||||||||||||
(3) | 業務用のちゅう房では、臭気が食道などへ漏れ出さないように・ちゅう房内をやや負圧にする。 | |||||||||||||||
(4) | 病院では、病原菌が他の病室に流れ込むことのないように、ダクト系統を分ける。 | |||||||||||||||
(5) | ホテルの宴会場は、利用形態によって人員密度が異なることが多いので、二酸化炭素濃度による取入れ外気量の自動制御を行うことがある。 | |||||||||||||||
問題77 | 換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 臭いがある排気の排気ダクトが建築物内を通る場合、ダクト内が負圧となるような位置に送風機を設置した。 | |||||||||||||||
(2) | 寒冷地において、居室の余剰排気をアトリウムに排出し、駐車場の空気が居室に逆流しないよう十分配慮した上で、その排気を更に駐車場の給気に用いた。 | |||||||||||||||
(3) | 厨房排気に調理用グリースフィルタを設置したフードを用いた。 | |||||||||||||||
(4) | 冷却塔に隣接して、居室系統の外気取入口を設置した。 | |||||||||||||||
(5) | 駐車場の換気として、少量の空気を高速ノズルで吹き出す誘引誘導式換気方法を採用した。 | |||||||||||||||
問題78 | 温熱環境要素の測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | アスマン通風乾湿計において、通風速度2m/s以下での測定は望ましくない。 | |||||||||||||||
(2) | アウグスト乾湿計では、気流、熱放射が示度に直接影響する。 | |||||||||||||||
(3) | 相対湿度の測定には、毛髪などの伸縮を利用する方法がある。 | |||||||||||||||
(4) | 温度の測定には、金属の膨張を利用する方法がある。 | |||||||||||||||
(5) | グローブ温度計は、熱放射を測定するもので、気流の影響を受けない。 | |||||||||||||||
問題79 | 室内空気環境の管理における浮遊粉じんの測定法と測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 測定に用いる粉じん計の較正は、1年以内ごとに行う。 | |||||||||||||||
(2) | 透過光法の粉じん計は、粉じん濃度をOD値として表示する。 | |||||||||||||||
(3) | 光散乱方式の粉じん計の較正係数K値は、1.0である。 | |||||||||||||||
(4) | 一般に浮遊粉じんの測定は、粉じんの化学成分を考慮していない。 | |||||||||||||||
(5) | ローボリウムエアサンプラ法は、浮遊粉じん濃度の標準測定法である。 | |||||||||||||||
問題80 | ホルムアルデヒド測定法などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | DNPHカートリッジ捕集一HPLC(高速液体クロマトグラフ)法は、オゾンなどの妨害ガスの影響を受ける。 | |||||||||||||||
(2) | AHMT法は、他の妨害ガスの影響をほとんど受けない。 | |||||||||||||||
(3) | パッシブサンプラ法は、分子の拡散原理が利用されている。 | |||||||||||||||
(4) | 現在使用されている簡易測定法には、定電位電解法、光電光度法等がある。 | |||||||||||||||
(5) | 電動ポンプ式の検知管法は、精密測定に用いられる。 | |||||||||||||||
問題81 | 次の検出器又は測定方法のうち、揮発性有機化合物(VOCs)'の測定に関連のないものはどれか。 |
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(1) | FTD (熱イオン化検出器) | |||||||||||||||
(2) | FID (水素炎イオン化検出器) | |||||||||||||||
(3) | 固相捕集・溶媒抽出 -- GC/MS法 | |||||||||||||||
(4) | 容器採取 -- GC/MS法 | |||||||||||||||
(5) | ピエゾバランス法 | |||||||||||||||
問題82 | 室内環境における測定対象項目とその測定器又は測定方法との組合せのうち、最も不適当なものは次のどれか。 |
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(1) | ラドンガス --------- オルファクトメータ(Olfactometer)法 | |||||||||||||||
(2) | 二酸化炭素 ------- 非分散型赤外線吸収法 | |||||||||||||||
(3) | ダニアレルゲン ----- 免疫学法 | |||||||||||||||
(4) | 窒素酸化物 ------- 化学発光法 | |||||||||||||||
(5) | 一酸化炭素 ------- 検知管法 | |||||||||||||||
問題83 | 空調調和設備の試運転調整に関する次の記述のうち、最も不適となものはどれか。 | |||||||||||||||
(1) | ダクト内部の細かなじんあいは、本運転に入る前に、他に被害を及ぼさない時期を選んで、送風機を数回継続的に運転し、除去する。 | |||||||||||||||
(2) | 小型電動機の絶縁抵抗が低下している場合には、ロータを外して内部へ電球を入れるか、熱風で乾燥して、絶縁抵抗の回復を図る。 | |||||||||||||||
(3) | 各機器の回転部分の軸受等にグリス・潤滑油を供給し、数か月運転後に油を取り替える。 | |||||||||||||||
(4) | 空気浄化装置やコイルのビニール養生を撤去した後、圧縮空気やブラシ等で清掃する。 | |||||||||||||||
(5) | 吹出口から吹き出している風量が設計値どおりであっても、偏って吹き出している場合は、平均的に吹き出すように調整する。 | |||||||||||||||
問題84 | 冷却塔や冷却水の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | スライムやレジオネラ属菌の対策としては、殺菌の単一機能薬剤を月に1〜3回、間欠的に投入する。 | |||||||||||||||
(2) | 建築物環境衛生管理基準に基づき、冷却塔、冷却水の水管は、それぞれ1年以内ごとに1回、定期的に清掃しなければならない。 | |||||||||||||||
(3) | スケールが発生すると、冷却塔の冷却効率の低下を招く。 | |||||||||||||||
(4) | 冷却水の濃縮管理方法に併せて、防スケール・防食剤を添加すると、節水効果が得られる。 | |||||||||||||||
(5) | レジオネラ属菌検出時の対策実施後は、菌数が検出限界未満であることを確認する。 | |||||||||||||||
問題85 | 音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 音速は、波長と周波数の積である。 | |||||||||||||||
(2) | 1オクターブ幅とは、周波数が2倍になる間隔である。 | |||||||||||||||
(3) | 空気密度、音速が一定であれば;音の強さは音圧の二乗に比例する。 | |||||||||||||||
(4) | 線音源からの音圧レベルは、距離が2倍になると6dB減衰する。 | |||||||||||||||
(5) | コインシデンス効果が生じると、壁体の透過損失が低下する。 | |||||||||||||||
問題86 |
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(1) | 吸収された音の強さ = I0−(I1十I3) | |||||||||||||||
(2) | 反射率 = (I0−I2−I3)/I0 | |||||||||||||||
(3) | 吸音率 = 1−(I1+I3)/I0 | |||||||||||||||
(4) | 音響透過率 = 1−(I1+I2)/I0 | |||||||||||||||
(5) | 音響透過損失 = 10 log10(I0/I3) | |||||||||||||||
問題87 | 昼光照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 昼光では色温度が高いほど、平均演色評価数が高くなる。 | |||||||||||||||
(2) | 曇天の空は、白熱電球より色温度が高い。 | |||||||||||||||
(3) | 大気透過率が等しければ、太陽高度が高いほど直射日光による水平面照度は高くなる。 | |||||||||||||||
(4) | 室内において表面の反射率が高いほど、間接昼光率は大きくなる。 | |||||||||||||||
(5) | 昼光率の計算に用いる全天空照度は、直射日光による照度を除いて測定する。 | |||||||||||||||
問題88 | 人工光源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 白熱電球に比べ、蛍光ランプの寿命は短い。 | |||||||||||||||
(2) | 白熱電球に比べ、蛍光ランプは発光効率が良い。 | |||||||||||||||
(3) | 蛍光ランプの中には、色温度が3,000K以下のものもある。 | |||||||||||||||
(4) | メタルハライドランプは、HIPランプの一種である。 | |||||||||||||||
(5) | ハロゲン電球は、温度放射に伴う発光を利用している。 | |||||||||||||||
問題89 | 照明器具に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 保守率は、室内の粉じん発生量の影響を受ける。 | |||||||||||||||
(2) | 保守率は、照明器具構造の影響を受けない。 | |||||||||||||||
(3) | 照明率は、室内表面の反射率の影響を受ける。 | |||||||||||||||
(4) | 照明率は、光源の設計光束維持率の影響を受けない。 | |||||||||||||||
(5) | 照明率は、照明器具の配光の影響を受ける。 | |||||||||||||||
問題90 | 加湿器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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(1) | 蒸気スプレー式は、ノズルの目詰まりが発生することがある。 | |||||||||||||||
(2) | 超音波式は、水中に含まれている不純物が室内に放出されることがある。 | |||||||||||||||
(3) | 滴下式は、応答性が良いので、高度な湿度制御が可能である。 | |||||||||||||||
(4) | 電極式は、シーズンごとにシリシダの清掃又は交換を行うことが望ましい。 | |||||||||||||||
(5) | 電熱式は無菌でクリーンな加湿ができ、設置スペースが小さいなどの利点がある。 | |||||||||||||||
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